PAL068便
bkマニアとドナドナの歌



98/7/10b追加版


改訂箇所へJump!

98/7/14 追加版


改訂箇所へJump!


 
bkマニアのための情報





前回の「どうやら機長はゴリラを助けてしまったらしい」
とても大きな反響を呼んだようで、
たくさんのメールをもらった。

ただ、これだけは言っておくが、
この反響は何も機長のせいではなく、
Dewar夫妻の行動結果的にそれを応援した
すべてのDatebk3登録ユーザ
の賜物である。
あの記事を読んで、Datebk3の登録を決意した、
という人もいたりして、
機長もあの記事を柄にもなく書いた甲斐が
あったというものである。

さて、そんな、あの記事に関するメールの中で
気になったものをひとつ紹介する。

パロアルト空港の近藤管制官からの報告。


直近の「どうやら機長は
ゴリラを助けてしまったらしい」

Palm Pilotの世界にジャーナリスティックな
広がりを加えたものとして
大変印象深く拝読しました。

これらは完全に私どもの新聞で
掲載できる内容だと思います。
そこで私も、本筋ではない情報で恐縮ですが、
Pimlico Software社に関する補足情報を
お伝えしようと思いメールを出します。

datebk3のabout画面や同社ホームページなどで
表示されるPimlico Software社のロゴマークは、
踊ったような姿勢でパソコンに向かっている
髪の毛が4本の人物が描かれています。

私もつい最近まで知らなかったのですが、
これはアメリカインディアンの伝説上の人物
「Kokopelli」
によく似ています。
Dewar氏に確認した方が良いと思いますが、
Kokopelliをデザイン化したものに
ほぼ間違いないと思われます。

参考までに
Kokopelli new media developement社の
ホームページ
にある画像を
添付しておきます。
(あとで見せる! by 機長)

 私がヨセミテ国立公園のおみやげ屋で買った
Kokopelliの置物に付いていた説明書きには
以下のようにあります。


The Kokopelli is a humpbacked flute player
whose indian heritage dates back
as early as 200 A.D.
This legendary, well-travelled,
and footloose figure was a good to some,
a nuisance to others, and a bearer of
good luck and health to many.
Well-known for his gift of fertility,
childless wives begged for his company
while unmarried women fled
from him with fear.


  私がおみやげ屋のおばあちゃんに聞いた話では、
「Kokopelli(ココペリー)はインディアンに
伝わる伝説上の人物で、
町にKokopelliが笛を吹きながらやってくると
幸運の証だとして歓迎された、という。
4本の髪の毛は東西南北をを意味し、
あまねく調和の象徴でもある」
とのことでした。

しかし、
髪の毛は4本のものと5本のものがあり、
伝説上の人物の説明は
確定しているようではなさそうです。
ただ、「幸運を運んでくる使者」という
位置づけでは一致しているようです。

Pimlico Software社が
Kokopelli(ココペリー)を模した
ロゴマークをつけているとすれば、
「どうやら機長はゴリラを
助けてしまったらしい」
の話と相まって、
Dewar氏は何か純粋な夢を
追い続けているような人物であるような気がして
楽しくなります。
ちょっと見当はずれのような気も
しますがご参考までに。



近藤管制官はどうやら、
日本の大手新聞社の記者さんでありながら、
現在アメリカのすごい難しそうな大学で
客員研究員をしている人らしい。
是非、いつかGorilla Havenのことも
記事にしてもらいたいものである。
(専門が何かは知らないが)

さて、さすがに新聞記者さんだけあって同管制官の
「Pimlico Software社のロゴマーク」に関する分析はお見事である。



ちなみにコレがPimlico社のマーク。
で、下のが近藤管制官が送ってくれた添付画像。




確かに似ている!

そして、このPimlico社のマークについてこれだけ感心を
持っているということは、かなりのbkマニアと見た。
そして同管制官は「Dewar氏に確認した方が良い」
言ってくれているが、実は機長も気になっていたので、
今回の表彰騒ぎの中でいくつかメールでDewarさんに
直接質問させてもらったことがある。
前回の記事はGorilla Havenのお話だけで完結してしまったので、
ちょっと一緒に書けなかったのだが、
今回は全国のbkマニア(?)のために
そのいくつかを紹介させてもらう。

正直言って、以下の話は
bkマニア(つまり、Datebk3の熱烈なファン)でなければ、
あんまり面白くない話ばかりだが、
少なくとも機長はすっげえ興味があるので
とにかく書いておくことにする。
(なお、Dewarさんにも
「日本のbkマニア達に紹介したいから!」と
掲載の許可は貰っている)


機長からのQuestion 1


「Datebk3」ってどうやって発音するのか?



