ミニ定期便 Back Number
倉庫064

iPAL1261 山田達司最新作品、登場!【改訂】
  Date: 2001-06-02 (Sat)

【改訂】

 山田達司さんが満を持して、さきほど発表したばかりの新作ソフト「PowerRUN」は凄い!CLIEやm50Xシリーズなど、メモリーカード(メモリースティックやSDカード)を使っているPalmOSデバイスのユーザーにはキラーソフトとなるかもしれない、凄いソフトだ。

■PowerRUN(Simple-Palm)



↑ about画面。最近の山田達司さんの作品の特徴としてアイコンもカッコいい!

 ※詳しい解説や使い方はココを参照のこと!既知のバグンも「トラブルシューティング」に出ているので、要チェック!

 概要は以下の通り。Simple-Palmより引用。
 
●簡単な操作でアプリケーションを本体、メモリーカード間で移動することができます。MS Gate等のユーティリティを併用する必要がありません。

【機長注釈】この手のものは山田さんの過去作(PowerLAUNCHER)も含めていくつかがあるが、このソフトほど、初心者にも優しい設計のものはなかった。具体的には、メモリーカード(メモリースティック、など)内に出来るフォルダや、その中身のことをいっさい気にすることなく使える。
 


↑ PowerRUN内の「本体」側のウィンドウ。ここでメモリーカードに移動したいソフトを選んで「移動」を押すと、各種データまでひとまとめにして移動してくれる

●PowerLAUNCHER Lite,m500シリーズと異なり、全てのサードパーティ製ランチャーにおいて、メモリーカード上のアプリケーションを起動できます。

【機長注釈】そう!これまでのこの手のソフトでは、ランチャーによってメモリーカード内に保存したソフトが見えたり見えなかったりしたのだが、このPowerRUNでは、すべてのランチャーからメモリーカード内のソフトが見える!これは便利だ。また、ソフトリセットのたびにランチャーのカテゴリーがデフォルトに戻ってしまって、これを修正する必要もない!



↑ アイコンの左下に黄緑色と青色のマークがついているのが、メモリーカードに保存されたアプリ。どんなランチャー(メニュー形式のものなど)でも、ちゃんとメモリーカード内部に保存されたアプリが表示される!なお、「ソフト本体のみ移動」した場合も、アイコンにマークがつくがマーク柄は通常と同じ。

●アプリケーション及びアプリケーションに付随するデータを全てメモリーカードに移動できます。(オプションとしてアプリケーション本体のみを移動することも可能です)

【機長注釈】これこそ初心者に優しい設計!おかげで、このファイルはメモリーカードに入れてもいい?とか、こっちのファイルは入れちゃダメ?…とか、いちいち悩まなくてもいい。アプリケーションの名前を選択すれば、な〜んにも考えなくても、各種データまで勝手にまとめてメモリーカードに保存してくれる。元に戻したり、削除したりする場合も同じ。とにかく、細かいファイル名を気にしなくてもいい!機長も経験したが、最近のPalmwareはファイル数が増えて、その名前も複雑で意味不明なものが多い。初心者がそれらをひとつづつ意味や内容で認識するのはとても難しい。そんな時に、ファイル単位じゃなくアプリ&データをまとめて移動させてしまえるのは、とっても便利だ。ところで、データとともにメモリーカードに入れてしまうとあまりにも重すぎてしまうソフトに関しては、アプリケーションだけを移動させることも出来る設定もついているので、初心者だけじゃなく上級者でも便利に使える。(この特殊機能を使う場合は、ターゲットのアプリを選択してから「編集」メニューの「ソフト本体のみ移動」というコマンドを使う。)
 


↑ PowerRUNによってメモリーカード内に保存されたアプリやデータは、メモリースティックの場合、「program」フォルダ内の「PowerRUN」というフォルダ内に保存されているが、PowerRUNの場合は、これまでの同種のソフトとは違って、こうしたフォルダの存在さえもまったく気にする必要がない!(上図は、PEG-N700Cにおいて、あえて「McFile」でメモリーカード内部を覗いてみた場合)

●PowerLAUNCHER Lite,m500シリーズと異なり、読み込み専用でないデータもメモリーカードに移動できます。内容に変更があった場合、自動的にメモリーカードに保存されます。
 
【機長注釈】こーゆーキメ細かさも山田さんらしいというか、これまでの同種ソフトではメモリーカードに入れられるデータは、読込み専用データ(変更のない辞書データなど)に限られていた。でも、PowerRUNでは、書き換えのあったデータでも書き換え部分をちゃんと変更した上でメモリーカードに保存してくれるので、気にしないでメモリーカードに保存できる。これは助かる。



