ミニ定期便 Back Number
倉庫033

ミニ定期便641 てのひらOffice
  Date: 2000-12-07 (Thu)

 「WorkPadでござる!」で続いているilovemacさん「Quickoffice」に関するレビューが素晴らしい。必読だ!



 ところで、こいつとどっちがいいんだろ?


ミニ定期便642 Prismの意味?
  Date: 2000-12-08 (Fri)

 昨日12/7はとうとう、Palm界最速、6万5千色カラーのお化けマシンである「Visor Prism」の発売日だった。

 とっても楽しみな反面、せっかくの6万5千色カラーも対応ソフトがなければ、単なる「Palm界で最も大きくて重い箱」に成り下がってしまう。

 じゃあ、対応ソフトが出まくればそれで幸せかというと、実はそれはそれで困ったことに、ソフトそれぞれのサイズがどんどん大きくなって、次には搭載メモリ不足の恐怖が待っている。

 ことほど、PDAの進化は難しい。そんな難しいPDAの進化を、いとも簡単に成し遂げてしまうPalmのライバル企業がなかなか成功しないのも、むべなるかな、と思う。

 普通のPCなら、CPUを上げてその分だけ電源から電力を引っ張ってくればいい。ソフトが巨大化してメモリが足りなくなるようならハードディスクを増設して、またまた電源から電力を引っ張ってくればいい。

 また、Palmの場合、いくら開発環境を用意しても、ハードウェアだけがんがん進歩して素人プログラマや中小ディベロッパがついて来れないなんてことをしたら、膨大なソフトウェア&周辺機器というPalm最大のアドバンテージを失ってしまう。

 普通のPCと違って、「所詮は文房具!」であるPDAの進化は、本当に難しい。進化が停まったら停まったで売れなくなるし、進化し過ぎたらし過ぎたでこれまた売れなくなる。

 ちなみに、Visor Prismには現在のところ、Visor Deluxeのような筐体のカラーバリエーションが存在しない。そことのところを開発元のハンドスプリング社の人に尋ねたところ、こんな答が返ってきた。

 「我が社ではPrismをVisorのメインストリームだと思っていない。メインはDeluxeやPlatinumの方で、Prismはあくまで、どうしてもカラーマシンが欲しいという人のための特別なマシンとして作った。もちろん、Prismはとっても楽しいマシンだ。これでやるゲームの楽しさは他の何ものにも勝る!でも、これは我が社の主力機じゃない」

 「ようやく6万5千色かよ?!」というしばしば聞こえてくる浮ついた意見とは裏腹に、「所詮は文房具!」であるPalmOSマシンの進化について、こういう謙虚さを持っている限り、とうぶん安心だ、と機長などは思っている。


ミニ定期便643 SONYの奇襲攻撃?
  Date: 2000-12-08 (Fri)

 11月30日に〆切を終えた「第一回CLIEプログラムコンテスト」の結果が12月8日に発表されるらしい。

 12月8日…Palm界初の純国産マシンを目指しているCLIEのためのコンテストとしてはこれ以上ない日程かもしれない。(←もちろん、英訳禁止でよろしくネ)




ミニ定期便644 おめでとう、PDA JAPAN!
  Date: 2000-12-08 (Fri)

 PDA JAPANが昨日、ついに100万アクセスを達成!本当におめでとう。必ずしもPalmOSマシンだけのためのサイトではないが、やっぱり応援してしまう素敵なニュースサイトだ。

 ※あ、そうそう、最近では外出先からiモード版を見ることも多いが、リンクがしばしば間違っている(たいていは別のニュースにリンクされてる!)ことも多いので、忙しいとは思うけどよろしくネ!



※あ、そうそう、そんなPDA JAPANの華やかなニュースの影で、昨日12/7にこの「iPAL-NEXT」はこっそりと28万アクセスを達成した!読者に感謝!

