ミニ定期便 Back Number
倉庫006

ミニ定期便101 Tips for 3 sites
  Date: 2000-07-21 (Fri)

【鰊でもわかるWorP@holic】
もう、ずいぶん前からそうなっているので気づいている人も多いと思うが、日本でもっとも多くのPalm情報を送り続けている研修医yashimacさん「WorP@holic」をブラウザで開く時は気をつけよう。ヒントは「夫婦画像」だ。

【鱒でもわかるPALM/PILOT RACE】
そして、最近サイトの日本語名も「パーム亭より」と改めて、新境地の作風を展開しているMASUDAさん「PALM/PILOT RACE」をブラウザで開く時も気をつけよう!
ヒントは「挟む板」だ。

【雷魚でもわかるnom world!】
これはもうかなり有名かもしれないが、ここんとこ更新をお休みしているnomさんの「nom world!」をブラウザで開く時も気をつけよう!
ヒントは「天使の羽」だ。

ミニ定期便102 【速報】新型Palm
  Date: 2000-07-21 (Fri)

 ZDNNの「Palm,デザイン一新のエントリーモデル『M100』発表へ」という記事より

 ずいぶん丸いな〜。5色揃ってて、一個149ドルってことは、日本円にして15000円強ってことか。近い将来、ボタンを3つに減らした軽量型が98800円とかも夢じゃないかも。ボタンを減らす意味があるかどうかはともかく。

 ここには写真もたくさん出てるけど、i-modeからは見られないよ。

 ※i-mode用に変換した画像はココ

 ネタもとは「Tp535-Palm3」だ。速い!

ミニ定期便103 CNET+ZDNN=?
  Date: 2000-07-22 (Sat)

 昨日ZDNNがPalm M100のすっぱ抜きリークを行なった理由が、コレじゃないことを祈るのだが、その前日である7月19日、ZDNNで知られる「Ziff-Davis社」は、同業大手である「CNET Networks」に買収されたそうだ。だからって、もう何やってもいい、ってつもりで今回のすっぱ抜きをしたって訳じゃないと思うが・・・。

 IT業界に買収はつきもの、とは言うものの、私にとってはIT系オンラインニュースの最大手2社と思われていた両者の合併は驚きに値する。(出来ればこの買収後も、大手PCメーカにも平気でいちゃもんつけるCNETカラーは失って欲しくないな。機長はそこが好きだから)

 パーム系サイトでも、今後、この種の合併がブームになるかもしれない。まず手始めに「ふふふPalm」を乗っ取って、サイト名を「ふふふ航空」にしよう!・・・いかん、これじゃ向こうに乗っ取られてる・・・。

ミニ定期便104「NM502iと爪」
  Date: 2000-07-22 (Sat)

 先日ミニ定期便098「音声コマンド」で紹介した「NM502i」の音声コマンドの「かなりベター」な使い方を、読者のとみもとさんが教えてくれた。彼は「マイク部分を爪でノックする」回数で音声コマンドを使い分けているそうだ。これはいいかもしれない。

2回:合計通話料金
3回:赤外線設定

・・・これはいいかもしれない。これに対抗するには「鼻をすする回数」ぐらいしかないかも。やってみようかな?

ミニ定期便105「アイツが帰ってきた」
  Date: 2000-07-22 (Sat)

 Macintoshユーザには懐かしいソフトが帰ってきた。「Now Up-to-Date & Contact」のパッケージ(Ver.3.9J)だ。しかも今回はPalmやVisorへのシンクロ機能対応だってんだから、ちょっと楽しみ。発売は8/4。すでに同ソフトのオフィシャルサイトも登場して、デモ版のダウンロードや先行発売も受け付けている。さて、どんな出来なのか???