↑ ちなにみ、いっさい気にする必要のない「PowerRUN」フォルダの内部がどうなっているかというと、こんなことになっている。ファイル名までが通常以上に訳のわからない名前に変更されているが、とにかくこのフォルダの中身のことはいっさい気にしなくてもいいので、このフォルダをあえて開いてみる必要すらない!!初心者はとくに、まったく悲痛がないので開けるな!触るな!…ちなみに、フォルダ内部にはソフト本体&データ(名称がPowerRUNによって変更されている!)が入っており、各ソフトを起動するたびにこのフォルダ単位でコピー操作が実行される。で、フォルダに入っていないソフト(上図では「Palmscape.prc」や「CLIE mail.prc」)は、「ソフト単体で移動」をした場合のソフトのMS内コピーだ。(上図は、PEG-N700Cにおいて、あえて「McFile」でメモリーカード内部を覗いてみた場合)



↑ 上図のフォルダ(例:「Abroad!」フォルダ)を開いてみた場合。「Abroad!.prc」というソフト本体以外は、PowerRUNによって名称が変更されているが、デバイス本体にコピーされた時にはちゃんと通常の名称に戻されるので、ユーザーはいっさいこれらのフォルダ内部や名称の変更についても気にする必要がない。(この図も、PEG-N700Cにおいて、あえて「McFile」でメモリーカード内部を覗いてみた場合)

●複数枚のメモリーカードに名前を付けて管理することができます。PowerRUNは必要になるとメモリーカードの入れ替えを指示しますので、メモリーカードをとっかえひっかえして必要なソフトを探す必要はありません。

【機長注釈】機長はまだ、複数のメモリーカードを使い込んだりはしていないのでなんとも言えないが、確かに、PowerRUNではメモリーカードに名前をつけられる。役に立たなくてすまぬ。



↑ PowerRUN内の「カード」側のウィンドウ。本体(PalmOSマシン)に戻したい時や、削除したい時のみ使う。普段は気にしなくてもいい。本体やカード内の「空き容量」まで表示してくれる!(PowerRUNでは毎回、アプリを使用するたびにメモリーカードから本体にコピーするという操作を行っており、そのため、CLIEでの使用時にはコピーするアプリの3倍の空きメモリがないと本体内にコピーすることが出来ない!無理してコピーするとエラーの原因となるので、本体内の空きメモリが少ない場合は要注意!)アプリ名称の下にある「Card:」の隣りが、メモリーカードの名前。機長は何も考えずに「001」と名付けてみた。

●PowerRUNは起動前に必要なデータを本体内にコピーします。したがって、大きな(目安として500Kバイト程度)ソフト(辞書ソフト、動画ソフトなど)では起動に時間がかかりますし、本体内に大きな空きメモリーが必要となりますので、快適には利用できません。数10Kから300Kバイト程度のソフトでは非常に快適にご利用いただけます。

【機長注釈】確かに、大きなアプリやデータを扱う時には起動や保存(起動ほどじゃないが)に時間がかかる。でも、そこそこのサイズのアプリやデータを扱う場合には、ほとんどストレスなく扱える。このスピードは本当に速い!ま、ユーザーの使用目的に応じて、メモリーカードに置いておくアプリケーションやデータと、本体に置いておくべきアプリケーションやデータを使い分ければ問題はないだろう。



↑ PowerRUNによってメモリーカード内に保存されたアプリは、PalmOSマシン内部では、「**」印のついたWindowsにおけるショートカット(Macならエイリアス)のようなものとして存在している。どれも2KBもない軽いファイルなのでほとんど気にならないサイズだ。(上図は、PEG-N700Cにおいて、あえて「MS Gate」でPalmOS内部を覗いてみた場合)

【機長まとめ】
日常的にやたらと使うソフトをPowerRUNを使ってメモリーカードに保存するのはあまりお薦めは出来ないが、たまにしか使わないソフトなら、多少の時間待ちでも気にならないだろう。そういうソフトを片っ端から保存できるだけの容量がメモリーカードにあるなら、かなりの数のソフトをメモリーカード内に保存できる!凄く便利なソフト。しかも、繰り返すが、アルファベットだらけのファイル名をいちいち気にしなくてもいいので、初心者にも優しい!機長のイチオシソフトだ。(なお、機長はPEG-N700CでSwitchDashと併用しているが、とくに問題なく使えている)

【注意1】
あと、要注意なのは、CLIEで使用する場合のコピーサイズ制限。CLIEではメモリーカード(メモリースティック)からCLIE本体にファイルをコピーする場合、必ずコピーするファイルの3倍以上の空きスペースがなければならないというルールがある。そのため、CLIEでこの「PowerRUN」を使用する場合は、必ずこのルールを気をつけて欲しい。その目安として、「PowerRUN」の下から2行目に表示される本体の「空き容量」には気をつけて欲しい!