これは、Datebk3と出会って以来の疑問だった。
「bk」は間違いなく「book」の略だろうというのは
初見で気づいたが、かと言って「Datebk」と
わざわざ書いているのに「デートブック」と読むのもなんだしな〜。
だいいち、「デートブック」じゃPalm/Pilotに
標準で内蔵されている「Datebook」(デートブック)と
発音が同じになってしまう。
う〜ん、この問題を考えると夜も眠れない!
(ちなみに、パーム航空では勝手に「ビーケーさん」と呼んでいたが、
アメリカ人がこんな呼び方をするわけもないしな・・・)


DewarさんからのAnswer


「Datebk3」の発音は
「デートビーケー・スリー」、
そのまんまです。


実は、いい名前が浮かばなかっただけ
だったりするんだが、
Palm IIIも出たことだし
本当はここで新しい名前に変えたいところだ。

でも、今度は別の理由で
それが出来ないでいるんだ。
というのも、今じゃこのプログラムも
ずいぶん有名になってくれたおかげで、
今更変更しちゃうと
混乱を起こすだけだからね。



ということで、悩むまでもなかった。
正解は「デートビーケースリー」だった。

でも、パーム航空ではこれまで通り
「ビーケーさん」と愛称で呼ばせてもらう。
Dewarさんも書いている通り、Palm IIIがリリースされて、
その内蔵ソフトに「Datebook Ver3.0」がある現在、
ちょっと紛らわしいというのも間違いない。

ただし機長は、「bk」って略し方が、
非常にカッコよさげで好きだったりもする。

機長からのQuestion 2


Pimlico Software社の「Pimlico」って何?



これも謎だった。
機長なんかは勝手にロゴマークの中の
生き物(たぶん地球外生命体)の名前だと思っていた。

語呂的に、「宇宙人の名前」か「メキシコ料理の香辛料」か、
どっちかだろうと思っていた。

でも、だとすると、なぜ会社の名前にそんなものをつけたのか?
Gorilla Havenの存在を知ってしまった今となっては、
そのまんま「Gorilla Software」とかでも良かったんじゃないの?
あるいは、飼ってるゴリラの名前が「Pimlico」だとか?

DewarさんからのAnswer


Pimlicoって、
実は僕が子供の頃に乗り降りしてた
ロンドンの地下鉄駅の名前
なんだ。
その頃いつも、面白い名前だな、
って思ってた。

それで、自分の会社の名前にしたんだけど、
知り合いの一人は
こんな解釈をつけてくれた。
「『Pim』は
『Personal Information Managers』の『PIM』、
『li』はヘブライ語の接尾辞で
『ちっちゃい』って意味、
でもって、『co』は『会社』の意味で、
『PIMのためのちっちゃい会社』って
意味になるよ」って。

でも実は、これってただの偶然で、
やっぱり好きな名前だったからつけただけ
なんだけどね。



うまい!Dewarさんのお知り合いに座布団2枚!
ちなみに、ロンドンの地下鉄地図を見たら確かに
「Pimlico」駅は存在した。



ココで確認した。
「Victoria駅」の隣の駅だ。


でも、Webの検索サイトでいろいろチェックしてみたけど、
この駅の周辺はいくつかの観光ホテルがある以外は
どうってことない普通の町みたいだ。

Dewarさんの奥さんのJaneさんによると、
Pimlicoは駅&町の名前であると同時に
レース場の名前でもあるらしいけど、
少なくともWeb上ではそのレース場は見つからなかった。
ロンドンだけに競馬場かな?

機長からのQuestion 3


Pimlico Software社のロゴマークの生き物は何?