ミニ定期便645 てのひら忘年会【その5】
  Date: 2000-12-08 (Fri)

 今月は特別体制で紹介した全国のPalm系ユーザーグループの忘年会オフの日程だが、中京地区2つ目のPalm忘年会in名古屋からも日程が発表された。

■12/02 彩パーム(12月定例会「忘年会オフ」)…埼玉 finished
■12/08 PUGH(第一回定例会)…札幌
■12/09 Joe-Palm(鮟鱇鍋オフ)…水戸
■12/10 PUGO(忘世紀会!)…大阪
■12/11 東京ラ・パーム(忘年会)…東京
■12/15 m-plug(忘年&忘世紀パーティー)…田園高津
■12/16 Sen-Palm(センパーム復活100名タン焼き大オフ会)…仙台
■12/16 ぱむりん(ぱむりん忘年会)…東京
■12/16 Palm-Q(忘年会)…福岡
■12/16 C-PUG(第18回定例会)…名古屋
■12/16 FPALM(FPDA/FPALM合同忘年会オフin東京)…東京
■12/17 Palm忘年会in名古屋(名古屋地区のPalmユーザーのための忘年会)…名古屋 NEW

※最新情報は、各UGのサイトやPUG-Jのサイトで確認を!あ…同サイトにはすでに新年会の告知まで!

※どうやら、WE-PUGは12月22日かな?

Palm忘年会in名古屋はPUG-J所属団体じゃないみたいなので、詳細の確認はなんきん玉すだれさんで!




【Tips】
PUG-Jのサイト内にある「全国PalmUG連絡会 予定表」のページにはカレンダースタイルでオフ会の予定が書き込まれている。日付のリンクをクリックすると詳細情報も見られる!!

ミニ定期便646 MP2
  Date: 2000-12-08 (Fri)

 技術評論社の「まるごとPalm!」は、とても充実した本だった。Palmのことが何より好きなライターばかりを集めて、編集者の熱い情熱が注ぎ込まれた、かなり中身の濃い本に仕上がっていた。あの感動からおよそ5ヶ月!ついにその第2段が登場した。



「まるごとPalm! vol.2」(技術評論社)
形態 ■B5、248p
価格 ■1580円+税
ISBN ■4-7741-1121-X C3055
発売日■12月8日(時期は地方によって多少異なります)


 今回の「まるパ」も、とても熱い本に仕上がっている。物理的な「厚さ」じゃなく、ハートの「熱さ」!

 「Choice! Second Palm/ 2台目のパームを選ぼう」という巻頭特集のタイトルを見ればわかるように、すでにPalmを持っている人たちにまずは熱く語りかけている。だからPalm使い方を詳細に解説した「Power to the Palm!/ パームを使い倒せ!あなたのライフスタイルに、”もっと”パームを!」も、とても実用的で、初心者からヘビーユーザーまでとても役に立つ内容だ。圧巻は「Ore Palm Professional/ 俺パProfessional」!ウェブ等で盛り上がっていた「俺ぱ」(俺なりのPalm、私だけのPalm)からの名作がズラリと並んでいる。さらに、「Palm Broadcasting Station/ パーム情報局《体感》レポート」になると、もう、これでもかっていうほどの、Palm好き垂涎の情報が集まっている。とくに「WebClipping」のレポートなどはタイミングといい内容といい、とにかく素晴らしい!

 実はこの本に、機長もちょろっとだけ参加させてもらっている。どこに参加しているかは現物を読んで見つけて欲しい。

※あ、そうそう、この「2」出版を機に、出版の間隙を埋めてくれるWeb版の「まるごとPalm!」のサイトURLが変更になっている。新サイトはココ!要チェック!
※おつかされま>角さん

ミニ定期便647 何かの宣伝?【その1】
  Date: 2000-12-08 (Fri)

 以前、機長は、こんなミニ定期便を書いた。

■「ミニ定期便418 Jeffに会いたい!」

 それは、日本のPalm界が「パクスポ2000!」一色に盛り上がっていた10月の中旬のことだった。

 その頃、「Jeff Hawkinsが初来日するという情報は、複数のPalmNinja達からの報告で掴んでいたのだが、肝心の招待状が機長のもとにはない!ほんのすぐ側まで、憧れのJeff Hawkinsが来ているのに会うことが出来ない!」というジレンマ状態に当時の機長はあった。

 ところが、「機長がJeff Hawkinsの熱烈なファンであり、きっと会いたがっているだろうと想像してくれた「某そっちの業界関係者」が特別に都合をつけてくれて、機長を、同発表会の会場に紛れ込ませてくれるという段取りをつけてくれた」のだ。…という訳で機長は10月16日に都内某所で開かれていた「新型Visor発表会」に潜り込むことに成功した。(その時の模様はココにも一部書かれている)

 そこから、機長の熱すぎる2日間が始まった。というのも、話はトントン拍子に進んで、機長は「新型Visor発表会」の会場潜り込みに終わらず…【続く、予定】



Special thanks to Marugoto Palm! Web

ミニ定期便648 誇大広告デハナイ。
  Date: 2000-12-08 (Fri)