【注意2】
以前のバージョンから新しい「PowerRUN」のバージョン( Ver.0.60)にアップデートする場合は、必ず旧バージョンのソフトを削除して、さらにソフトリセットしてからインストールしないとエラーが起きる。機長はこれをやらかしてしまい、このコラム自体を書き直すことになってしまったが、さらに、その後、エラーの嵐をこうむることとなった。くれぐれも気をつけるべし。(ただし、「PowerRUN」の一般公開はVer.0.60からなので、普通のユーザーは今のところ気をつける必要はなさそうだ。「デモ版」など一般公開以前のバージョンから使っているユーザーのみ要注意!)

※ところで、機長はまだm500シリーズを使っていないので、上の【機長注釈】はおもにCLIEにおけるメモリースティックを基準に表現している。m500シリーズではちょっと意味が違ってくるかも…。また、VisorのSpringboardの場合は、PowerRUNがなくても、上記の操作はだいたい実現できている、はずだ。

 詳しくは自分の目で確かめて欲しい!現在、6月30日まで使えるβ版を公開している。山田さんのサイトのトップページには6月31日まで!と書いてあるが、6月は小の月なので30日までだと思う。山田さん、このアプリの公開をかなり急いでいたので、こーゆーところが…笑)
 

iPAL1262 おかえりなさい。
  Date: 2001-06-03 (Sun)



しばらく行方不明だった「迷い犬」が見つかった模様。とにかく祝!犬。

■モバ犬復活宣言!?(パームをポッケにつめこんで)2001.06.02

■放し飼い状態。(モバイルな日々)'01.06.02(Sat)

 何はともあれ、お帰りなさい!これからもよろしくネ!


iPAL1263 L-Palm/PEG-N700Cプレゼント発表
  Date: 2001-06-03 (Sun)

L-Palmで実施されていた「私のケース自慢〜しろクリプレゼント」の当選者が発表されている。


iPAL1264 Palm OS関連の話題 from CNET
  Date: 2001-06-03 (Sun)

 CNETに、Palm OS関連のネタが揃ってきたので、紹介する。

■パームがさらなる人員削減 (CNET)

 やや遅くなったが、キャッシュ危機にあるPalm社の新しい人員削減案についての情報と、逆に1名増やしますよ、という「iPAL1260 COOの初仕事は株価を上げること?」でも紹介した情報だ。それによると、新加入のTodd Bradleyさん(ソリューショングループの上級副社長兼最高業務責任者、つまりCOO)ってば、Gateway社が「1月に大規模な経営陣の刷新を敢行した」際に「解雇した」「5人のトップ幹部」の一人だったんだ?…

その時のニュースはこちら!(英文だけど)

■Gateway CFO departs as shake-up continues(CNET)

 そして、「iPAL1155 世界はこれを、かなり待ってた!」でも紹介したm50X日本語版のニュースはこちら!

 この記事によると、「米国の小売では流通在庫の増を受けて、値引き販売されるケースが出ているが、日本国内では当初の見込み通りモノクロモデルのm500は4万4800円、カラーモデルのm505は4万9800円の店頭実勢価格で売り出される」だそうだ。ってことはだ、m500はVisor EdgeやVisor Prismの定価と同じ値段で、m505はPEG-N700Cの定価と同じ値段ってことになる。なかなか面白い値付けだ。果して…?!
 
■Palm『m500』『m505』、6月9日発売(CNET)

 さらに、「iPAL1154 VisorPhone Japan?」で紹介した日本版Visor Phoneか?というニュースはこちら!
 
■ハンドスプリング、TTNetなどと提携、『Visor』用通信モジュールを今秋投入 (CNET)

 ここには、先日の「NIKKEI NET」記事にはなかった、あるいは食い違った情報もいくつか出ている。

 たとえば、NIKKEI NETでは筐体デザインを「昨年末に米国で発売した機種をベースに(中略)PHS機能内蔵カードを開発し一体化」と書いていたが、CNET記事では「欧米で販売している『VisorPhone』(バイザーフォン)と同デザイン」と書いている。また、NIKKEI NETでは触れられていなかったが、その名称は「SMARTCON for Visor」であるらしい。また、新情報として「米ハンドスプリングは今月から米国のVisorPhoneにモバイル向けブラウザー『Blazer』を含むスイートをセット販売しているが、日本国内のものには付属しない」と書いている。ってことは、「Palmscape」登場か?!とちょっぴり期待してしまう。これはあくまで希望的想像だけど…。
 

iPAL1265 BBSヘッドライン01/06/03
  Date: 2001-06-03 (Sun)