ミニ定期便106「お疲れ様でござる!」
  Date: 2000-07-22 (Sat)

 「パーム航空」に初めて「WorkPadでござる!」が登場するのは時刻表1999年5月3日のことだったが、その歴史は同サイトのトップページには「1999年4月1日公開開始」とあるから、それよりも1ヶ月ほど前だったらしい。

 当時はちょうど、日本IBMが日本語版を発売した直後で、国内はPalmブームに沸いていた。そんな時期に大量に登場したビギナーユーザの心の支えとしてデビューし、人気を博したいくつかのサイトがあった。その代表格とも言えたのが、ilovemacさんの「WorkPadでござる!」だった。

 そんなilovemacさんを中心に、「WorP@holic」研修医yashimacさん「Visorの飼育記録」O-Yanさん「ろばみみ」(すでに閉鎖)ろばさん等が集まって、やがて「いないないぱ〜む!(仮)」(1999年7月22日〜)という初心者ユーザ向けの専用掲示板&ユーザグループ的な組織も生まれ、彼らの活動は1999年の国内Palm界の歴史を語る上で、太文字で書かざるをえないほどの活躍ぶりを見せた。

 そんな4人衆だったが、全員が年齢的に壮年期前だったりしたせいもあって、やがて本職の方で忙殺されるようになり、まずはろばさんがサイト活動を中止(2000年2月1日)し、ilovemacさんも一度は「WorkPadはじめて物語」を終了(2000年4月4日)「Palmどたばた物語」で復帰(2000年4月28日)する、というまさにドタバタ状態を繰り返していた。

 そして2000年7月21日、ilovemacさんのいくつかのサイトを結ぶ個人的ポータルサイトとも言えた「WorkPadでござる!」が正式に閉鎖(隠居宣言)された。日本一のモバイラーになるまであと2564日を残して!

 文字サイズや文字カラーを派手に使いこなした彼の文体はとっても楽しかったし、その批評の切れ味は実に爽快だった。そんな彼のサイトが閉鎖されてしまうのはとっても哀しくはあるが、一身上の都合ということでそれもやむをえない。ただ、別の人が運営する「あるサイト」で今後も彼のコラムや彼名物の小説なども読めるそうなので、そっちを期待したい。

 ほんとにお疲れ様でした〜!

ミニ定期便107「弐千円札2」
  Date: 2000-07-23 (Sun)

 沖縄サミットの晩餐会を観ていて思う。ホストの森さん(首相?)は今回の弐千円札の各000001番(アルファベットは国名による)をプレゼントとして各国首脳に配っていたが、そんな風景を観ていて、今回の弐千円札の正体がわかってきたような気がする。

 「気配り」でおなじみ故・小渕総理らしいというか、すでに故人である元総理に鞭打つようなことはしたくないが、もしかしたら彼は「沖縄サミットのお土産」を作るためだけにこの弐千円札を印刷させたのではないか?

 その証拠にいまだに国内でこの弐千円札が使える自販機は少ないし。そう思うと・・・う〜ん、と唸ってしまう。小渕さんにしろ、「沖縄サミット」を「沖縄万博」と間違えた森さん(首相?)にしろ、この人たちの頭の中はどうなっているんだろう?と哀しくなる。まさか鹿鳴館の時代に戻ってしまったのか?そんなことする前にするべきことがあるだろう?!国際問題にしろ、国内問題にしろ。・・・と思うのだがどうだろう?

 そして、森さん(首相?)の晩餐会でのスピーチの最後はなかなかユニークなものだった。「残念ながらこれがサミット出席最後になるであろうクリントン大統領」に、これまでの活躍を讚える謝辞を述べていたが、森さん(首相?)がクリントンさんのことを「サミット出席最後」と言ってしまうオチは最高だった。会場内では笑いは起こっていなかったが、あれはナイスだった。もうちょっと欲を言えば最後に「私が言うのもなんだけど」ぐらいはつけて欲しかったな。そしたらみんなで笑えたのに。残念賞!

ミニ定期便108「PDA Style」
  Date: 2000-07-23 (Sun)

 SONYがPEGを発表すると同時に公開したPEGのためのファンサイト「PDA Style(仮)」が、LIVE PICTUREプラグインでPEGを様々な角度から見られる「ZOOMで見える!」コーナーを新設した。

 なお、同サイトから登録できるメールマガジン「PDA Flash News」はすでに004号までリリースされている。PEGに関する最新情報や、有名人によるPalmOSリレーコラムなどが載っている。注意事項はこのサイトで登録した後送ってきたメールを放置しないこと。実は、返送されてきたメールを受けとるだけでは登録は完了しない。メールに書いてある指示にしたがって、初めて登録は完了する。これを忘れた機長は、サイト開設とほぼ同時に登録したつもりが、登録はつい最近まで遅れてしまって、このメルマガを初めて受け取ったのは004号から、ということになってしまった。ま、そんな機長のようなバカは少ないとは思うが、心当たりのある人は要注意!

