[538] ミニ定期便710 極道の夢、再び 2000-12-28 (Thu)

 「掌極道」はるやん組長から嬉しい報告が届いた。

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 さて、この度、大阪中央区にある森田商店にて、クロスバーをお取り扱い頂けることとなりました。クロスバーとしては初めての店頭販売です。

〒541-0043
大阪市中央区高麗橋2-2-10
三越前ライオンズホテル大阪1階北側
森田商店
TEL 06-6222-5121 FAX 06-6222-5141

 大阪周辺にお住まいの方は、このお店にてクロスバーに直接触れることが出来ます。詳しくは掌極道日記(00.12.27)にて経緯を含めて説明させていただいております。森田商店ではクロスボールペン(3割引・標準刻印無料)+クロスバー(税込み1,000円)での販売となります。
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■E-shop モリタ
■掌極道


[537] ミニ定期便709 勇気あるHis Palm 2000-12-28 (Thu)

 すでに英語圏向けにデモ使用が始まった「My Palm」を、「Life with PalmPilot」michiroさんが使ってみたそうだ。その報告が同サイトに出ている。



■Life with PalmPilot
■PDA の Palm が MyPalm ポータルを公開
■My Palmデモ版登録のためのページ(Palm.net)

 勇気ある挑戦に感謝!(そりゃそうだ>怖いので ToDoリストとスケジューラしか同期していません)


[536] ミニ定期便708 Yamada's software 2000-12-28 (Thu)

 「Simple-Palm」によると、山田達司さんのCLIE用ソフト「PowerJOG」の英語版がPalm Gear H.Q.においてリリースされたらしい。



 「日本語版を登録していただいた方は英語版も使うことができますので、英語表記が好きなお方はお試しください」というのが、いかにも山田さんらしい。また、「マニュアル,ヘルプなどの英語を添削してくださる方を募集中だそうだ。

 


[535] ミニ定期便707 真冬のお化け 2000-12-28 (Thu)

 昨日から、お化けニュースが飛び交っている。

■任天堂がセガ買収か(スポニチ)

 ニュース元はニューヨークタイムズ紙。



■Sega Jumps 10.5% on Report of Possible Purchase by Nintendo(NewYork Times)

もちろん、両者ともにこのニュースを否定している。

■<任天堂>NY紙の「セガ買収」報道を全面否定 山内社長(毎日新聞)

 

 


[534] ミニ定期便706 これはこれで、ちょっといいかも。 2000-12-27 (Wed)

■上司殺してしまうと、18歳少年が自分で110番 静岡

 「iPAL-NEXT」にしては珍しく、テレビ新聞等でもずいぶん報道されたメジャーなニュースを紹介する。なぜか?

 上記のニュースは、要するに、とっても酷い上司を「このままだと本当に」「殺してしまう」と思った少年(18歳)が果物ナイフを手に警察に自首した、というニュースだ。

 この自首の結果、「少年の上司は給料を未払いの上に、やむなく少年が消費者金融から借りた金を無理矢理借りるという、悪行三昧をしてきたらしい」ということが、警察による取り調べで全国に報道された。

 これってばいいと思わない?

 そう、未遂の自首だから罪は大したことないのに、憎っくき上司の悪行をすべて全国に報道できる!もちろん、そのすべてが本当なのかどうかは不明だが、こんな「ステキな仕返し」って、なかなかないと思う。

 これからは、殺したいほど憎い奴がいてもすぐには殺さないで、今回のケースみたく、「殺してしまいそう!」と訴えて自首する、というのが流行るかもしれない。でも、なかなかいいんじゃない、これ?


[533] ミニ定期便705 北の国から報告が… 2000-12-27 (Wed)

 北海道地区で活躍するユーザーグループ「PUGH(ぱふ)」代表でもあるSAITO Shukakuさんが、PAL-NEWSに下記のような情報を載せてくれている。

■73. DateBk4 4.0d英語版(評価用)

「Visor Prism」「DateBk4 4.0c(英語版)」を入れて使ってる人は要チェックだ!

 + 



※関係ないけど、今年は全国的にかなり寒いけど、雪とか凄そう。気をつけてネ。>「ぱふ」の皆さん


[532] ミニ定期便704 おそるべき小学5年生 2000-12-26 (Tue)

 個人的事情のために活動から去らなければならない個人やユーザーグループがあるのとは裏腹に、たった今熱く燃え盛っているユーザーグループもある!とくに、1998年末〜1999年前半に創設されたユーザーグループはちょうど、(おもに創設者の仕事の都合などで) 代替わりの時期に来ていたりすることが多い。そんな中、北海道では先日、HPUGがPUGHとして生まれ変わったばかりだが、北から吹いてきた「UGルネッサンスの風」は東北地方にも届いていたようだ。

 …という訳で、本題!

 先日12月16日に、仙台市内で開かれた東北地区のユーザーグループ<新生SEN-PUG>によるオフ会「センパーム復活100名タン焼き大オフ会」は、盛況のうちに終わったらしい。

 この日は、センパーム(仙台)の他にも、FPALM (東京)ぱむりん (東京)Palm-Q (福岡)…と全国4ヶ所で同時にオフ会が開催されるという日だったため、PUG-J 代表瓜生さんPUGO 代表)も協力して、全国4ヶ所のオフ会会場の模様を画像で送って相互に閲覧する特設掲示板「全国PUG縦断画像掲示板」なるものまで設けられて、お互いの盛り上がりぶりや料理っぷりで刺激しあうという新しい試みも試された。(機長も東京の仕事場から、この掲示板にちょびっと参加)

 そんな中、冒頭に紹介した「センパーム復活100名タン焼き大オフ会」の模様が機長の元に届いてきた。



 1999年1月9日創設の 「Sendai Palm/Pilot Users Group」(愛称=センパーム)は、かつての創立メンバーが転居したり多忙になったため、かつては盛んだったもののこのところ1年半近くも活動休止状態になっていたが、「東北地区に再びPalmユーザーの熱い盛り上がりを!」ということで立ち上がったTomohiroさん(今回、新代表に就任!)Pal Macさんらが中心となって、「新センパーム」として、久しぶりのオフ会が開催された。(ホームページ等も一新!)

 久々の復活とあって、同オフ会には最近Palmにハマりましたって人を中心に東北地区のPalmユーザーたちが仙台に集合、Palm改造界の大家 Merchantさん によるプレゼンや、名物「牛タン」を始めとする料理の数々、復活ののろしをあげるプレゼント大会などで大いに盛り上がったという。

■復活オフの記録
■スタッフ裏話
■新SEN-PUG HP

 ところで、報告者によると、そんな中もっとも印象的だったのは、かつて「パーム航空」時代に機長もその噂(参照= 1999/5/9「Palmジュニア2」を耳にしたことがある東北の天才Palm少年fumi16君11歳・小学5年生!)による堂々たるプレゼンだったという。彼は、前述merchantさんのご子息でもあるのだが、たまたまお父さんに連れられて、というレベルじゃなく、報告によればLibertyを使うならAfterBurnerとかを使ってクロックアップするとイイ感じだよ」(ただし、fumi16君以外の人間は自己責任でネ!)などとのたまう、とんでもない「てのひら神童」なのだそうだ。しかも、ルックスも可愛いということで、報告者は「スゴい!スゴい!」を連発していた。おそるべき11歳だ!