■在庫削減のために... 投稿者:ぱんちょ  投稿日: 6月 2日(土)04時08分39秒

 たぶん、これ、マジでやるんじゃないかな。最近のPalmOSはローカライズが以前ほど大変じゃないなんて噂もあるしね。もしもそうじゃないなら、山田達司さんをレンタルで2バイト文字圏に貸し出して、各国でT-OSとかB-OSとか量産してもらうというのもありかも。ま、Todd君(新COO)に期待しましょう。
 
■新しいCEO登場って 投稿者:丸玉  投稿日: 6月 2日(土)06時07分31秒

 「iPAL1160 COOの初仕事は株価を上げること?」や「iPAL1164 Palm OS関連の話題 from CNET」を参照のこと!
 
■Jeff の誕生日 再確認 投稿者:Jun  投稿日: 6月 3日(日)00時07分07秒

 なるほど、間違いなかった訳だ。確認、感謝!

■新雑誌? 投稿者:ありんちょ@うぃんでパ〜  投稿日: 6月 3日(日)03時32分12秒

 これはスクープかも?!だって、Gearって言えば、Palmの世界ではあそこしかないのでは?…まさか、サイトまで日本語で進出してきたりして。…とは言え、あの膨大な量のテキストを日本語に訳するのは…。あ、でもムックが出るってことは…。
 
 ところで、昨日「iPAL-BBS」の方に「■■日本脳波放送学会■■■■■■■」というタイトルで「東京都清瀬市のフカヤワ」という人物からの書き込みがあった。あまりにも恐ろしいというか、面白いというか、そういう内容だったので、普段のアダルト系やお商売系書き込みとは違って、このまま削除しないでおこうか?…とも思ったけど、やっぱそのまま残したら妙な書き込みを誘発するだけだろうと思って削除した。ま、この人は様々なところに書き込みをしているので、どうしても詳しく知りたい!という人はGoogleとかで検索すればすぐに、その「書き込み内容」や「専用掲示板」(Palm界で有名なひらがな3文字の人、書き込みとかしないように!笑)は見つかるはず。マジっぽいのであんまりお薦めはしないが、「対抗手段=蒸発する」には思わず笑ってしまった。面白怖すぎる。

iPAL1266 まさか?
  Date: 2001-06-03 (Sun)

 Handspring社のサイトが日曜日の夕方現在、メインテナンス状態になっている。

 …なんだろ?まさか、何か新しいことを発表する気なのかな?それとも単なるメインテナンスなのか?(なお、日本のハンドスプリング社はいつも通り!)

■Handspring社




iPAL1267 訂正記事【iPAL1261について】
  Date: 2001-06-04 (Mon)

【大切なお知らせ】

 機長イチオシPalmwareである「PowerRUN」を扱ったコラム「iPAL1261 山田達司最新作品、登場!」の内容は、機長が現行バージョンである「Ver.0.60」の前のバージョンである「Ver.0.50」(一般には未公開)に「Ver.0.60」を上書きするという、やってはいけないアップデートを行った状態でのレビューになっている。

 そのため、バージョン番号が「Ver.0.50」のままだったりしているが、同ソフトのReadMe通りに前バージョンである「Ver.0.50」をいったん削除してからソフトリセットをかけて、それからちゃんと新バージョンである「Ver.0.60」をインストールすれば、前記事のようなトラブルは起きない。
 
参照■利用を中止する、バージョンアップをする場合(PowerRUN)
 
 また、「Ver.0.60」では各種機能がずいぶん新しくなっているので、スクリーンショット各種も古いバージョンと混じった状態になっているのであまり信用しないように!
 
 てなわけで、いくら嬉しくても慌ててコラムを更新するのは良くない!…と反省するとともに、同ソフトのレビューについては、山田さん自身が書いている詳細なReaMeを参照するように!


 
※正直、上のようにバージョンアップの方法を間違えると、結構大変なトラブルが待っているので、要注意!なお、一般公開は「Ver.0.60」からなので、普通のユーザーにはまったく問題がない。安心して使って欲しい!とにかく、とっても素敵なソフトだ!