機長の予想に反して、
Pimlicoがロゴマークの生き物の名前ではなかったとすると、
いったいコイツは何者なのか?
やっぱり宇宙人なのか?
(機長の想像では火星人!)
これに関してはDewarさんがわざわざ
Pimlicoの説明のオマケとして教えてくれた。

DewarさんからのAnswer


実を言うと、
Pimlico Software社のロゴマークの生き物は、
アメリカ南西部に伝わる
「Kokopelli」という偶像
なんだ。

こいつは陽気な神様で、
普通はフルートを吹いている姿で描かれている。
そこで私はそんな画像の
ひとつをスキャンして、
フルートをコンピュータに
置き換えたって訳だ。



というわけで、
冒頭で紹介した近藤管制官の分析は「大正解」だった!
ちなみに機長も、同管制官からのメールが届く前に
Web上でいくつか「Kokopelli」を捜しておいた。

それがこれだ。

機長が見つけた
Kokopelliサイト!


ココペリについて詳しくわかるページ!

ココペリ・オールスターズ!

メタルなココペリ!

ココペリがいっぱい!

民族っぽいココペリ!

コロラド州のココペリ!

ワイルドなココペリ!

ワインなココペリ!



なお、近藤管制官が
「Dewar氏は何か純粋な夢を追い続けているような
人物であるような気がして楽しくなります」

まとめている一文には機長もまったく同感だ。

なんか、知れば知るほど、
好きになってしまう人だ、Dewarさんって。
しかも、ちょっと前までは
電子出版業界のエリート社長だった
ってのもたまらないよね。

なお、Dewarさんは機長宛のメールの中で
こんなことも書いている。


実際の話、
僕たちはすべての資産を
北ジョージア山脈にある150ヘクタールの
動物達の聖域のためにつぎ込んでいる。
だから、
Datebk3による特別収入には助かってる。


奥さんのJaneさんも書いている。


現実問題として主人は、
すべてのお金をゴリラのために
注ぎ込んでいます。
だから(機長がDatebk3を)
宣伝してくれることに、
とっても感謝しています。
もちろん、主人のソフトを買ってくれた
多くの皆さんにも!



さて、最後の質問は、
Macintoshユーザだけにしか興味のない話題だ。

機長からのQuestion 4


Datebk3の「doc」ファイルの中の
「Categories」の章で述べられている
「Pimlico社が今後
リリースするかもしれない、
他のPIMソフトのカテゴリを正確に
HotSyncしてくれるconduit」
について、
それはWindows版だけなのか?
それともMac版も作る予定もあるのか?



なんのこっちゃ?という人のために
追加説明しておくと・・・

要するに、docファイルの中に
「現在のDatebk3はカテゴリ機能を完成させているが、
デスクトップ上のPIMソフトとの連携が出来ないと、
本当の意味での完成とは言えない。
そのためにPimlico社は将来的に
そのための専用conduitを作る計画がある」
・・・と書いてあるのだが、
こういう時に肩身の狭いMacintoshユーザとしては
聞いておかないと心配でならない質問をしてみた訳だ。

DewarさんからのAnswer


そうだね、まあケース・バイ・ケース
ってところだな。
実際まだconduitの研究も
始めたわけじゃないし。
とにかく忙しいんだよ。

最近読んだ話じゃ、conduitは
Visual C++を使って開発するらしい。
ということは、この製品を
サポートするためには新しい環境を
整えなきゃいけないってことになる。
しかも、その環境にまた一から
慣れないといけない。
とにかく、Visual C++でコードを
書いたのなんて、
はるか大昔の話だからね。

もしもMac版conduitを作るために、
Macintoshそれ自体以外にもさらに別の
開発環境を必要とするなら、
それを実現するためにはもうちょっと
時間がかかるだろうな。

そういう意味じゃ、
Mac版の勉強も始めていない現在、
この質問に答えるのは
ちょっと時期尚早って感じだ。
MAC版conduitもWindows版と同じように
作れたらいいんだけど。
もっともそれは、
少しでも僕にそれをやれる可能性があれば
の話だけどね。

また、市場に出てる
(OutlookやSidekick、Notesなんかの)
全部のPIMのためのconduitに関しても
同じことが言える。
そして、出来ればこれらの企業のうちの
いくつかでもいいから、
Datebk3に必要な
(つまり、ただカテゴリ情報を
保存するための)、
ちょっとした仕様変更を
行ってくれたらな、
って思ってる。
これだけは
どうしてもお願いしたいんだが!