 


[531] ミニ定期便703 おつかれさま! 2000-12-26 (Tue)

 最近、日本のPalmユーザーグループに二つの大きな動きがあった。その話をしておこうと思う。

 ひとつは、遠く沖縄の地で活動を続けてきたユーザーグループ「PaO」が12月25日をもって活動を停止した。個人的な事情で大きな決断をされた OKAさん、お疲れ様!前述のセンパームじゃないが、今後誰かが沖縄の地で新たな活動を始める時のためにも今回の処置は適切だったと思っている。そしてOKAさん自身、再び戻ってこられることがあったら是非戻ってきて欲しい!いつでも是非!



 もうひとつは、日本でももっとも行動的なユーザーグループとの噂もある、埼玉を中心に活動している「彩パーム」創設者であるSHIGEさんの突然の個人的休業宣言だ。今後も「彩パーム」そのものはこれまで通りの活発な活動を続けていくようだが、やはり個人的な事情で休業しなければならなくなったSHIGEさん、本当にお疲れ様でした!SHIGEさんは日本のPalmユーザーグループの世界で長らく主導的な役割を果たしてきた。彩パームとしての活動のみならず、パクスポや幕2Kなどの全国的ユーザーイベントでも、いつでもSHIGEさんの底力は発揮されてきた。今後は休業しながらも時間等が許すかぎりはオフ会などにも出席するかも…ということなので、日本Palm界の長老(…つってもPalmの歴史はまだまだ4年ほどなんだけどね)として頑張ってもらいたいと思っている。(詳細については彩パームのHPからリンクされているコメントを参照)

 SHIGEさん、本当にお疲れさま!




[530] ミニ定期便702 時代(by 中島みゆき) 2000-12-26 (Tue)

 これも、12月25日のお話。

 その未来がすぐに薔薇色になるかどうかはともかくだ、インターネットのブロードバンド時代への第一歩みたいな発表があった同じ日にだ!

■リアルや日本オラクルなど、ブロードバンド放送プロジェクトを開始(impress Watch)

 パソコン通信が大手のひとつだった「PC-VAN」が来春の終了を発表した。

■NEC、パソコン通信サービス「PC-VAN」を4月で終了(impress Watch)

 う〜ん、なんだかな〜、いろんなことを考えちゃった。え、パソコン通信って何?…う〜ん、まあ、あれだ。現在のインターネットが電車だとすると、蒸気機関車みたいな奴かな?


[529] ミニ定期便701 Do you like IT? 2000-12-26 (Tue)

 クリスマス当日の12月25日、ZDNet/Japanは、オンライン上のクリスマス商戦に参加した人々を脅かすためか、以下の2つの記事をアップロードした。

■Egghead.comで370万人の顧客データ流出か(ZDNN)

■クレジットカード受難の季節(ZDNN)

 今月の初旬には、こんな記事も出ていた。

■ハッキングで5万5000件以上のクレジットカード番号露呈(ZDNN)

 どうやら真冬のネット・ホラーとは言い切れない、かなりリアリティのあるノンフィクションらしい。とにかく明細とかに気をつけるしかないのか?


[528] ミニ定期便700 【総集編】Jeffのお言葉 2000-12-26 (Tue)

 かつて機長は、「ミニ定期便242〜246」において「Redherring.com」によるJeff Hawkinsを囲んだDiscussions〜Live Q&A(オンライン・ミーティング:2000/8/22)のデータを抜粋翻訳した。



 これを、新設したばかりの「iPAL-NEXT〜LONG COLUMN」の方にまとめてみた。ま、過去記事をくっつけただけのものではあるが、Jeffの生声が聞ける一休資料と考えて、ここにまとめてみた。実際、機長は、「Jeffに会いたい!(何かの宣伝?)総集編」で触れたJeff Hawkinsへのインタビュー前夜、この記事を何度も読み返してインタビューの予習をした。



※あ、そうそうミニ定期便も今号でついに700便となった。ちょっと感動。


[527] ミニ定期便699 とっても興味あるぞ。 2000-12-26 (Tue)

 前回の記事「ミニ定期便698 正直ホッとした。」とも直接絡んでくるけど、これ、とっても興味ある!

 これ、というのは、Visor-Japan.comで紹介されている「CF Adapter for Visor」のこと。(2000/12/26「CF Adapter for Visor試用レポート」


[526] ミニ定期便698 正直ホッとした。 2000-12-26 (Tue)

 先日も紹介したように、新型ザウルス「MI-E1」はPDAシェアでトップを獲得した。最近のザウルスやらPocketPCは、素直にPalmの良さなんかも取り入れてくるので、そうそう侮れないぞ、と思ったりもしたのだが、正直、Palmfanでリンクを見つけた下記の記事を読んで安心した。

■スタパ斎藤のスタパトロニクス「気合入りで登場!! 新型ザウルス「MI-E1」」




 このマシン、好きな人にはたまらないと思うが、やっぱりPalmとは住む世界の違うマシンだ。こいつは文房具じゃない。マシンだ。マシン過ぎる。ま、当たり前だが…。とにかく、ホッ。



※関係ないが、昨夜あたり、この「iPAL-NEXT」が32万アクセスを達成した!いつも読んでくれてる皆さんにメリークリスマス!一日遅いけど。


[525] ミニ定期便697 今度は福本さんだ! 2000-12-26 (Tue)

■Making of CLIE「Vol.11 Macintoshを使ったPalmware作成のコツ」




[524] ミニ定期便696 何かの宣伝?【その4】 2000-12-25 (Mon)

  「ミニ定期便647 何かの宣伝?【その1】」
  「ミニ定期便656 何かの宣伝?【その2】」
  「ミニ定期便682 何かの宣伝?【その3】」の続き。
  (これらのミニ定期便と、今回のミニ定期便を合体させた「総集編」をココに用意した)

 とにかく、「ある業界関係者」のおかげで、Jeffマニアの機長は、10月初旬に、新型Visor発表会のために初来日したJeff Hawkinsをこの目で生で見ることが出来た。そう、同発表会に忍び込むことが出来たのだ。

 【ここまでのあらすじ】 「Palmの父」とも呼ばれる男、Handspring社のボス・Jeff Hawkinsのファンである私、機長は、ことあるごとに「Jeff!Jeff!」と言い続けたことが功を奏して、「ある業界関係者」 のおかげで、10月初旬のJeff来日に際して、彼が基調講演を行なう新型VIsor発表会の会場に潜り込むことが出来た。のみならず、「別のある業界関係者」 のおかげで、Handspring社のRob Hainitaniとの単独インタビューの仕事を貰った。いずれも、発表会当日の2日前〜1日前の出来事だった。

 いざ始まった発表会の席上、機長はなんとかJeffに話しかけたいと基調講演後の質疑応答で手を上げるという暴挙に出るが、その夢はもろくも崩れ去った。もはやJeffと直接会話するチャンスはないのか?…と、思ったら新型Visor発表会の会場の隣りの部屋で懇親パーティが始まった。リベンジ!を誓った機長だ。


 さて、新型Visor発表会に続いて、「懇親パーティ」なるものが開かれることなど、機長は聞かされていなかった。これはチャンスだ!ここでなんとかJeffに話しかけよう!そう思った機長は、隣りの広間へと向った。細い回廊っぽい通路を抜けると、そこが懇親パーティの会場だった。さて、Jeffは?と場内を見渡すと…、会場内にはすでに物凄い数の人間が溢れていた。そんな溢れる人込みの中に頭一つ図抜けた大男が見えた。Jeffだ!