※近いうちに「iPAL1261 山田達司最新作品、登場!」も書き直す予定だが、今はこのお知らせのみにさせてもらう。山田さんを始め、関係各位の皆様、申し訳ない!


iPAL1268 訂正記事(iPAL番号の修正)
  Date: 2001-06-04 (Mon)

 久々に「iPAL」の通算番号(記事タイトルの頭についてる4桁数字)を間違えてしまったので、修正した。対象となるのは「iPAL1140 隗より始めて!」「iPAL1167 訂正記事【iPAL1161について】」の28記事で、これらをすでに正しい番号(それぞれ+20)に修正した。
 
 修正された記事はミニ定期便 Back Number 倉庫062内の「iPAL1240 隗より始めて!」と、ミニ定期便 Back Number 倉庫063内の「iPAL1241 ふむふむ。」「iPAL1260 COOの初仕事は株価を上げること?」、さらに現行ページ内にある「iPAL1261 山田達司最新作品、登場!」「iPAL1267 訂正記事【iPAL1261について】」だ。

※関係ないけど、まもなくアクセス数が777,777になる。別に何にもプレゼントとかないけど…。

iPAL1269 女性限定ML
  Date: 2001-06-04 (Mon)

 L-Palmにメーリングリスト「L-Palm ML」が誕生したそうだ。L-Palmのメーリングリストなので、当然「女性限定」だそうだ。(@According to Robbyさん)


iPAL1270 快速HotSync
  Date: 2001-06-04 (Mon)

 「iPAL1245 パーム総研#009」「iPAL1250 パムデス262Jリポート」でも紹介したMacintosh用「PalmDesktop for Mac 2.6.2日本語版」に、CLIE環境でアップデートした場合、USB経由のHotSyncが劇的に速くなるという実験結果がマサトレ(2001.06.02.Sat.)に出ている。
 
■2.6.2でHotSyncは早くなったか?(マサトレ)

 機長はまだ未実験。(時間が…!)

 さて、m500/m505ユーザー以外で、この最新版を入手する方法はインターネット経由でかなり重いそのファイルをダウンロードするか、あるいは、「iPAL1245 パーム総研#009」でも紹介したように「MacPeople」の最新号を買うか?
 
 

iPAL1271 手のひらの上の亜細亜
  Date: 2001-06-04 (Mon)

●追加情報アリ

■米パームがエイサーにパームOSをライセンス供与(Mainichi INTERACTIVE)

 6月1日にPalm社が起死回生を狙って発表した数プランのひとつ。それは、台湾企業Acerとの提携発表だ。その結果、PalmOS搭載の「Acer Mobile Device」を開発することや、繁体字中国語版および簡体字中国語版のPalmOSの提供が発表された。つまり、Palmに限らずコンシューマー層でやや飽和状態にあるハンドヘルドデバイス市場にこだわるだけじゃなく、ハンドヘルドマシンの大票田とも言うべきアジアに売って出ようという、積極策と思われる。(@According to WorP@holic


 

【追加情報】

 おなじみ、英語や中国語圏の記事に強いTp535&Palm3に、こんなリンクが!

■宏?取得Palm OS授權 第四季推出中文 Palm PDA(鴉片綱/資訊焦慮症候群)

 

 ケスラーさんだよね?(左画像) スピーカーそれともマイク?(右画像)



※ところで、このサイト「鴉片綱」のトップページに出てる画像がとっても気になる。

「2002AD. おかき くふぁいよばがの鴉片」

 …めちゃくちゃ気になるよ〜!誰か教えて〜!



※え、ひらぱ〜さんも、6/1だったのか…。モバイルな日なのか、6/1って?

iPAL1272 改訂済み【iPAL1261】
  Date: 2001-06-04 (Mon)

●追加情報アリ

 「iPAL1267 訂正記事【iPAL1261について】」で予告した通り、機長イチオシのソフト「PowerRUN」について紹介したコラム「iPAL1261 山田達司最新作品、登場!【改訂】」を、画像まで含めて改訂した。ただし、同ソフトは作者である山田さんのReadMeだけ読めば十分なので、とくに無理して読む必要はない。とくに、ビギナーユーザーは逆に混乱する可能性もあるので、あえて機長のコラムは読まなくてもいい!



【追加情報】

 さて、機長の早とちりからご迷惑をかけたフォローがてら、Young Palm&Wineで見つけた、山田さんの最新コラムを紹介しておく!

■第12回 クリエがもたらしたもの−メモリースティック前編−(PalmOS@nifty it's a Simple-Palm)

 相変わらず、日本でもっともPalmというものの本質を知り尽くした男の言葉は重い。機能云々でなく、いくつかの機能的な呪縛から、ユーザーに「複雑怪奇なデータベース名称」を見せびらかすのは、とても共感出来ない。もちろん、それをしないとメモリースティックの資産を有効に使えなかったというのは真実だが、どの機能がPalmには必要か?以前の問題として、Palm内部のWidowsばりの伏魔殿をユーザーに見せてしまうのは、好ましからざることだと機長も思う。

 ま、そんなこんなで必読のコラムだ。そして、このコラムで山田さん自身が語っていることを具現化して、ユーザーに複雑なファイル名を意識させずにメモリーカードの利用を促進するソフトこそが「PowerRUN」だったりする。(これは本人の口から聞いたので間違いない。そのために、彼は「ソフト本体のみ移動」というオプションをメニュー内部に隠して、それ専用のボタンをメイン画面には置かなかったという。←細かいことだが、とってもエライ!)


iPAL1273 続・快速HotSync
  Date: 2001-06-04 (Mon)

 「iPAL1270 快速HotSync」でも紹介したMacintosh用「PalmDesktop for Mac 2.6.2日本語版」をインストールしてみたところ、「PEG-N700C」×「CLINGO」のHotSync速度が確かに変わった。どれぐらい変わったかというと…

すんげえい!