・・・ということらしい。

この文章はかなり複雑な英文だったので、
翻訳作業には一部
「銀河鉄道 P.A.L.M.」ROBINさんのお世話にもなった。

で、なんとか訳したが、それでも
100%意味を理解したわけじゃない。

でも、一番重要なことははっきりとわかった。
Mac版はちょっと時間がかかりそうだってこと。

しかもあんまり期待はしない方がよさそうだ。

でも、機長は思う。
まもなく出ると噂のMac版Palm Desktopが登場すれば、
そんな悩みも持たなくて済むかもしれない。
つまり標準内蔵ソフトレベルでのカテゴリシンクロが
可能になるかもしれない、ってことだ。

あくまで推測だが。

※【まもなく出ると噂のMac版Palm Desktop】


Pilot-MLにこれの話が出ていた。
現在開催中のMacWorld Expo NewYorkに
これが出品されているらしい。
ココに情報が。

拡大写真も出てた。
なかなか良さそうだ!
出典元になったという
クラリスオーガナイザよりも。





 
bkのオマケ





ところで、Datebk3と言えば、
最近のDatebk3(Version 2.1rから?)
同ソフトにオマケがついたのに気づいているだろうか?
その名も「dbScan 」



これは、Datebookデータベースの中で
問題のある項目を捜しだして、
それを削除することが出来るソフト
だ。

とにかく便利なわりにはシンプルなソフトで。
具体的操作方法は、
上図の「Start Scan」ボタンをタップするだけ。

するとDatebookデータベース内を
勝手にスキャンしてくれて、
問題のある項目(record)だけを選び出してくれる。
そんなに時間もかからない。

もしも問題のある項目が見つかるがと、
下記のようなダイアログが出る。



要するに、
「×」印の後に
「次のリピート項目が
表示されないという
トラブルを起こしていますよ」

と書いてあって、続いて
その日付やら詳細が書いてある。

この状態で「continue」ボタンをタップすると、
下記のようなダイアログが出てくる。



今度は(今発見された、問題のある)項目を
Datebookデータベースから削除するぜ!」

と書いてある。

そして「OK」(削除する)
「Cancel」(削除しない)の2つのボタンがある。

さて、機長は最初のこの画面にぶつかった時、
怖くて「OK」ボタンをタップ出来なかった。

でも、今ならなんにも考えずに
タップしてしまうだろう。

それは、Datebk3のDocファイルに
こんな記述を見つけたからだ。


たいていのエラーは、
(例えば、終了日が開始日よりも
前になってしまってるとかの原因で)

その項目が画面に表示されない!
というエラーだから、
どんどん削除してしまって大丈夫だ。
だって、ちゃんと表示されないものを
残してどうするんだい?



・・・的なことが書いてあった。
確かにその通りだ。

さらにこんなことも書いてあった。


だいたい、
画面に表示されない項目なんだから、
(このdbScan以外では)
削除することも出来ない項目なんだ。



というわけで、
機長は問題のある項目を
どんどん削除することにした。

なお、このアプリケーションを使う際の注意事項として、
以下の記述が書いてあった。


いったんHotSyncしてから作業をして、
次のHotSyncでは、
Datebookのデータベースの
HotSync設定をちゃんと
「Palm/PilotがDesktopを上書きする」
にしてからHotSyncしないと、
意味なくなるよ。



これも確かにその通りだ。
これをしておかないとせっかく削除した項目が
全部復活(リストア)してしまう。

そしてdbScanの作業が終わったら


必要がなければメモリの無駄だから
このソフトは必要な時だけ
Palm/Pilotにインストールすればいい。

使い終わったら
Palm/Pilotから削除してしまって、
今度またDatebookやDatebk3の動作が
おかしくなったら
再びインストールすればいい。



なるほど。
Dewarさんらしい気配りソフトだ。

ただし、このソフトには
気配りが足りないところがただ一点だけある。
それは、
このソフトの解説が
Datebk3のdocファイルの最後の方にしか
書かれていないこと
だ。
別のtxtファイルにした方がいいのでは?
その分、無駄なtxtファイルが増えてしまうのが難点だが。

※【dbScanの使用に関する注意事項】


あくまで自分の責任で
操作して欲しい。

機長の翻訳や解説が
いつも正しいなんて信じるのは
サッカー日本代表の
予選リーグ突破を信じるくらい
愚かなことだから。

せめてdocファイルの原文くらいには
目を通しておこう。



98.7.10b追加



さっそくこの「dbScan」に関しては
以下のような報告が届いたことを
報告しておく。

infoweb空港の三條管制官よりの報告。


ところで、今日はdbscanネタであります。
機長はdbscanで検出したデータは
速やかに消去してよろしいと仰いましたが、
このdbscan、どうやら Palm Desktopで
インポートした、時間表示のない
日付にだけ入れるデータを
すべて洗い出してしまうようです。