 Jeffは手に新型Visorを持ち、十数名のプレスカメラマンに囲まれて、パーティ会場の中央で笑顔を作っている。即席の写真タイムになっているようだ。その回りをさらに二十名近い記者たちが囲んでいる。さすが世界的再注目人物だけあって、おいそれとは近づける雰囲気じゃない!

 ふと横を見るとRob Hainitaniさんがいた。そこは、だだっ広い会場の入口あたり、細長い回廊上の部分で、会場内に入りきれない人々がわんさといる場所だった。そんなところにRobさんがいる。Jeffと違って日本人並の体形をし、日本人っぽい顔立ちのRobは、その水色のHandspringシャツ以外はごくごく普通のいでたちだったから、周囲の人も気づいていないようだ。なぜこんなところに?…と思ったら、Jeffが日本のプレスに囲まれている姿をじいっと見つめているのだった。じいっと、何かを感じながら彼は、Jeffとその周囲を取り巻く人々の群れを見つめていた。その場で、Robに挨拶した。

 Robはそれまでの感傷的な表情を、さっと明るい表情に変えて、「お久しぶりです!」 と返事をしてくれた。機長はさっそく今日の大事な用件について喋った。「今日これから、単独インタビューをさせてもらうことになりましたんでよろしくお願いします!」するとRobは、前回「Visorスタートアップガイド」に機長が書いた記事「Robユs Melody in Blue」を読んでいてくれたらしく、「私、日本語、あまりうまくないですか?」 と、唇をとんがらせながら聞いてきた。そう、その記事で機長はそう書いた。Robはそのことをずいぶん気にしていたらしい。

 この会場では、某雑誌の取材できていたポチさんやら、MuchyさんみのたんさんO-Yanさん らと会った。相変わらずJeffは大人気で近づけそうにないので、以上のメンバーでRobさんを拉致して囲んだ。で、みんなでRobさんに「Prismのお土産は?」と催促すると、「まだ作ってる最中なのでありません。今回日本に持ってこれたのはほんの数台です。ごめんなさい。その替わり、これを触ってみてください」 と、自分のマシンを見せてくれた。SoundsGood MP3 Audio Player がつきささったPrismだった。さっそく、Robさんの腕からかすめ取るように奪い取ってポチさんたちの写真撮影会が始まった。ポチさんはその場で改造したい!という衝動こそ抑えたようだが、このPrismにどうしてもBenchMarkを入れてスピードを測定したい!と言い出した。ふと見ると、Robが別のお客さんに捕まっていた。ここぞ、とばかりに一同でBenchmarkをインストールして、そのハイスピードに感動した。


Special Thanks to Visor-Japan.com…「Back Number(2000/10/11〜10/20)」にこの日の模様が写真入りで詳しい。なお、Prismの速度は223%と出た!速い!

 なお、ここでRobにはパクスポ2000!実行委員長のyashimac研修医(当時)さんから頼まれていた「パクスポ2000!」への出演を、みのたんさんと一緒にお願いして、無事快諾を得ることが出来た!「もちろんです!何時にどこですか?」

 とかやってると、そんな騒がしい我々の固まり近くにJeffの姿が近付いてきた。ををを!という空気だ。みんなで今度はJeffを取り囲んだ。やれ、サインだ!やれ握手だ、サインだ!という大騒ぎになった。人生でサインなんてものを一度も貰ったことのなかった機長まで、気がつくとVisorDeluxeを彼の前に差しだしていた。右手には現場でいつの間にか誰かが調達してけれたサインペンとともに。


Special Thanks to まるごとPalm!Web…「はみだしMini Report〜Visor発表会こぼれ話(10月17日) 」には、この日のこぼれ話がたくさん紹介されている。

 実はこのVisorDeluxeは普段使っているマシンではない。だから、ほぼ買った時のままだったりするのだが、それをJeffに差しだすと、彼は「おお!」と叫ぶや、スタイラスを抜き出して「これは一番最初のタイプの奴ですね。私たちはこれを気に入っていません。酷い出来でした。内緒にしてくれるなら、新しいものと交換してあげましょう!」と、右手の人差し指を自分の口まで立てながら語ると、その巨大な身体をねじ曲げるように、床に置いた自分のショルダーバッグの中を何かごそごそとかき回して、その中から取りだした最新式のVisor用スタイラスセットから一本を抜き出すと、その場で私のVisorに刺さっていた旧式のものとそれを交換してくれた。旧式のものはJeffのショルダーバッグの中に消えた。そして、機長のVisorDeluxeにはJeffのサインが黒々と書かれた。もう、何も思い残すことはない!握手をして、機長はJeffの前から離れた。


Special Thanks to まるごとPalm!Web

 と、今度は少し離れていたRobが帰ってきて、あらためて我々のことをJeffに紹介してくれた。「彼は、日本のfamousなユーザーサイトPalmAirLineの主宰者です」 とかなんとか紹介してくれた。機長のイラスト入り名刺(紙の奴!)を渡すと、ちゃんとお返しに名刺(紙の奴!)をくれた。名刺には日本語で「ジェフ・ホーキンス」と書いてあった。出版関係の人が、機長が「Visorスタートアップガイド」を開いて、前述の「Robユs Melody in Blue」をJeffに見せると、彼は何が面白いのか、Robの写真を指さして「Robユs Melody in Blue!...HaHaHa」と大笑いしている。こういう時は自分の英語力のなさを痛感する。もうちょっとニュアンスの話もしてみたいのだが、さっぱりダメだ。う〜む。

 こうして夢のような時間が過ぎて、懇親パーティは終わり、機長は会場であるホテルの別室に移った。そこでこれから、機長がRobに単独インタビューすることになっているのだ。Robとはこれまで節目ごとに何度か話しをしたことはあるが、改まってインタビューをするなんて初めてだった。それどころか、誰かにインタビューをするなんてこと自体が初めてだった。しかも、雑誌で!