 環境によっていろいろ差はあると思うので、マサトレSite G.P.M.のリポートをよく読んでから導入するかどうかを考えよう!

■2.6.2でHotSyncは早くなったか?(マサトレ)

■PalmDesktop for Mac 2.6.2日本語版(マサトレ)

■PalmDesktop2.6.2日本語版(Site G.P.M.)



  

※この「PalmDesktop for Mac 2.6.2日本語版」絡みで「MacPeople」を買ってしまった読者の皆さんはココもよろしくネ!やっぱ、Macintoshの雑誌じゃPalmは肩身が狭くって…。

iPAL1274 BBSヘッドライン01/06/04
  Date: 2001-06-04 (Mon)



■L-Palm ML開設 投稿者:Robby  投稿日: 6月 4日(月)09時21分16秒

 …「 iPAL1269 女性限定ML」参照。

■在庫削減のために...2 投稿者:ぱんちょ  投稿日: 6月 4日(月)12時31分54秒

 …大陸の方でも盛り上がってるみたいだからね〜!「iPAL1258 北京の106人」
 まさか大陸が台湾ブランドの製品を購入する訳には行かないだろうから、替りに中国共産党がPalm社の旧機種を大量購入してくれたら、まさに在庫処分市!でも、そう簡単に行くかな〜?>参照=「iPAL1271 手のひらの上の亜細亜」

■地図ソフト無料 投稿者:po  投稿日: 6月 4日(月)13時23分13秒

 …ERRORonPALM(2001/06/04:EonP459 地図ソフトからPDAへ切出し)に出てた「ProAtlas 2002」と言い、この「G-NAVIX」と言い、ハンドヘルドに地図時代到来か?!(機長も待っていた!)

■2002AD. おかき くふぁいよばがの鴉片 投稿者:ひらぱー  投稿日: 6月 4日(月)16時09分43秒

 …残念!出来れば「今後は気をつけ」ないで、美術部門の思いつくまま自由自在に見た目のセンスで文字を並べてもらいたい!その方が楽しいから。(よろしくお伝え下さい!>ひらぱーさん)

  

【注意】上のiPAL-BBSのリンクを開いたのに該当記事が見つからない!…という場合は、下の方にある「次のページ」ボタンをクリックだ!

iPAL1275 夏のきざし
  Date: 2001-06-04 (Mon)

■2001.06.04  スクープ!(kajikajiかじって)

 …今度は「Crs-Launcher」らしい。21世紀に入ってからの高橋ブランドからは目が離せない!

■PalmGearマガジン創刊!(Hacker Dude-san's Web BBS)

 …「iPAL1265 BBSヘッドライン01/06/03」でも、ありんちょさんから報告のあった「PalmGearマガジン」とは、どうやら、国内2誌目のPalm専門誌らしい!同掲示板「PalmGearマガジン創刊!(2001/06/04 (月) 17:45)」に詳細が出ている。

■PalmGearマガジン Vol.1



   

※「PalmGearマガジン」の表紙画像やサイトページは、Young Palm&Wineより。

※あ、そうそう、そうこうするうちにもiPAL-NEXTは78万アクセスを達成、いつもいつもありがとさんだ!

iPAL1276 頑張って欲しい。
  Date: 2001-06-05 (Tue)

 Palm株は今のところ、先週末のTodd Bradleyの新COO就任以来、落ちついてきたようだ。



 しばらくは6ドル代をキープしてもらいたいものだ。

 

 ※関係ないけど、山田達司さん作の画期的ソフト「PowerRUN」が、バグフィクスのため早速バージョンアップして0.61に!


iPAL1277 価値を呼ぶ危機
  Date: 2001-06-06 (Wed)

今度はZDNNが熱くPalmをリポートしている。

■経営危機のPalmに,ウォール街で買収の憶測(ZDNN)

 これまた刺激的なタイトルではあるが、記事をちゃんと読めば、そのタイトルほどにはスキャンダラスではなく、Palm社が現在抱えているキャッシュ危機からの脱出を、ある程度予測しているような記事になっている。
 