たとえば、私は7月20日海の日、
大安、等をPalm Desktopからインポートして
PalmIIIで使用していますが、
dbscanはこれらの時間表示のない、
インポートされたデータを
消去しようとしてしまいます。

そして、それに気付いて
途中で止めようと思っても、
途中で中止を選択するボタンは、
(無情にも)ついておらず、
ひたすら、
continueボタンばかりであります。

さらにapplicationボタンで強制的に
他のアプリに移って終了させようとすると、
残りのスキャンを強制的に行ってから
終了するようです。
この間、あまりに早く進むので、
実際にデータが消去されて
しまったかどうかが分かりません。
とりあえず、海の日は大丈夫でした。

と言うわけで、
とりあえず気付いた点だけお知らせします。



・・・だそうだ。

ただ、機長は未確認だ。
また、機長は事情があって
Datebookデータベースに関しては
Desktopからのインポートはしていない。
だから、こういう記憶もない。
とにかく使用には気をつけてみて欲しい。

なお、機長の記憶では
「Remove Record From Datebook Database?」の
ダイアログで「OK」でなく「Cancel」を押すと
次のレコードに進んだ、
つまりキャンセルされたと思うが、
どうだろう?

確認した人がいたらご一報を。


98.7.14追加



そんな機長のコメントに対して、
infoweb空港の三條管制官から
さらにこんな報告が届いた。



【7.10b改訂版の機長のコメント】

なお、機長の記憶では
「Remove Record From Datebook Database?」の
ダイアログで「OK」でなく「Cancel」を押すと
次のレコードに進んだ、
つまりキャンセルされたと思うが、
どうだろう?


と言うことですが、
私の言葉が足りなかったようでした。
もちろんCancelを押すと、
キャンセルされてレコードは
消去されないのですが、たとえば、
102個のエラーデータが
発見されたとしますと、
キャンセルを押しても、
次のレコードに進みcontinueの
ボタンが出てくるのです。
これが、えんえん102回繰り返され、
すべてにキャンセルを押さなければなりません。

これを途中でアプリケーションボタンで
別のアプリに切り替えようとすると、
102回分キャンセルとcontinueの画面が
ちらちらと繰り返されて
やっと他のアプリに切り替わります。
それで、実際にはこのちらちらしている間に、
データが消去されてしまわなかったか
怪しかったのですが、
本日確かめてみたら、
ちゃんっと残っておりました。

でも、このちらちらは、
精神衛生上非常によろしくありません。



というわけで、
前回の三條管制官の
「途中で中止を選択するボタンは、
(無情にも)ついておらず、」
というコメントは、
正確には「途中で中止(Cancel)は出来るが、
(そのインターフェイスがあまり親切でないため)
精神衛生上非常によろしくない」
という意味だったと
訂正しておく。

つまり、このソフト「dbScan」を使っても
あまり危険はない(キャンセルは可能)だ。
ただし、操作の途中でCancelをした場合に
現れるcontinue操作はちょっと恐ろしそうに見える。
でも、とくに問題はない。


ということでどうだろう?



 
スタ坊、完売!





ところで、ちょっと古くなるが、
以前「新機軸」の中で紹介した秀司郎さん
「スタ坊」こと「Stabo」
6月いっぱいで完売してしまったらしい。

今後は、第二次カラー版のリリースと、
Palm III版に向けて着々と計画は進行中だそうだ。
Palm III版とかどうなるのか、楽しみだ!



 
さまよえる管制官の
アメリカPalm情報





ところで、以前からたびたび報告を送ってくれている
gol空港の長谷川管制官が、現在、お仕事をお休みして
アメリカ大陸を「プラプラ」しているそうだ。

そんな長谷川管制官からPalm/Pilotに関する
アメリカ現地情報が入ってきた。

ミネソタ空港(元gol空港)の長谷川管制官からの報告。


今日ミネソタのコンピューターショップで
パーム3をみました。
なんと399ドル、
パイロットが299ドル
結構高い?

明日はニューヨークに行って見ますので
また報告します!
たぶん,もう少しやすいのでは?