 発表会と同じホテル内の会議室で、編集者のような人たちと待っていると、そこにRobがやってきた。機長が「インタビューは当然日本語でいいですよね?」と話しを向けると、「ハイ、あまりうまくはありませんが」 とRobは語りながらニヤリと笑った。「私は、日本が世界に感謝すべき人間が3人いると思っています。一人目はキリスト教を持ってきたフランシスコ・ザビエル、二人目は民主主義を持ってきてくれたダグラス・マsカーサー、そして三人目はPalmを持ってきたRob Haitaniです」…という、機長があらかじめインタビューの掴みとして考えていた下らない台詞から予定時間を大幅に越えることになるRobへのロングインタビューが始まった。この模様は、先日発売されたばかりの雑誌「Visorスタートアップガイド」の続編「Visorステップアップガイド」に収録されている。

 さて、機長はひとつ、とっても大事なことを皆さんに話していなかった。というのも、この新型Visor発表会とRobへのインタビューがあった日の前日、機長のもとにもう一通のメールが届いていたのだ。そのメールは、このRobへのインタビューの機会を作ってくれた「別のある業界関係者」ではなく、最初に機長をこの日の新型Visor発表会に潜り込ませてくれた「ある業界関係者」だった。彼はメールの中でこう語った。「発表会の翌日に、我々(出版社)はJeffにインタビューする権利を獲得しました。これは単独インタビューではなく、一定時間を決めて複数の人間で質疑をする、通称ラウンドテーブルと呼ばれるものです。ついては、Jeffマニアの機長さんにも是非この中に加わって記事を書いてもらいたいが、どうだろう?」

 そう、この日の翌日、今度はJeffに直接インタビューする機会を機長は貰ってしまったのだ!感動!感動!感動!こんないいことばかりが続いてもいいのだろうか?

 翌日、機長はお台場にある東京ビッグサイト内にある某会議室に向っていた。そこには、同出版社の記者たちを始めとする十名ほどの人間が集まっていた。ここに、Jeff Hawkins、Rob Hainitai、小見山社長(日本法人)の3名が、揃いのHandspringシャツを着て入ってきた。激しく焚かれるフラッシュ。しばらくデジタルカメラの静かなシャッター音が止まらない。


このラウンドテーブルの時の模様 (左からJeff Hawkins、小見山茂樹、Rob Haitani)
Special Thanks to ASCII24…当日のインタビューの模様も紹介されている!


 シャッター音だけが聞こえてあとは無言の続く会場内。と、Jeffが最初に口を開いた。「このまま1時間、写真を撮り続けることにしますか?」…という彼の言葉から、およそ1時間のラウンドテーブルが始まった。昨日の単独インタっビューは基本的に自分の聞きたいことを聞き、喋りたいことを喋ればよかったのだが、今回は違う。機長以外にも10名くらいの記者達がいる。関係者に「何回ぐらい質問とか出来ますか?」と聞くと、「別に決まってないけど、一人1回か2回ぐらいかな、普通は…」 という答が返ってきた。昨日のようにダラダラと質疑している訳にはいかない。1時間のうちに巡ってくるたった1度か2度のチャンスを確実にモノにしなければならない。機長はまるでスナイパーのような目つきで、始まったばかりの質疑応答風景を見守った。

 アスキー社のI編集者の第一声をきっかけにJeffへのラウンドテーブル、いわゆる共同取材は始まった。次々とPC系の有名雑誌やウェブサイトの記者たちが質問していく。やはり質問はiモード関連に関わるものが多い。iモードの国でHandspringはどうやって成長しようとしているのか、iモードをどんな風に意識しているのか?…などの質問が続いた。もちろん、ワイヤレス通信の問題、Bluetoothへの対応の問題、対企業の問題、画面の解像度の問題などへの質問が続く。機長はチャンスを待った。機長は雑誌記者ではないので、ありがちじゃない、機長らしい質問をどうしてもしたかったのだ。

 結局機長は、二つほど質問をした。ひとつは「かつて自分たちで作ったOSは現在、他人のものだが、そのことでストレスを感じたことは?」という質問。もうひとつは「かつてあなたは、あるインタビューで、本当は脳についての研究をするのが夢だ、と語っていたが、いったいあなたはいつまでパームのための時間を割いてくれるのか?」という質問。その答は…。

 このインタビューはもともと、「PalmMagazine Vol.3」 の記事を書くためのものだった。で、実際、同誌にはその時の記事が出ているのだが、今回発売された同じアスキー社のムック「Visorステップアップガイド」にも、Robへの単独インタビューとは別に記事を書かせてもらった。量的にはこちらの方がたっぷりと書かせてもらった!…というわけで、Visorユーザー以外の人たちにも是非読んでもらいたいと思っている。(今回のこのレポートでも、内容が重複するものは出来るかぎり避けさせてもらった!やっぱ売れて欲しいので)

 さて、Jeffへのインタビューの後で、今度はJeffと名刺交換をさせてもらった。さすがに機長の日本語名刺は彼のVisorには入らないので、彼が日本での名刺交換専用に使っているマシンに向けて名刺を送らせてもらった。こんなことなら英語版の名刺も作っておくべきだった。彼のメインマシンであるVisorから受け取った名刺は、驚くべきことに、いまだに会社名が「Palm Computing/3Com」となっていた。肩書きは 「Founder & CTO」(やっぱり3Com時代のものだ。彼はいまだ名刺の中から「PalmComputing」という名前を消すことを躊躇っているのか?)…続いて彼の電話番号やFAX番号、電子メールアドレス、住所などが書いてある。印象的なのは、そんな彼の名刺の「メモ欄」!そこにはなんと!十数行に渡って、彼の家までたどり着くための細かすぎる指示が書いてある。そこにはたとえば 「頂上に向って1/2マイルほど進むと、頂上が左手に、湖が右手に見えてくる。そこをまっすぐ歩くんだ!決してよそ見をしちゃいけない。(まっすぐ進むことは不可能にも思えるがちゃんと出来る!)」…とか書いてある。とにかく細かい、細かすぎる指示だ。おまけに名刺に自宅への道順をこれほど詳細に書く人間って…?!もしかしたら、すでに引っ越した後の住所なのかもしれないが、この、怖いもの知らずで開けっ広げな性格!…機長はますます彼のことが好きになった。

 そして、最後に、今回の発表会のこと、RobやJeffへのインタビューのことを書いた雑誌等を紹介しておく。

何よりもまずこれだ!ここには本当にたくさん書かせてもらった。

■「Visorステップアップガイド」



発売日■2000/12/15
形 態■A4変 (128ページ)
付属品■CD-ROM×1
価 格■(税抜) 1,280円
ISBN ■4-7561-3646-X
内 容■カラフルボディーで大人気のPalmマシン「Visor」の楽しみ方をまるごと紹介する最新ガイドブック!インターネット、音楽、写真から文章入力まで、Visorをしっかり使いこなすテクニックが満載。

おもな内容は下記の通り:
【誌面概要】
ハンドスプリング(株)のキャンペーンにもお取り上げいただき、「わか
りやすい」とご好評をいただいた「Visorスタートガイド」の続編です。