ミニ定期便109「PEGという名前」
  Date: 2000-07-23 (Sun)

 さて、PEGという名前、このままでいくのか?やはり正式名称は変わるのか?相変わらずPalm界では話題だが、面白いもので時間が経つに連れて「PEG」という名前に慣れつつある自分にも最近気づいて驚いている。

 ところで、以前、PalmfanのM.Hiroseさんなど数名が「PEG」というタイトルの曲が、SteelyDanというアーティストの彩(Aja)というアルバムの中にあると指摘していたが、もともとPEGって他にどんな意味があるのか?

 そこで、「PEG」という単語を辞書で引いてみると・・・

 まず第1に「一方の先が細くなっている、ものをかける木製または金属製の止め釘(or 掛け釘)という意味があるらしく、その派生として、「テントを張るくい」「登山用ザイルのハーケン」「土地の境界を示すくい」などの意味もある。そして第2義として「樽の栓」「バイオリンなどの弦楽器の弦を締めるねじ」の意味がある。他にも、「洗濯ばさみ」「義足」「級」などの意味がある。さらに第6義として「口実」「理由」「きっかけ」などがあり、第7義には口語だが、「野球の素早い送球」などの意味がある。

 う〜ん、とてもピッタリな名前とは言えないが、まあ、このSONYのPDAのおかげで多くのコンシューマがPalmOSマシンを購入する「きっかけ」になってくれれば最高だ。ま、SONYだから、というのを「口実」にしてもらっても構わないが・・・。

 ※ちなみに、www.peg.comには「PROGRESS E-Mail Group」というサイトがあるが、www.peg.netwww.peg.orgはすでに誰かに購入はされているが、サイトはとくに作られていない。

※文中で触れたSteely Danさんについては、ココを参照。それにしても凄いドメインだな〜。まんま。

ミニ定期便110「祝!3周年」
  Date: 2000-07-24 (Mon)

 この「iPAL」の親サイトである「パーム航空」の前身「マックで機長」が誕生した頃、日本国内でパーム系の情報サイトはまだまだ少なかった。その頃から活躍していて、未だに活躍しているサイトと言えばM.Hiroseさんの「PalmFan」(97.5.16-)があるが、当時のサイト名は確か「Pilot/PalmPilot Fan」だったように記憶する。そしてもうひとつは林さんの「Palm Pilotのページ」(97.6.27-)だ。ここは開設以来、ずっとこの名前を続けている。

■Palm Pilotのページ

 この「Palm Pilotのページ」の運営者である林さんは、機長にとって恩人とも師匠とも言える人で、この林さんのアドバイスがなければ「マックで機長」は誕生しなかったし、その後の発展も彼のアドバイスなしには存在しなかった。

 さて、彼のページには他のサイトにはない大きな特徴がある。

  1. 画像はないが役に立つ!
  2. 色文字もないが面白い!
  3. 魅力的なリンクの数々!

 Apple社が新しいシリーズを発表した翌日(7/22)のリンク集には、まっとうな新Mac情報と並んで「新色『iMac』に困惑するアクセサリーメーカー」なんて面白い視点の記事も並んでいるし、沖縄サミットと絡んで「ITが泣く--電話代有料に記者団不満爆発 」や「香山リカ、記者団の注目集める 」と言ったナイスな着眼点の魅力的な記事リンクも並んでいる。時々、このリンク集だけでもメルマガで配信したら人気出るのでは?と思うぐらいだ。

 とにかく、「ちょっと遅れたけど」3周年おめでとう!実は、林さんが3周年の自己申告(7/23)をするまで、すっかり忘れていた機長でもある。ごめんよ、師匠!