ニューヨーク空港(元gol空港)の長谷川管制官からの報告。


NY5thAve.E47st.に”UNPLUG.IT”という
モバイル専門店を発見とにかく、
モバイル一色です。

確かに高いのですが
場所が場所だけに・・・なんせ、
ティファニーから歩いて10分かからない!
安全!!  
 
各国対応コネクターやカプラーまで
置いてありました。国際社会って感じ?
当然我らがPalmIIIは、
入り口から入ったところに
”デン”っと置いてあり、
みなさん買っていました。
$399 ちょっと高い?
プロとワークパッドは、$299
まーこんなモン?
こっちの携帯に接続するモデム
(同じデザインです)が$169
ソフトでは,あまりぱっとする物は
なかったのですが 
palm mapという全米をカバーした地図が
$44.95 うーん興味あるけど高い。

何にしても、
こういう店が観光地にあると便利ですねー
結構店員さんも詳しく、いい感じです。
  
明日はボストンに行きます。
 天下のMITがあるので
きっといい店が見つかるのでは・・・



ボストン空港(元gol空港)の長谷川管制官からの報告。


ボストンからです。
 どうやら店頭価格はほとんど一緒らしい。
どこに行っても$399!!

   ただし、通販は$350位
あれ?サイバリアンはいくらだっけ?
まだこちらでも、
カラーのカバーは無いみたいで、
見つかりませんでした。
純正III用スリムレザーケースは、$24.99
プロ用2MBアップグレードカードは$149.99
パッケージには当たり前に日本語が!!
  もう日本に出すのを
前提としているみたいですね!
町中で,携帯で話しながら
パームIIIをいじっている人を見かけました。
何だか嬉しくなりますね

明日は、アラバマに行きます。きっとないだろうなー・・・・



う〜ん、日本のダイエーなら
値づけはサンキュッパが基本なんだが、
アメリカは399らしい。

それにしてもアメリカ本国でも
カラーカバーはまだないのか?
そりゃサイベリアンからなかなか送ってこないはずだ。

しかし、アラバマでパームを探すとは・・・。
あそこはまだ、烽火通信だったと思うが。

ところで、長谷川管制官は毎日Palm IIIの値段を
調べながら何を企んでいるんだろう?



ボストンから長谷川管制官が送ってくれた画像。
「Plus Pack」って何だっけ?




 
なんだ、これは?!







フリーダム空港森本管制官より。



 
祝!新装開店





Palm/Pilot文化の長崎出島、
あるいはメッカとまで機長が勝手に呼んできた
東京秋葉原のIKESHOP・Macプラザ店
7月1日から店名を
IKESHOP・モバイルプラザ店に変えた!
機長もさっそく覗いてきた。
大賑わいだった。おめでとう!



PS:ところでIKESHOPの西田さん、
例の件ってまだ生きてます?
お暇が出来たら是非!
お待ちしています。



 
マナエスト(manaest)





機長は実は「manaest」でもある。
そう、岩間さんの完全インライン日本語入力システム
「manae」
を愛用している。
で、今度の新バージョン(0.750i)では、
な、なんと機長のアイデアがひとつ採用された?!



「Default Mode」って奴!
HackMasterの「+」マークから設定することが出来る。
「Alpha/Zenkaku/Hira/Kata」の
4つのポップアップメニューから
選ぶことが出来る。

要するに、いつmanaeを使おうとしても、
ここで設定しておいたモードが最初に登場する。
つまり、デフォルトのモードを選ぶことが出来るわけだ。
「Shift Hack」でモードの固定が大好きになってしまった機長は、
「manaeをいつ開いてもひらがな!」って機能
どうしても欲しくなったので岩間さんにリクエストしていたら、
岩間さんにも認めて貰えたらしくて、
晴れて採用されることになった。
日本語入力の多い機長はこのモードのおかげで
とっても助かっているのだが、皆さんはどうだろう?
(なお、そんなの必要ねえよ!って人は
「Alpha」にしておけばいい)


※しかも機長のPalm Pilotは、
この「manae〜Hira設定」「Shift Hack」
併用しているので、いつ開いてもデフォルトは
「(漢字変換なしの)ひらがな」に
なるようになっている。

他にも2つの設定がついている。

一つは「Mode Display」
要するに「あ」とか「ア」とか「a」とか「A」って
モードを表示するマークをどこに出すか?という設定項目だ。
機長は、J-OSの入力ウィンドウ以来の癖もあって、
Bottom Left(左下)にしている。

もう一つは「Candidates List Popup」の項目。
manae名物の「3つ以上候補選択をパスした場合に現れる
候補ウィンドウが表示されるまでの選択回数を設定する」。
機長はユーザ辞書をがんがんに鍛えてあるので、
「2」ぐらいがちょうどいい!