 笑った。というのもクリクラ!に出ていたこの写真だ。



 これだけ見ると、一人の日本人男性がマッチ箱にCLIEのデザインを施して、それを2本の指だけで摘んで周囲を驚かせてやろうと楽しんでいるようにも見えるが、これ、別にふざけた写真じゃない。

 「TRAIN」シリーズや「PocketBBS」などで知られるPalm界の巨人、通称「ロボ」こと、拝啓PalmOS様今関弘明さんが、本物のCLIEを持っている写真だ。

 そんな今関さんがEnjoy CLIEマガジンのMaking of CLIEシリーズインタビューに登場している。ちなみに、これまでの登場人物は以下の皆さん!

■南 雅文さん(ソニー(株)インフォメーションテクノロジーカンパニー)
■清水博幸さんさん(ソニー(株)インフォメーションテクノロジーカンパニー)
■筑地宏次さん((株)ジャストシステム自然言語製品開発本部)
■奥一穂さん((株)イリンクス チーフアーキテクト)
■石井 隆雅さん(ソニースタイル)


ミニ定期便649 【速報】第1回「クリエ」プログラムコンテスト受賞作発表!
  Date: 2000-12-08 (Fri)



…というわけで、時間がないので詳しくは書かないが、ココを参照のこと!

Palm界の有名人から新星まで幅広く登場して授賞式は大いに盛り上がった!


ミニ定期便650 【速報】その名はCLINGO!
  Date: 2000-12-08 (Fri)

【追加情報あり】

 時間がないので、こちらも速報!



 かねてより、クリクラ!で公開されていたMacintoshユーザ用のCLIEドライバ「Mac USB Driver for CLIE」が本日から京都のネットショップVis-a-Visで発売された。12/15からはPDA Styleでも発売される予定。いずれも定価:\2,980.-(税別)。

 なお、同ドライバには「CLINGO」という愛称がついているのだが、これ、機長が名前をつけさせてもらった。なぜに「CLINGO」なのか?…については自分で考えてもらいたい。あまり深い意味はない。あくまで愛称だが、良かったら「クリンゴ」と呼んであげて欲しい。



  

●追加情報
急な情報のため、仕事場から更新!どうやら、この「CLINGO」、突然だが本日よりPDA Styleでの取り扱いも始まったらしい!恐るべき速さ!

■CLIEのMac用ドライバがついにリリース,愛称は「CLINGO」

ミニ定期便651 ソニーらしさ。
  Date: 2000-12-09 (Sat)

 実は、昨日、第1回「クリエ」プログラムコンテスト授賞式の会場に忍び込んできた。場所は都内某所。SONY村と呼びたくなるような一角。ビル内の小さな会議室でそれは行われた。「いつの日か大きな会場で!」という主催者側の挨拶にもあったが、本当に、何だか「ビル内の会議室」というよりも「ロッジの屋根裏部屋」と言った風情のその部屋で同コンテストの受賞作の発表と授賞式が行われた。



 最初に10部門の表彰がある旨、主催者側より発表があった。会場に集まった10余名ほどのプログラマたちの表情にも緊張が走った。

 以降、10部門の作品が次々と発表されていった。社員司会者の軽妙な語り口と、デモ役の人のボケっぷりでなかなかいい味を出しながら発表が続いた。

※受賞作については、詳しくはこのページを見て欲しい。(なお、受賞作にはすべて2000年12月11日から2001年1月31日まで同サイトで自由にダウンロードが出来るらしい)

 さて、今回のコンテスト受賞作で印象的だったのは、コンテスト主宰者の遊び心だった。「エンターテインメント賞」「ユーモア・アイデア賞」などのネーミングもそうだが、「実用性」はもちろんながら、「ユニークさ」や「楽しさ」が高い評価を受けていたという印象を強烈に受けた。こういうところがソニーらしかった。

 すでに製品版が発売されている山田達司さん「PowerJOG」(大賞)今関弘明さん「McFile」(メモリースティック賞)高橋大樹さん「Crs-MeDoc」(ビューワ賞)福本修仁さん「WCPM」(イメージング賞)などは、王道をついた受賞と言えたが、