ミニ定期便111「夏の定番」
  Date: 2000-07-24 (Mon)

 素麺をはじめ、冷たい麺が大好きな機長にとっては大ニュースだ。Yahooで見つけた「<特報・偽そうめん>「三輪そうめん」の偽物が大量に出回る(毎日新聞)」というニュース。なんでも「登録商標に触れないよう“微妙”な名前を付けてはいるが、本物とは似ても似つかぬ機械製品」らしい。つまり、コイツは「手延べ」じゃないらしい。

 機長は偽そうめんも気になるが、記事内ではなぜか紹介してくれない「登録商標に触れないよう」な「“微妙”な名前」も気になる。なんたって「“微妙”な名前」だ。こういうものに、機長魂は揺れ動かされる。

 誰か正解を教えて〜。あ、そう言えば三輪そうめんは色つき麺って入ってるんだっけ?もしも入っていたら偽物にはどんな色が入っていたかも知りたい。「“微妙”な色」だったら嬉しいな。シルバー、ゴールド、ブラック、ロイヤルブルー、ライトブルーの5色だったら・・・それはm100だ。


ミニ定期便112「VIIxは来日する?」
  Date: 2000-07-24 (Mon)

 先日のZDNETのm100ニュースには驚いたものだが、あの記事が日本語化されて公開された。「Palmの新エントリーモデル,米国で8月発売――5色のプレート用意」されて、実はあそこにはm100以外にPalm VIIxという新機種の情報も出ていたことに気づいた。

 VIIxとは想像通り、アメリカではすでに発売されている無線機能内蔵のPalm VIIの後継機だ。最初、もしやVx筐体にワイヤレス?と勘違いしたが、どうやらこれは勘違いだったようだ。なんでも「グレースレート」なる新しい筐体に入って登場するらしいが、この「グレースレート」がどんなものなのかの説明は同記事にはなかった。

 さて、この「グレースレート」のVIIxが日本に上陸する(日本語版)が出る可能性は?というと、やっぱり無理なんだろうな?日本でワイヤレスPalmが登場するのは、来年を待たなければならないようだ。

 ちなみに、この記事の最後には今年中にはBluetooth機能付きのPalmも出るかも・・・と思わせる記事もある。ところで、Bluetoothが搭載されたとして、いったい何と連携するんだろう?NOKIAとかちゃんと連携してくれるのかな〜?う〜ん、日本のワイヤレスPalm時代はまだまだ先らしい。

 なお、m100には「Visor潰し」との噂もあるが、一方、VisorのHandspring社もまた一説には「Palmへの逆襲」を考えているらしい。こうやって、同じPlatform内で切磋琢磨してくれることは、ユーザにとって嬉しい限りだ。

ミニ定期便113「800億円の首脳ごっこ」
  Date: 2000-07-24 (Mon)

 「日刊スポーツ」が英紙「Daily Telegraph」からの転載として、今回の沖縄サミットの総予算は5億ポンド(約800億円)と伝えていて驚いた。本当だろうか?

 実際、「Daily Telegraph」のネット版には同様の記事「£500m spent on meeting to discuss poverty」がある。直訳すると「総予算800億円をかけて世界の貧困について話しあう」という、いかにも英国チックな皮肉なタイトルだ。

 この記事は世界の貧困と800億円を比べているが、800億円という数字は何も世界の貧困と比べなくても、あまりにも莫大な数字であることは誰にでもわかるだろう。ちなみに日刊スポーツでは前回の英バーミンガムサミットの総予算が日本円で約16億円だったと書いている。う〜ん、小渕優子さんのパパとか、ホストの森さん(首相?)、そして彼らが率いる自民党は、いったい800億円をかけて何をしたかったのだろう?