 まずは記事の冒頭で、「Palmは株価の下落に比して,ブランドの価値や知的財産の陳腐化が進んでおらず,そのことで(買収ターゲットとして)より魅力的になりつつある」という、U.S. Bancorp Piper Jaffray社のアナリスト、ウィリアム・クロフォードのコメントを紹介しているが、以下、IBM社、ソニー社、Apple Computer社などが同社の買収を目指しているという憶測記事になっている。
 
 こうした買収の噂に関しては、「Palmでは否定しており,あくまで自主再建を目指していく方針のようだ。また,噂に上っている企業も,具体的なアクションを起こしているわけではない」と記者は書いているが、記事の最後はこんな一節で終わっている。「Palmがさらなる人員削減を発表したにも関わらず、米市場でPalm株は10%近くも上昇した(56セント高の6,19ドル)。市場は,PALM株の買収期待を少しずつ織り込み始めているのかもしれない」(参照=「iPAL1276 頑張って欲しい。」)
 
 果して、どうなるPalm社?!
 
■パームの不振はデベロッパーにとって悪材料か?(ZDNet Enterprise)

 こちらも、記事タイトルほどには衝撃的な内容を持っていない。これまではPalmOS用の製品一本やりだった各種ベンダーは、今回の危機を不安に感じており、中には他機種のOS環境にも保険を賭けたりはしているが、そのほとんどが依然としてPalmを計画の中に含めているらしい。
 
 また、「基幹業務に関しては依然として企業からコンタクトがあり,Palm VIIやPalm Vを導入するとの話がある」というシンエイアアップス社のCEO、ジョナサン・オークスのコメントを載せ、記事の最後は「情報筋によると,パームは今年後半にPalm VIIのアップグレードバージョンであるm700を発売することで盛り返す見込みだという。パームに近い情報筋によると,m700には「always-on」技術(エンタープライズ市場でRIMの「BlackBerry」ワイヤレスメールポケベル機能と競うのに役立つ)が搭載されている」というまとめで終えている。

 


iPAL1278 HotSync Street、6月9日にオープン!
  Date: 2001-06-06 (Wed)

 いろいろ外野はうるさいが、パームコンピューティング社は、新型機種m50Xシリーズの発売日である6月9日から、ド〜ン!とぶちかまそうと準備中らしい。(@According to パームコンピューティング社)
 
■Palm Computing(R)ハンドヘルドユーザーのためのダウンロード&コミュニティサイト「HotSync(R) Street」をオープン(パームコンピューティング社)

 その名も「HotSync Street」というらしい。各種ソフトウェアのダウンロードまでダウンロードサイトらしい。初心者に使い方テクを教える「Entrance Gate」や、新作映画などの画像情報がダウンロードできる「Gallery」、その名の通り「Map & Tips」、実際のユーザーの声を紹介する「User's Crossing」、Palmに関するA~Zを紹介するガイド「Lecture Hall」、ユーザーからの情報を受け付ける「Post Office」などの企画が並ぶらしい。いわば、パームコンピューティング社が放つ初めての日本語コミュニティサイトのようだ。期待!
 
※まだオープン(2001年6月9日)前だが、オープン後はここから入れるらしい。
 
■HotSync Street(パームコンピューティング社)


iPAL1279 BBSヘッドライン01/06/06
  Date: 2001-06-06 (Wed)



■[せんぱ〜む]山形で蕎麦OFF:帰りかた 投稿者:あおしま  投稿日: 6月 4日(月)17時48分37秒

 …まもなく、6月9日に山形で開催されるせんぱ〜むのオフ会「山形・美味しい蕎麦オフ」の際の、オフ会後の列車時刻表が発表されている。これは便利だ〜!(申し訳ない!最初の更新で、UGサイトの更新日と開催日を間違えてしまい、「すでに終了」と書いてしまった。開催日と場所を普段より大きめの文字(当社比)にするので許して〜!なお、同オフ会への参加は、「まだまだ間に合います。是非一人でも多くのパームユーザーが参加されますよう」ということだ。Pal Macさん、お知らせいただきありがとう!)