仕事人さん「たっちでうひ!」(エンターテインメント賞)や、しゃあみんさん「JOPPO!」(ハートウォーミング賞)d-katsuさん「Kinko」(ユーモア・アイデア賞)などは明らかに、その楽しい精神が評価された作品と見受けられた。



abbyさん「RonDo」(優秀作品賞)や、EIJさん「ぐるグル」(ジョグダイヤル賞)ながまつたつおさん「sitem」(サウンド賞)などは、その中間をついた作品と言えた。



 パッと見た感じ、Palm界で古くから活躍してきたプログラマの名前がやや多いようにも思えるが、ようく見ると、それは彼らの名前の印象が強すぎるだけで、実際にはこれまで第一線で活躍してきたプログラマさん達とは違う、新しい世代のプログラマさんも約半数いる。これもなんだか嬉しかった。

 主催者側からは「これからもどんどんこういうコンテストを開催していきたい!」という旨の発言があり、一方で、あるベテランプログラマからは「いつまでも自分たちばかりが受賞しているようではダメで、もっともっと若い人に出てきてもらいたい。でも、次回があったらまた応募しちゃうかも…」というコメントが聞かれた。こういう主宰者と参加者の心意気があるかぎり、まだまだこれからが楽しみなPalm界だ。



■ソニー、『CLIE』のプログラムコンテスト入賞作品を発表、大賞は『PowerJOG』

ミニ定期便652 プログラマ狩り
  Date: 2000-12-09 (Sat)

 あはは、とまたまた笑わせてもらったのは下記の記事。

■パームの開発者パーティーにマイクロソフトが乱入?

 当然のように、ZDNet/USAではなく、CNET/USAの記事(の日本語訳)だ。

 要すに、12月11日からサンタクララで開催されるPalmOSのためのソフト開発者会議「PalmSource」のために集まるであろうPalm環境の開発者達に、WindowsCE用のソフトを作ってもらうために、PocketPC陣営が特別チームを派遣した、というニュースだ。

 昨日は、日本のPalm陣営企業であるSONY社がプログラマのためのコンテスト授賞式を楽しく開催しいた。そんな頃、アメリカではこんなことが計画されていたらしい。相変わらずだな、Microsoft社。

 たとえば、先日もこんなニュースがあった。

■「ミニ定期便431 それでこそMicrosoft!」

 その昔は、ある国内のPalm系プログラマから、彼の代表作であるPalmOS用ソフトを「WindosCE用のソフトに書き直してくれるようMicrosoft社から金銭提示のメールが届いた」という話を直接聞いたことがある。とにかく、彼らはずっと必死らしい。

 頑張れ、PocketPC!


ミニ定期便653 てのひら忘年会【その6】
  Date: 2000-12-09 (Sat)

 今月は特別体制で紹介している全国のPalm系ユーザーグループの忘年会オフの日程だが、ついにWE-PUGからも日程が発表された。

■12/02 彩パーム(12月定例会「忘年会オフ」)…埼玉 finished
■12/08 PUGH(第一回定例会)…札幌 finished
■12/09 Joe-Palm(鮟鱇鍋オフ)…水戸 finished

■12/10 PUGO(忘世紀会!)…大阪
■12/11 東京ラ・パーム(忘年会)…東京
■12/15 m-plug(忘年&忘世紀パーティー)…田園高津
■12/16 Sen-Palm(センパーム復活100名タン焼き大オフ会)…仙台
■12/16 ぱむりん(ぱむりん忘年会)…東京
■12/16 Palm-Q(忘年会)…福岡
■12/16 C-PUG(第18回定例会)…名古屋
■12/16 FPALM(FPDA/FPALM合同忘年会オフin東京)…東京
■12/17 Palm忘年会in名古屋(名古屋地区のPalmユーザーのための忘年会)…名古屋
■12/22 WE-PUG(2000 WE-PUG忘年会
@広島(オフ 2nd.))
…広島 NEW

 ※最新情報は、各UGのサイトやPUG-Jのサイトで確認を!あ…同サイトにはすでに新年会の告知まで!

 ※Palm忘年会in名古屋はPUG-J所属団体じゃないみたいなので、詳細の確認はなんきん玉すだれさんで!




【Tips】
PUG-Jのサイト内にある「全国PalmUG連絡会 予定表」のページにはカレンダースタイルでオフ会の予定が書き込まれている。日付のリンクをクリックすると詳細情報も見られる!!