 沖縄にクリントン大統領を呼びたかった?だったら何も800億円は必要なかっただろう。だとすると、なんのための800億円か?先日書いた弐千円札の話もそうだが、これってば、屈辱外交どころか、それ以前の小渕優子さんのパパや森さん(首相?)が「世界首脳ごっこ」をしたいための800億円ではなかったか?・・・としか思えない。

 ちなみに、世界のプレス達は今回のサミットで、この日のためにわざわざ英語化されたi-modeの素晴らしさにずいぶん感動したらしい。(彼らが自分の指で文字入力をがんがんしたかどうかはおもかくだ)でも、同時に、あまりにも高すぎる電話料金に驚くというより、キレたらしい。う〜ん、なんか技術だけが先行していて、政治的判断が必要なインフラがちっとも追いついていない国・日本らしいエピソードだ。

ミニ定期便114「ちびパソ」
  Date: 2000-07-25 (Tue)

 Apple社が放った新作コンピュータ「Cube」は、各界で賛否様々な論評を呼んでいる。もう、これだけでもAppleの名前を、いつも全世界の話題の中心に置いて、莫大な広告費の替わりにしてしまうというSteve Jobsの戦略は当ったと思うのだが、そんなSteve Jobs渾身の作品である「Cube」を、いとも簡単に一言で表現した凄い記事を見つけた。記事内容はきわめて凡庸だが、とにかくタイトルがキッパリとその特徴を言い得ていた。

 Yahooで見つけた毎日新聞7.21配信のその記事のタイトルは

「アップル「ちびパソコン」を発表」

・・・この割り切りは凄い。

ミニ定期便115「USBホラー」
  Date: 2000-07-25 (Tue)

 いつの間にやらMacの世界でもWindowsの世界でもUSB時代花盛りだ。とくにマウスは、店頭でADBタイプ(Mac)のものを探すことは難しい。どれもこれもUSB対応のものばかりだ。で、実際に使ってみるとUSBはとても便利だったりする。PalmもUSBに対応してくれた(Mac)こともあって、機長は旧型のベージュ色のデスクトップマシン(Mac)にUSBカードを挿して、完全USB化へと踏みだした。

 その結果は正解だった。まあ、Palmに関してはUSB接続を抜いたり挿したりをして再認識させてやる必要がたまにあるものの、USBのおかげで最新のマウスを使えたりしてなかなかいい感じだ。ところが!先日、ど深夜にあるトラブルを起こした時に、この完全USB状態のために、偉い目に遭ってしまった。

 それは、あるトラブルのために、MacOSのシステムディスク(CD-ROM)で立ち上げようとした時のことだった。同CD-ROMを挿入した後、起動時に「C」キーを押すと、同CD-ROM内のシステムが立ち上がる。この状態で「起動ディスク」コントロールパネルの設定を「A」というHDから「B」というHDに変更するだけで、その時のトラブルは解決するのだが、もともと私のデスクトップマシンにはUSBがデフォルトで入っていた訳じゃないので、このCD-ROMからの起動だと、ソフトウェア不足でUSBキーボードもUSBマウスもまったく反応してくれないのだ。目の前にコンピュータとモニタはある。でも、キーボードやマウスが使えなくては、それらはただの箱に過ぎない。モニタにデスクトップの画面は映るのだが、それはただの風景だ。私の意思をまったく理解してくれない。

 そこで、慌てて古いADBキーボードが必要になった。それはたまたまラッキーなことに手近にうっちゃってあったので、それをADBポートに挿してなんとかまずは事なきをえた。Macでもほとんどの操作はキーボードから出来るようになっているからだ。めったにしないことだったが、覚えている限りのキーボードショートカットを使って、フォルダを選択し、そして開けていく。ついに目標の「起動ディスク」コントロールパネルまでたどり着いた。ところがだ!「起動ディスク」コントロールパネルの設定変更だけはキーボード操作だけでは出来ない。どうしてもADBマウスが要る!ところが手元には、不感症のUSBマウスがあるだけだ。さあ、どうする?!

 結局、ずいぶん前に反応が悪くなったという理由で放置してあったADBマウスがたまたま押し入れの奥にしまってあったのを思い出して、これを使って、なんとかすべての操作が出来るようになったが、もしもUSB化と同時に、すべてのADB機器を捨てていたらと思うと、ゾッとする。ちょうど深夜の仕事中だっただけに、本当に冷や汗をかいた。という訳で教訓、USBカードを挿した人は、ADB製品をすぐに捨てちゃダメ!