12月7日より発売になった新機種「Visor Prism」、そしてこれから登場する「Visor
Platinum」の紹介/レビューをはじめ、モジュール・周辺機器・ケース・ソフト
の紹介や使いこなし、気になる製品の対決レビューなど、現在お使いのVisor Deluxe
がますます楽しくなる記事が満載です。これからVisorの購入を考えている方にも
「Visorで何ができるのか」が具体的にイメージできるような誌面構成になって
います。

また、PalmやVisorの日本発売に力を尽くされてきた、米ハンドスプリング社
ロブ・ハイタニ氏への単独インタビューも収録。新製品や今後の戦略について、
そしてPalm Pilot以前から一緒にやってきた仲間への思いや、日本のユーザーへ
向けて感謝の気持ちも綴られています。


【誌面内容】

■新機種紹介/レビュー(モバイル犬ポチ/田中裕子)
新機種登場!
Palmの未来はVisorが創る

■特別インタビュー(聞き手・「パーム航空」機長)
米ハンドスプリング社 ロブ・ハイタニ氏
「ユーザー本位の製品作りに勝るものはない」


■モジュールレビュー/紹介
Visorの可能性を拡げる 気になる製品をCheck!
IR GEAER/SpringPort 56Kモデム/eyemodule(以上レビュー)
MiniJam/SoundsGood AudioPlayer/CF Adapter Module/GeoDiscovery/
SpringPortイーサネットLAN/SnapConnec/Baby Cube/P-in Comp@ct
Connector/GPS通信モジュール/SpringPort Bluetooth/Parafone/
VisorPhone/ReFLEX    ほか

■周辺機器/アクセサリー紹介
使ってうれしい 周辺機器&アクセサリー
Pegasus III/ターガス・ストアウェイ・ポータブルキーボード/
GoType! Pro/Thumb Type/名刺Reader/XTENDAccess IrDA NET/
Visor Game Face/EthIR LAN/スタイラス    ほか

■ケースカタログ
自分にピッタリのケースが欲しい!
Visor用ケースを約20種類紹介

■PDA初心者の「Visor体験記」第2弾
達人目指してステップアップ!

■Visorでインターネットを大活用
モデム・携帯電話・ICカード公衆電話でアクセス
Visorをインターネットにつなぐには/メールを使おう/ホームページ
を楽しもう/チャットだってVisorで/インターネットに便利なソフト
ウェアカタログ

■ユーザーアンケート
「パクスポ2000!」に潜入
ズバリ、「Prism」買いますか!?

■注目の製品ライバル対決レビュー
・MP3プレーヤー(MiniJam vs SoundsGood Audio Player)
・携帯用キーボード(Targas Stowaway Portable Keyboard vs Go Type! Pro)
・日本語入力ソフト(ATOK Pocket vs 標準日本語入力プログラム)
・手書き入力ソフト(GOGO PEN vs 楽ペン)
・経路探索ソフト(JRトラベルナビゲータ vs TRAIN)
・表計算ソフト(QuickSheet vs TinySheet)
・Mac用PIMソフト(コマンド・アイ vs Now Up-to-Date & Contact)

■オンラインウェアカタログ
はずせないオンラインウェアはこれだ!

■「パーム航空」機長コラム
「Jeffの魅力=Palmの魅力」


■Visorに付属する基本ソフトの使いこなし
便利な機能を総点検
基本ソフトを徹底的に使いこなそう

■Visor使いこなしテクニック
画像を撮る/地図を見る/携帯電話と電話番号をやり取りする/
カスタマイズする/データベースソフトと連携する/自分でDOC
データを作る/印刷する/ムービーを見る

■Visor関連Webサイト紹介
Visorに効くホームページ

■編集部体験レポート
実録 「Visor PINK」ができるまで

■トラブルシューティング
困ったときのQ&A

 なお、このムックの第一弾とも言うべきムックで、文中でも触れた機長のコラム「Robユs Melody in Blues」が載っている「Visorスタートガイド」についてはこちらを参照のこと!

 また、先月号の月刊アスキー12月号の「今月のコラムI」にも「進化論に逆らう!〜World PC EXPO会場で感じたPalmの熱気〜」というコラムを書かせてもらった。ただし、こちらはすでに1月号が出ているので、本屋さんでは手に入らないかもしれない。

※冒頭にも書いたが、これまで書いてきた、今回の件に関するミニ定期便と今回のミニ定期便を合体させた「総集編」をココに用意した!


[523] ミニ定期便695 X'mas Presents 2000-12-24 (Sun)

 バタバタしてて、しばらく更新が減っていたお詫びもかねて、クリスマス記念の特別ページを作った。

■MacPeople誌連載「パーム諸島で抱きしめてッ!」ほぼ原画展

 しばらく開催中!


[522] ミニ定期便694 ザウルス、シェア奪回! 2000-12-23 (Sat)

とうとう来た!

■ザウルスがPDAシェアのトップを奪還――BCN総研(ASCII24)

 話題の新型ザウルス(ほら、CMで肩の上に恐竜が乗ってる奴「Zaurus MI-E1」が「機種販売台数シェア」(BCN総研調べ)で、12月の第2週トップに躍り出た!ちなみに、「ベンダーシェア」(同)でも同時に(シャープ社が)トップに躍り出た。これは、しばらくPalmOS マシンの寡占状態が続いてきたPDA市場では大きな事件だろう。シャープも頑張れば出来る!



 でも、相変わらず機長は驚いていない。それはこれを「まだまだ一時的な数字」と見ているからだ。実際、12月第一週に売れまくったVisorPrismが市場で品不足になり、同Plutinumの販売がまだまだ始まらない状況のエアポケットに、見事にザウルスがハマったとも言える。(そうじゃないかもしれないが…)

 それに、これがもっとも根本的な理由なのだが、もともと日本人は多機能マシンが大好きなのだ。その証拠にここ数年、日本はずっとザウルス王国だったのだ。で、そこにPalmOSマシンが彗星のように登場して、新しいPDA購買層(超コンシューマ層)を開拓しまくったのが、ここ1年間の日本のPDA市場の現状だった。その間、ザウルスやWindowsCEマシンが売れなくなったのではまったくない。これらのマシンの販売台数は安定していたのだ。が、それを越える数の超コンシューマ層がPalmOSマシンとともにPDA市場に乱入してきただけなのだ。ザウルスやWindowsCEマシンを愛する人々はまだまだたくさんいる!いて当然なのだ!新型が出れば売れるだろう。(でも、そう考えると、WindowsCEマシンは苦しそうだな〜。大丈夫かな〜?)

 参照=「ミニ定期便418 Jeffに会いたい!」

 だから、シェアではなく、ザウルスの販売台数が、これからもどんどん増えていけば機長も不安になる。そう、「単なるガジェット好き」じゃなく、「超コンシューマ層」までが本格的にザウルスを買うようになったら、それはPalm日本上陸以来最大ピンチとも言える。でも、まだその判断は出来ない。

 とにかく、シャープさん、おめでとう!