ミニ定期便654 ドコモかしこも!
  Date: 2000-12-10 (Sun)

■NTTドコモを「支配的事業者」と認定へ 電通審方針



 まだ確定ではないらしいが、NTTドコモがついに米国におけるMicrosoft社と同じ歴史を歩み始めた。

 機長はもろNTTドコモのユーザーなので、通信そのものに関して被害を受けたことはない。(あるとしたら、たまにあるiモードメールのものすごい遅配ぐらいかな〜?)

 ただ、ドコモのショップサービスがどんどんかつての電電公社化(つまり、いい加減!)していることにだけは、だんだんイライラしていた。

 ま、NTTドコモにも、電気通信審議会にも、しっかりと頑張ってもらいたい。


ミニ定期便655 パーム航空沖縄支店?
  Date: 2000-12-10 (Sun)

 「パーム航空」時代からの古い読者であるM.Usuiさんは、今から2年ほど前の1998年12月に、横田市から那覇市に移り住んだ旨の移転のお知らせメールをくれた。

 当時の機長は、彼のメールにあった「沖縄は現在 外気温 19度 室温 24度」という言葉が印象的だった。そう、当時も今と同じ12月だったから、上記の気温は寒〜い東京暮らしの機長には衝撃的なデータだったのだ。(たぶん、M.Usuiさん自身もそうなんだろうな〜と思いつつ…。)

 そんなM.Usuiさんから2年ぶりにメールを貰った。

===============
沖縄島に引っ越してきて2年がたちました。引っ越し前からパーム航空覗いておりましたから航空覗き見期間もOver 2年です。

で、現在の住まいのそばになぜか「パーム」と言うディスカウントチケット(航空券)屋さんが....
===============


うん?…あ!



上記の画像をクリックすると、お店の全景写真(大きいから注意!)が観られる。

あ、「おこめ券」まで!

ミニ定期便656 何かの宣伝?【その2】
  Date: 2000-12-10 (Sun)

「ミニ定期便647 何かの宣伝?【その1】」の続き。

 「新型Visor発表会」では、「皆さまお待ちかね!本日のメイン・キャストの登場です」というハンドスプリング社日本法人の小見山社長に続いて、壇上に「この日、誰もが、とくに機長が待ち望んだ男」が上がった。日本初来日になる、「Palmの父」と呼ばれる男、Jeff Hawkinsだ。これまでプロフィール写真で感じていた「やさ男」というイメージそのままの顔つきだったが、その顔の下についていたカラダはかなりの巨人だった。目測でおよそ2メートルほどはあるだろうか?「Palmの父」という言葉に不似合いな巨人が壇上を横切ってスピーチボックスの前に立った。



Special Thanks to Visor-Japan.com

 機長は、ようやくJeffという男の現物を見ることが出来た感動のため、軽い目まいを覚えつつ彼の巨大な体躯が演壇の上にあったプレゼン用のノートコンピュータを不器用にチェックしている姿を、呆然と眺めていた。

 Jeffは、プレゼン用のVAIOノートを慣れない手つきで操作しながら、プレゼンを始めた。いわゆるPalmの歴史・概要、Handspring社の創設などに触れながら、現在のVisorの現状までを紹介。途中、VAIOのジョグダイヤル操作をトチって戸惑う場面もあったが、そんな時にも終始サービス精神に満ちた笑顔を忘れない男だった。冷静に語る知識人の顔と、優しすぎる笑顔がアンバランスな万年青年風の男のスピーチは続いた。

 続いて彼は、その日もっとも大切な用件について語り始めた。そう、新型VisorであるPrismとPlatinumの説明だ。カラー対応マシンであるPrismについては、このマシンのために誕生するだろうSpringboardモジュールの新しい可能性についても触れていた。そして、この後、機長は何度か目撃することになるのだが、「SoundsGoodという最新のMP3再生専用のスプリングもジュールを付けて、Prsim本体でカラーゲームをやるのが最高に楽しいんだ」と語った。ちなみに、カラーゲームはZap、再生されていた音楽はHandspring社の社員たちが組んでるバンドの演奏だそうだ。

 そんなJeffのプレゼンに引き続き、演壇上ではHandspring社プロダクトマーケティングマネージャーの中山嘉貴さんが、たった今発表された2機種についてのデモを続けいていた。