ミニ定期便116「2つのPEG情報」
  Date: 2000-07-26 (Wed)

 先日、SONY製のPalmOSマシンである「PEG」に関する情報が、「PDA Flash News」というメールマガジンに登録すれば、あなたのメールボックスまで送ってきてくれるよ、と「ミニ定期便108 PDA Style」で書いたばかりだが、その後、「Palmer」(http://www.alles.or.jp/~hiruma/palmer.htm)のhiruさんとの共同研究により、実はPEGに関するメールマガジン(またはそれに類したもの)は2系統あることがわかった。

 詳しくは、「Palmer」の7/23の記事「Sony PDA Mail Newsは2つ・・・ある!?」に詳しいので、そちらを参照してもらうのが早いだろう。

 なぜ、似たようなメールマガジン(またはそれに類したもの)が2系統もあるのかは謎だが、内容はPEGに関する情報でもまったく違っている。

 実際、PEGに関するサイトも、「PDA Style(仮称)」「SONY PDA ホームページ」と2系統あるんだよね。上記のメルマガはそれぞれの広報的役割を担っているようだ。


ミニ定期便117「携帯+ビデオの罠」
  Date: 2000-07-26 (Wed)

 携帯電話で動画が観られるシステム「PacketVideo」なるものが日本でも研究を開始したというニュースがZDNNの記事「携帯電話向け動画配信システムのPacketVideo,国内での事業を本格化」に出ていた。さて、ここで機長はちょっぴり不安になる。名前にもパケットとついているが、ビデオなどという膨大な情報量を受信して、いったい通信費用はいくらになるのか?パケットごとに請求される訳でしょ?

 詳しいことは不明だが、料金請求がちょっと怖いぞ。

ミニ定期便118「リモートメールいらず」
  Date: 2000-07-26 (Wed)

 「WorP@holic」で見つけた「パソコンに来ているメールをiモードで読みたい」という記事は、とても興味深いものだった。

 なんと、あるフリーウェアを使うだけで、リモートメールを使わなくてもi-mode端末で一般メールを受信して、それに返事を遅れるというのだ。しかも、リモートメールじゃないから、ちゃんとメールを受信するたびに教えてくれるというのだ。これは便利だ!

 さて、機長も挑戦するぞ!と意気込んで記事を読み進んでいくうちに立ち止まった。ようく考えればもっと早めに気づくべきだったのだが、この記事は「窓の杜」の記事。つまり、このフリーウェアはWindows用のものだったのだ。誰かMac用も作って〜!<

ミニ定期便119「打切りホラー」
  Date: 2000-07-26 (Wed)

 20〜21世紀を代表するベストセラー・ホラー作家であるStephen Kingさんがインターネット上でまったく新しい試みに挑戦している。Yahooの記事「米作家S・キング氏、ネットで小説を“直販”=自身のHPに連載(時事通信社)」よりの情報だ。

 なんと!自身のホームページ「the official STEPHEN KING web」において、新作小説「The Plant」の連載を始めたのだ。そして、連載1回ごとに1ドルで読者は作品をダウンロード出来るシステムだけでも斬新なものだが、もしも収入が少なければ連載そのものを打ちきるという少年ジャンプ顔負けのシビアな姿勢(商魂)に貫かれている。なかなか新しい挑戦だ。今後の成り行きに注目したい。

ミニ定期便120「携帯される」
  Date: 2000-07-26 (Wed)

 「携帯電話」が便利なことはみんな知っている。で、もっともっと便利になろうと、さんざまなサービスが付加されていく。たとえば、このニュースでは、JフォンがNTTドコモに続いて、富士山登山口から山頂までを携帯のエリアに加えたことが報じられている。

 これは確かに便利だ。「あたしィ、今、どこにいると思うゥ〜?」てなコールが増えることが便利だ、と言いたいのではない。すでに富士山6合目からの110番コールで人命が救助されているそうだが、「もしもの時!」に、山岳地帯や大海原での携帯エリアの拡大は心強い。

 でも、同時に、富士山の頂上にいても、携帯で捕まってしまうのか?・・・という思いも強い。「携帯する」のは楽しくても、「携帯される」されるのは楽しくない。

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