 そして、Palm陣営、がんばってね!(Palm陣営内のシェアの動きを見ていると、Palm社とSONY社がそろそろ次の一手を打ってくるタイミングが迫っていることがわかる。さて、どう出る?)

@According to PDA JAPAN 

※機長は相変わらずバタバタしてるので、今日はこのぐらいで許してネ。最近更新が少ないがカラダ壊してる訳じゃないので、安心してね。


[521] ミニ定期便693 こういう小さな努力が大事かも。 2000-12-20 (Wed)

【追加あり】

 なんと、パームコンピューティング自ら、こんなソフトを作ってくれた。これはステキかも。…「BeamCard」



@According to Tp535&Palm 

●追加

 ※を!このページをようく読むと、このソフトってエムロジックさんの作品なのね。エムロジと言えば、あの人たちがいる会社だ!(お知らせ、感謝>角さん!)

 ※そうそう、昨日12/21に、この「iPAL-NEXT」は31万アクセスを達成!感謝だ。それにしても忙中忙!いろいろ書きたいことだらけなのに時間がない〜!


[520] ミニ定期便692 頑張れ、ぱ! 2000-12-20 (Wed)

 「ミニ定期便630 動画戦争」で紹介したPalm界で今もっとも熱い動画ソフトの世界だが、唯一の国産ソフトであるru0さん「PaMovie(ぱムービー)」がバージョンアップした。



 最新の「PaMovie 2.01」は、カラー時の描画速度を向上させてもの。さらに、ほしさんがMacintosh用の動画コンバータ「PaMovie Convertor 0.2」をリリースした。これにより、ru0さん作のWindows用動画コンバータ「PaMovie Creator for Win」とあわせて、同ソフトは、Windows環境でもMacintosh環境でも動画のコンバート作業が可能になった。



 他の動画ソフトが大手ベンダー系だったりするので、こういう国産ソフトの頑張りは嬉しい!

@According to PDA JAPAN 


[519] ミニ定期便691 香港でもパクスポ! 2000-12-18 (Mon)

 「ミニ定期便399 パクスポ2000!は香港でも注目!」で紹介したのだが、日本のパクスポ2000!は香港でも注目されていたらしい。そんな中、当時、パクスポに熱烈な視線を送っていたPalmGuessGuessさんが、ついに動いた!(お知らせ感謝>Guessさん

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覚えてる?僕はPalmGuess.NETのウェブマスター、Guessです!
僕は日本で開催されたPUXPOにとっても興味を持ったんだ。で、もしも可能なら香港でもそういうものを開きたいって言ったのも覚えている?
ところが、ついにそれが出来ることになったんだ!「PalmParty 2000」って名前のそれは今年の12月23日に香港で開くことになった。プレスリリースも用意したんだけど、こいつは中国語しかないんで日本の皆さんには読んでもらえない…
とにかく僕は、こいつがPUXPOのように成功することを願ってる!^_^

Guess
PalmGuess.NET
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 …そういう文面とともに、ロゴマークも送ってきてくれた。



 彼のページのトップニュースもこのイベントのことだ。さらに、専用ページはココ
●オンライン登録 ●詳細 ●組織リンク



 で、そんな中の組織リンクを見てみたら、こんなページまで発見!香港のCLIEユーザーグループだ!10月12日の更新を見たら、おっと!先日のプログラムコンテストの盾の画像が!



 もちろん、Visorのユーザーグループもある!



 なんか、香港も頑張ってるな〜!って感じが嬉しい。さすがに香港までは行けないけど…。つーか、誰か行く?

"brief in ENGLISH"
Mr.GUESS showed me the information about "PalmParty 2000" that is a Palm users' party(23rd Dec, 2000) in HongKong and was inspired with "PUXPO 2000!" in Japan....Good luck!



 ※ところで、PalmGuessの記事を見てたら、福本さんの写真入りで「iPaint」が紹介されていたり、ををを!その上には機長のつくったいかさま「カシオPalm」の画像(参照=「ミニ定期便668 Welcome to Palm!」)まで!


[518] ミニ定期便690 20世紀はPCの時代だった… 2000-12-17 (Sun)

 「ミニ定期便687 がんばれ、まいくろそふと!」について、匿名希望さんからメールを貰った。実は、MicrosoftだけじゃなくMacintoshも最近業績が落ちてるけど、「ふと、両者がこけたら「Palmだけじゃ生きていけない」と不安がよぎりました」」という恐るべきコメントが書いてあった。

 確かにその通りで、いくら世界が今、PCからPalmに移っているとは言え、PalmはそもそもPCの補完的なアイテムとして登場したもので、まさかPalmだけでこの世の中やっていく訳にはいかない!

 そういう意味では、MicrosoftもMacintoshも、これまでのようにOSをバージョンアップし続ければ売れる。メモリ消費やパワーアップをし続ければマシンとともに売れ続けるという20世紀的考え方は捨てていかなければ生き残っていけないのかもしれない。

 そういう意味でも頼むよ、MicrosoftとMacintosh!


[517] ミニ定期便689 入力について 2000-12-17 (Sun)

 更新回数は少ないが、毎度とても素晴らしいコラムを提供してくれる桂川さんFocur of Internetの最新コラム「2000.12.16 ◆使える漢字変換とは?」がまたまた面白い。さすが辞書「dic-tk」シリーズの作者だけあって、入力用辞書の話には深みがある!

 機長は現在、Palmの日本語入力には「ATOK Pocket for PacOS」の最大メモリ版を使っており、それが一番快適な入力方法だと思っているのだが、いかんせん使用メモリが多すぎる。せめてメインの辞書だけでもメモリースティックやSpringboardモジュールの追加メモリにぶち込めればいいのだが…。



 ※あ、「Microsoft Office 2001 for Mac」って、そんなにいいですか?迷ってたんだけど、使ってみようかな?要は、Windows版との互換性でトラブルが少なければ一番いいんですが…。

 ※ちなみに機長のMacintoshでのIMは「EGBridge」を使ってます。かつては「VJE」シリーズだったんですが、今はこいつで落ちつきました。ただし、とくに口語方面で、自分用にカスタマイズしまくってますので、オリジナル辞書の使い安さとかはもはや不明です。


[516] ミニ定期便688 30+190 2000-12-17 (Sun)

 昨日の真夜中ごろ、「パーム航空」がひっそりと190万アクセスを達成したらしい。(お知らせ感謝!>まつぼん@福岡さん


[515] ミニ定期便687 がんばれ、まいくろそふと! 2000-12-16 (Sat)

■大統領選より面白い? ハンドヘルド機対決

どうしたんだよ、ヘ、ヘイ、ベイビー?
バッテリーが足りないかい?

■『Windows 2000』と『Office 2000』の不振がMSを直撃

いつものように決めて、ぶっ飛ばそうぜ〜ぃ!

■Microsoftが第2四半期の業績で警告

マジでだいじょうぶ?