 そんなデモを見ながら機長は、2日ほど前の夜のことを思い出していた。それは「ある業界関係者」からのメールだった。

「2日後の昼間、機長は時間を作ることが出来ますか?」

 正直、その昼間に機長は仕事を抱えていたのだが、「もしも時間を作ることが出来るなら、この日のHandspring社の新機種発表会の会場に潜り込ませてあげるよ」という一文を読んで、すべての仕事スケジュールを殺人的なものにしてしまったとしても、この「2日後の昼間」のスケジュールだけはなんとしても空けなければ!と誓った。そして機長はその「ある業界関係者」にメールを送った。

「行きます!なんとしてでも行きます!詳細を!」

 もしも機長のメーラーに「EXPRESS」というボタンがついていたら、「送信」ボタンじゃなくそっちを押しただろうという熱い興奮とともに、その返信メールの右上についていた「送信」ボタンを押していた。やがて、返事が来て、機長は少なくとも、来日するJeffの半径数百メートル以内に接近することが出来ることになった。それだけでも機長は興奮していたのだが、そこにまた「別のある業界関係者」からのメールが届いて、機長の興奮はますますヒートアップすることになる。

【たぶん、続く、予定】

ミニ定期便657 がんばれ、歯医者さん!
  Date: 2000-12-10 (Sun)

 携帯電話とPalmのようなPDAの未来を考える時、アイツの存在はとても大きくなる。そう、「北欧の青い歯」こと「Bluetooth」だ。



 ※「Bluetooth」って何?って人は、たとえばココを参照。

 PDAが携帯電話を内包するのか?携帯電話がPDA機能を内蔵するのか?という議論の前に、携帯電話とPDAが無線で繋がってしまえば、これほど簡単な解決法はない。PDAを主体に考えるなら携帯電話との接続だけじゃない。PCを初め、あらゆる機器と無線で繋がるPDAの可能性を考えると、マジでドキドキする。

 だから、期待の大きいBluetoothなのだが、業界内にはまだまだ慎重論が多い。そんな状況のひとつがこの記事では説明されている。

■Bluetoothのジレンマに取り組む2社のベンダー



※ところで、いつの間にか「PC WEEK」ってなくなって、この「eWEEK」になっちゃってたんだ?いろいろ移り変わりが激しいな〜。

ミニ定期便658 ヤマタツ大政奉還
  Date: 2000-12-10 (Sun)

■「きっと君は来ない」JR東海のクリスマス定番CM復活

 クリスマスといえば、ある年代の人間には懐かしい、もうほとんど年末の「忠臣蔵」に近いノリですらあった「JRのヤマタツCM」が今年は帰ってくるらしい。

 ずっとTBCとかケンタッキーに取られてて、なんか違うな〜とか思ってた自分もどうかと思うが…。


ミニ定期便659 あと少しで2000円を割る!
  Date: 2000-12-10 (Sun)

 PDA styleが放ったスマッシュヒット企画「Merry CLIE〜5000人集まればHappy CLIE」明日12月11日(月)正午で〆切を迎える。

 これは、同サイトが発売するCLIE用オリジナルキャリングケース(クリアタイプで青と赤の二色)の値段をサイト投票で決めるという企画で、投票すればするほど値段が下がっていくという、とっても資本主義的な企画。

 

これはPDA styleでの先行予約発売の際のオマケだった「オリジナルキャリングケース」のトランスルーセント版だ。

 〆切前夜の10日午後9時現在で、投票総数は2500人を越えて2000円、スタート時点だった3500円からすでに1500円も値段が下がっている。あと400人ほどで1750円と千円台に突入する。〆切まであとわずか。急げ!



 ※ちょっとわかりづらいかもしれないが、このページの右やや上あたりの下記の画像の「「クリエ」をお持ちの方はこちら」の部分をクリックすると該当ページに進める。オリジナルキャリングケースの見本は、その上の「「クリエ」をご購入の方はこちら」に画像が出ている。


ミニ定期便660 Palm最大の敵とは…
  Date: 2000-12-11 (Mon)

 hiruさん「Palmer」に、新型ザウルスに触ってみたインプレッションが出ていた。

■12/10  恐竜もガンバる(Palmer)



 なかなかイイ線、行ってるらしい。ところで、hiruさんがザウルスとパームの関係を、「日本車と外国車」に喩えている話は秀逸!


 
 一方、靖之介さん「手のひら侍」には、新型ザウルスにもきっと負けないであろうPalmが、おそらく唯一敗北を記すであろう最大のライバルの話が出ていた。

■No.46 『palmの限界?』(2000/12/10)(手のひら侍)

 確かに、コイツにはかなわない。でも、今回の靖之介さんの話、とってもいい話だ。


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