■m50xでV系のケースを使う 投稿者:Souten  投稿日: 6月 4日(月)19時06分19秒

 名機Palm Vから新型m50Xシリーズの乗換の際の、最大の悩みはPalm V用に買った高価なケース類をそのまま引き継げないこと。これではつらい!ということで、PalmWorksなどでもおなじみ、Sountenさんが考えた、もっとも手軽な引き継ぎは「V系のケースにm50xを装填するぞ!plug」を使う方法だ!彼のサイトに書いてある詳細な作り方使い方を読めば誰にでもすぐに作れそうなお気軽アイテムだ!これなら、Vuitton製のケースもPalm Vとともに廃棄処分にしなくても済む!ところで、このアイテム名称である「V系のケースにm50xを装填するぞ!plug」は、ちょっと長ったらしい。そこで、作者でもあるSoutenさんはもっと短い愛称も考えている。名付けて「装填プラグ」。英語だと「Souten Plug」…(笑)。



■PalmでAIDS研究のための募金 投稿者:duket  投稿日: 6月 5日(火)04時33分51秒

…ほんと、手のひらサイズというだけで、こんなにも幅広い個人の使い道が生まれる。だから、機長は誰もが簡単に使えて、手軽な開発環境のおかげで数万のソフトウェアが存在するPalmOSプラットフォームが好きだ。

 ●Together, maybe we really can change the world(PalmPowerMagize)
 


■[Version Up] HanTip3.0 投稿者:gauche  投稿日: 6月 5日(火)11時44分26秒

 …先日もiPAL-BBSに登場した「Han Tip」の続報だ。バージョンアップしたらしい。
 


■まさか大陸が台湾ブランドの製品を購入する訳には行かないだろうから 投稿者:ひらぱー  投稿日: 6月 6日(水)12時50分32秒

 …こちらは韓国のお隣り、中国の話題。「iPAL1274 BBSヘッドライン01/06/04」に書いた機長のコメントに対する、Tp535&Palm3ひらぱ〜さんのご意見。なるほど、さすが中国四千年の歴史!そんなナイスタイミングで下記の記事も出ていた。

 ●alt biz column〜激動の中国IT事情 Vol.1 急速に進む情報化(HotWired)

 初耳だったが、中国じゃ「綱恋」が流行ってるのか…。「綱恋」…とても含蓄のある言葉だ。

【注意】上のiPAL-BBSのリンクを開いたのに該当記事が見つからない!…という場合は、下の方にある「次のページ」ボタンをクリックだ!

   

iPAL1280 ややこしい。
  Date: 2001-06-06 (Wed)

■PDA国内出荷136万台・シャープが首位(NIKKEI NET)

<概要>

【携帯情報端末(PDA)の2000年度の国内市場規模調査結果】

出荷台数=136万5600台(前年度比81.4%増)
出荷金額=862億円(前年度比93.5%増)

【サイズ】
手帳サイズのPDA=65.6%
キーボードが付いた「ハンドヘルド端末」=34.4%

【ОS】
PocketPCやWindowsCEなどMicrosoft陣営=44.9%
PalmOS=36.5%
SHARP=18.2%

【メーカー別台数】
シャープ=23%
NEC=18%
ハンドスプリング=15%
パームコンピューティング=13%


 これらの数字については、いくつか注意事項がある。今のタイミングでシャープが首位とか書かれると、まるで最近のデータのようだが、これは昨年度、つまり2000年度の調査結果だ。つまり、(おそらく)シャープが数年以上も独占を続けている1位であるということだ。そんなシャープの独占状態に、「米パーム社の「パームOS」を搭載したPDAをメーカー各社が昨年春に国内で発売、市場が拡大した」というのが、昨年2000年度の市場の動きだった。
 
 次に注意すべきことは、とてもクラシカルな表現で書かれているが、このデータにおいてPDAと表現されているものは、「手帳サイズのPDA」(65.6%)とキーボードが付いた「ハンドヘルド端末」(34.4%)の合計だということだ。いわゆる「パームサイズ端末」とたまに呼ばれることもあるPalmOSデバイスやザウルスやiPAQなんかは前者に当たる。後者はキーボードつきのWindowsCEマシンなど(下図右)で、メーカー別台数でNECが2位につけているのは、このジャンルで稼いだ数字だったりする。(英語では、PalmOSデバイスなんかもHandheld deviceと呼ばれたりするのだが、日本語は難しい…)

※なるほど、Microsoftではパームサイズデバイスのことを「PocketPC」、キーボードつきデバイスのことを「Handheld PC」と呼んでるんだ?どうやら混乱はこの辺から来ているらしい。

 
 
 そしてもうひとつ注意すべきなのは、上の理由で「手帳サイズのPDA」以外のマシンを除いたシェアを考えると、シャープ、ハンドスプリング、パームコンピューティング…という順位になり、ということは、「手帳サイズのPDA」に関するかぎり、PalmOSブランドがナンバー1ということだ。
 
 さて、今年はザウルスも頑張っているし、昨年秋から登場したソニーの台頭もある。果してどんな風に地図が変わるのか?これから楽しみだ。



※来年以降はこの問題も絡んできそうだ。

■ハンドヘルド市場に着々と進出するインテル (CNET)


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