  


[514] ミニ定期便686 増殖。 2000-12-16 (Sat)

 PalmNinja6号から下記のニュースを教えてもらった。

■パームでビジュアル・ベーシックのアプリが動作可能に(Mainichi Interactive Mobile)

おっと、「カシオ騒動」の主役だった「Mainichi Interactive Mobile」の記事だ。

苦手ジャンルだけに、PalmNinja6号の解説を添えておくと…

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Palm社Appforge社からランタイムソフト「Booster」の配布権を取得したと発表したことによって、Palm用のアプリが今後ますます増えることになるとの記事です。この記事を読んでいますと、アプリケーションの選択肢が増え、機能的にも充実してきそうな予感がします。
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…だそうだ。うん、なんとなくわかるぞ。またまたPalmソフトの種類が増えるってことだよね。


[513] ミニ定期便685 アダプタいらず 2000-12-16 (Sat)

Palm m100、IIIc用のキーボードについて、しゃりあ@宮崎さんから情報をもらった。



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 本日ようやくm100、IIIc用のキーボードが到着しました。(中略)さて、届いた折り畳みキーボードですが、ほんの少し、スペックが変わっていましたので報告します。当初、広告ではm100はアダプターが必要と言うことでしたが、実際届いた折り畳みキーボードでは必要なくなっていました。開封したときにアダプターを探したのですが、全然見つからない。おかしいと思って探し回っても見つからない。意を決してキーボードドライバをインストールしたm100をそのまま載せてみるとあっさり認識してキーボードが使えるようになりました。もしかしたら、この仕様の変更が発売日の遅れにつがったのかと勘ぐりながらキーボードをつかているしゃりあ@宮崎です。
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…ということだそうだ。


[512] ミニ定期便684 Dewarさんだ〜! 2000-12-16 (Sat)

 「Palm Magazine Web」に、Datebkシリーズの作者として知られるC.E.Steuart Dewarさんのインタビューが出ている。

■Palm Sourceインタビュー・「パームがゴリラを救う!? 」Datebkシリーズ開発者に聞く

 先日も紹介したばかりだが、Dewarさんと言えば、「動物園で行き場のなくなったゴリラの保護」活動でも知られる。Datebkはサイズが巨大すぎないか?と言った話題から、彼の本職とも言えるゴリラ救済活動まで、この記事は内容が厚い!

参考=■PAL066便「定期便どうやら機長はゴリラを救ってしまったらしい!」


[511] ミニ定期便683 高速ブラウザを試してみた 2000-12-16 (Sat)

 ■ワイアレス時代のPalm向け高速ブラウザ「Blazer」がリリース - iモードにも対応

 すでに各所で紹介されている上記ブラウザを試してみた。

  

 「iPAL-NEXT」と「パーム航空」は完璧に表示できた。

 

 「Muchy's Palmware Review!」「WorP@holic」も問題なし。

  

 Palmfanは、トップ画像こそ乱れたが、記事そのものは問題なし!PDA JAPANは、Palmfanと同様、フレーム処理にはつまづいたが記事そのものは読める。



 …と、ここまでは順調にも思えるのだが、PALMLINK は文字バケしまくってしまった。

 そしてなにより、ここまでは画像表示でやってきたが、このブラウザの強みは、画像を落とした場合の高速ブラウジングのはず。実際、文字だけの表示だとやや速そうな気もするのだが、たとえばPalmscape画像表示なしの同条件)と比べて特別速い訳じゃない。やっぱり日本語処理と英語処理の違いかな?また、同じく日本語表示に戸惑っているのか、エラー落ちがとにかく多い。

 ま、これからに期待したい一本だ。
 


[510] ミニ定期便682 何かの宣伝?【その3】 2000-12-16 (Sat)

「ミニ定期便647 何かの宣伝?【その1】」「ミニ定期便656 何かの宣伝?【その2】」の続き。

 とにかく、「ある業界関係者」のおかげで、Jeffマニアの機長は、10月初旬に、新型Visor発表会のために初来日したJeff Hawkinsをこの目で生で見ることが出来た。そう、同発表会に忍び込むことが出来たのだ。

 さらに、その発表会の2日前、「別のある業界関係者」からも機長宛にメールが届いた。

 「新型Visor発表会の後で、Handspring社のRob Haitaniに単独インタビューしてくれる人を探しているんだが、引き受けてくれる?きっと、機長のことだからJeffにインタビューしたかったんだろうけど…」

 いや!Jeffは生で見られるだけでも十分だ!それよりも、Robとはこれまでパクスポなどイベントのたびごとに会話することはあっても、いつも時間がなくてゆっくりと話をしたことがない。機長はその頃の仕事のスケジュールがかなりタイトであったにも関わらず、この話を引き受けていた。

 「やります!なんとしてでもやります!詳細を!」

 これで機長は、思いがけず 新型Visor発表会の会場に忍び込んで生Jeffを見ることが出来る上に、その発表会終わりには、Robとの単独インタビューをすることが出来ることになった。こんな嬉しいことはない!タラッタラッタラッタ!と思わずステップも踏んでしまうほどに機長は舞い上がっていた。

 さらに、「別のある業界関係者」は、ついでだからと、「機長(私)がJeffと直接話をするための方法」を2つばかり伝授してくれた。

 1) 基調講演のあとには必ず質疑応答がある。そこで質問して強制的に会話する。

 2) 基調講演が終わったら、とにかく誰よりも早くJeffに迫って、これまた強制的に会話する。

 …このどちらかの方法なら、Jeffと話せるはずだ、と「別のある業界関係者」は教えてくれた。うん、Robとはゆっくり話せるとしても、Jeffとも是非話がしてみたい。絶対に話しかけてみよう!…と決意していた。

 そして、話は再び、それから2日後の新型Visor発表会が行われている都内の某ホテル大広間に戻る。演壇上ではHandspring社プロダクトマーケティングマネージャーの中山嘉貴さんによる新型Visor2機種のデモが終わったところだった。ステージには再び、待ちかねた人!「生Jeff」が上がった。

 ここでのJeffは、「EVOLUTION & REVOLUTION」 というキャッチフレーズのスピーチを行なった。「EVOLUTION=進化」はPlutinumを示し、「REVOLUTION=革命」はPrismを示す言葉だ。そして、彼はVisorPhoneに代表されるVisorのこれからのワイヤレス展開の未来について熱く語った。「熱く」と言ってもJeffは冷静さを失わない。楽しさと慎重さが入り交じった彼の口調は、これまで体験したことのない新しいカリスマ像を感じさせてくれた。

 そして、Jeffのスピーチも終わった。そして司会者がこう告げた。「それではこれより、質疑応答に移らせていただきたいと思います」

 来た〜〜〜〜!