 
ドナドナ





ところで、機長が仕事で東京を数日離れている間に、
Palm/Pilotの世界では凄いニュースが駆け巡っていた。
そう!あのJeffとDonnaの話だ。
(JeffとDonnaについてはココを参照)

Palm/Pilot生みの親とも言える、
Palm Comuputing社のJeff Hawkinsさんと
Donna Dubinskyさんが、
3Com社〜Palm Comuputing社を離れるという、
いきなりなニュース!

Macintoshファンなら、
かつてMacintosh生みの親とも言える
Stebe JobsがApple社を放逐された故事を
思い出してしまうのが人情だ。
だが、今回の離脱劇にはそんな悲劇性はない、と
どの記事にも出ている。
とっても平和な協議離婚らしい。

現在のビジネスユーザをターゲットとしたPalm/Pilotとは
一線を画すコンシューマ向けのPalm/Pilotマシンを作るために
新会社を設立するのだという。
同じPalm OSが走る、いわばPalm OS互換機って訳だ。

しかも、これまで通り3Com社が今後発表するであろう
新型パームの開発にも協力していきたいとも語っている。
う〜ん、どういうことなになっているんだろう?
ちょっと前に、次のPalm/Pilotマシンでは
ブラウザなしにウェブのブラウジングが出来る!
なんて記事が出ていたが、
あのリークとも関係があるのだろうか?

ちなみに、前述のApple社を追われたJobsは
その後、Apple社で成しえなかった理想を
新会社Next社で実現して、
世の中を驚かせた。
でも、Nextは素晴らしいマシン&OSとして称賛されながらも
ついぞ天下を盗ることは出来なかった。
そしてJobsを追いだしたApple社は
つい最近、そのJobsが復帰するまで
過去の遺産を食いつぶすしか脳のない会社に
成り下がってしまった。

追放劇ではなく、協議離婚らしいので、
まあ、そんなApple社の故事のようなことはないと思うが・・・。

ところで、今回の騒動に関するニュースで
機長は2つのことを学んだ。

ひとつは、ずっと謎だったDonna Dubinskyの性別。
SHEで表現されているところを見ると、
やっぱり女性だったようだ。
(Donnaって名前で気づくべきだが、その自信がなかった)
それと、最近、ネットワーク部門の収益落ち込みで
ピンチだという3Com社の中で
Palm/Pilot関連の収益が10%近くにまで
上っていたんだという事実。
そりゃ、3Com社も本気になるって。

それにしてもJeffったら・・・。
そして、
よりコンシューマ向けに作られたPalm/Pilotって、
どんなマシンなんだろう?
シースルー?それはiMacだって!

あ、もしかして、Jeffの新会社って
Apple社の最近の動きと連動してる?!
実は密かにJobsと連絡とってたりして・・・。

ま、そんなことはないとは思うが、
Jobsならやりかねない!と思ってしまうほど、
Jobsってしたたかな奴だからな。
Newton(Apple社のPDA)の巻き返しよりも
Palmとの連携を密にした方が合理的、
と考えそうな男だし。
でも、だからって、せっかく仲良くなった
Microsoft社(同社はPalmのライバルPDAを作っている)を
Jobsが敵にするとも思えないし・・・。
ま、目が離せない今後ではある。





 
おまけ





サッカー機長015




う〜ん。

いろいろ書きたいことはあるのだが、
抑えに抑えて・・・

1)なぜあそこでボバンを下げた?
(クロアチア×フランス戦)

2)一人でチャンスを作れる
オフェルマルスが見たかった!
(ブラジル×オランダ戦)

オフェルマルスとコクとデブールって、
背番号見ないと
見分けつかない瞬間があった。
機長だけか?

3)でも、良かったよね、
R・バッジオだけはちゃんと決まって。
(フランス×イタリア戦)

そしていよいよ決勝戦だ!

by
サッカー機長2号





じゃ。







1998年7月10日


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