Special thaks to Visor-Japan.com

 機長がここでJeffと会話するための、もっとも堅実な方法!それがこの「質疑応答」なのだ。でも、葛藤していた。なぜかって?…新型マシンの発表会で質疑応答をするのは、たいてい新聞社やパソコン雑誌の記者だ。そんなところに機長が勝手に交じってもいいのか?…とか、頭の中でいろいろ考えているうちに、最初の質問者が手をあげて指名された。意外なことに記者じゃなくコンプマート名古屋店の錦さんだった。質問内容は「ワイヤレス方面の未来」に関するものだった。最初の質問者が記者さんじゃなかったことは機長にある種の勇気を与えてくれた何もしれない。

 やがてその質問と、Jeffのそれに対する解答が終わった。「他には?」 と司会者が会場内を見渡した。その瞬間に機長は思わず手をあげていた。ほとんど発作的に!どうしてもJeffと話をしたかったから!そこからはまるで、無音のスローモーションのようすべてが進行した。司会者がパクパクと口を開いたり閉じたりしながら機長の方を指差して、それに続いて、会場内のマイク係が、マイクを手に機長に向ってきた。そしてマイクを渡した。機長はそれを受け取った。一回だけ持ち直した記憶があるが、そのまま機長は立ち上がりざま、自動機械のように口を開いていた。

 「パーム航空の機長です」

 正直、舌がカラカラに乾ききっていたので、正確な発音で喋れたのかどうか不明だったが、場内を埋め尽くした数百名の記者たちのごくごく一部がこちらを振り向いたのが一瞬見えた。てことは、言葉はある程度正確に発音されているらしい。だが、あまり自信がない。いまだに、機長の視界は無音のスローモーションが続いている。「どうぞ」と、司会者が機長に向って何か催促したように見えた。とにかく何か言わなければ!何かを!何を言う?…そう!ついさっきまでは「あれも聞いてみよう!これも聞いてみよう!」と思っていたはずだが、そんな記憶は揮発性メモリーの中ですでに蒸発していた。でも、チラッと断片だけ見えた。これだ!これをひっつかんで言葉にしてみよう。とにかく喋らなければ!…

 「Graffitiという入力システムを開発したJeffさんに質問です。日本には、数字の書いたボタンだけを使って、こう片手で、ものすごい速さで文章を入力する若者たちが大量にいます。彼らの入力スピードは本当に速いです。こういう特殊な下地のある文化圏で、アルファベットだけのGraffitiだけでもよいとお考えでしょうか?」


とあるメディア関係者の人が驚いて撮影した「質問する機長の図」。わざわざ機長宛にこの画像を送ってきてくれた。大感謝!

 …と、だいたいこんなことを喋ったように記憶しているのだが、確証はない。覚えていることといえば、あまりにも勢いこんでいたために、息つぎするのを忘れていたことだけだ。どっかで息つぎしなきゃ!と思っているうちに、言いたかった文章は終わってしまった。もしかして、今の質問ってJeffを馬鹿にしてるんじゃないだろうか?とか、言い終わってしまってからいろんなことを考えていたが、すでに言葉は言い放った後だ。今更後悔してもしょうがない。後は待つだけだ。機長の質問にJeffが答えてくれれば、機長の夢だった「Jeffとの会話」は成立する!

 一人目の質問者のときと同様、ハンドスプリング日本法人の小見山社長が、Jeffの耳元で通訳を始める。これを聞いたJeffがどう答えてくれるのか?…と、思っていたら、意外な展開が起きた。Jeffの耳元で少しばかり喋った小見山社長が、思い直したように、そのレクチャーを途中でやめて、テーブルに置いてあったマイクを握った。そして喋り始めたのだ。

 「日本の携帯電話の特殊事情については、私からJeffに説明しておく必要がありますね」

 小見山社長の茶目っ気のある表情に、場内の緊張が一瞬緩んだ。そんな場内の反応をいぶかしがったJeffが、小見山社長の顔をチラリと見たが、同社長は気づかずにそのまま続けた。

 「これから、おいおい考えていく必要があるでしょう。現時点では、我々もCD-ROMにATOKをバンドルいたします。仮名からの漢字変換については、ATOKが有用でしょう」

 …と、そこまで一気に説明してから、小見山社長は笑顔で機長の方を捜して「こんな説明でよろしいでしょうか?」と聞いている。機長としては「Jeffに聞きたかったのに〜!」という気持ちで一杯なのだが、理路整然とジェントルに答えてくれた小見山社長に何をか言わんや、である。…とか思ってる間にも、会場内では次の質問への準備が始まりつつあった。機長にはもはやどうするすべもなく、「ありがとござい…」と、消え入るような語尾で言葉を締めくくっていた。正確には、マイク係が機長からマイクを受け取ったのだ。

 こうして、「別のある業界関係者」が教えてくれた「機長(私)がJeffと直接話をするための方法」のひとつは失敗に終わった。その後も質疑応答は続いたが、機長の中にその記憶はない。機長破れたり!…という無念の思いを抱きしめたまま、機長は長いようでおそらくは数十秒ほどだったはずのスローモーな時間を反すうしていた。

 そうこうするうちに質疑応答は終わり、そのまま発表会そのものが終わってしまった。…と、見る間に、遠く離れて見えるJeffらHandspring社首脳陣のテーブルには人だかりが出来ている。その輪はどんどん大きくなっていく。そんな訳で、機長がボーッとしている間に「別のある業界関係者」が教えてくれた「機長(私)がJeffと直接話をするための方法」その2までもが終わってしまった。万策尽きた!機長は会場を後にした。あとはRobとの単独インタビューにすべてを賭けよう!会場出口でお土産の紙袋をもらって会場を出ようとしたら、背後で「パーティ始まるぞ」という声が聞こえた。その声は誰だか知らない人の声だったが、これは神の声だった。機長はよくわかっていなかったのだが、会場の奥にもうひとつ大きなスペースがとってあって、そこで、立食パーティが始まったのだ。

 リベンジ!

 機長はそんなパーティ会場へと向っていった。


[509] ミニ定期便681 30万アクセスとJackの手紙 2000-12-16 (Sat)

 てなわけで、とうとう30万アクセスをいただいた。いつものことながら、これを読んでくれている読者の皆さんに感謝だ。読んでくれなきゃ書く気にもならないから。

 さて、そんなメデタイこの更新を書いている真っ最中に、Jackさんという外人さん(どこの国の人かも不明…)からメールが届いた。どうやら宛先のアドレスを見ると、ココからやってきたらしい。そんなJackさんの話をちょっと聞いてやって欲しい。【以下、機長訳】

======================
やあ。

 僕の名前はJack!仕事の都合で日本にはしょっちゅう来てる。先週も東京にいたんだけど、その最中にPalmOSが走るSONY社のCLIEってマシンを買っちゃった。でも、残念ながら、僕の日本語はすっごい酷いんだ(日本語で言う「heta」って奴!)。だから、僕はCLIEの日本語メニューが読めなくて困ってしまってる。マジでね。

 で、君のサイトに来て僕は思った。君ならOSを日本語から英語に変える方法をしってるに違いないってね。もしも助けてくれたら恩にきるよ!ダメでもちっとも構わないし。

 君がくれるだろう助言がどんなものであっても、まずはお礼を言っておくよ。

Jack
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 う〜む、このページのどこを見て、「君(機長)ならOSを日本語から英語に変える方法をしってるに違いない」って思ったのかは不明だが、残念ながら英語版のOSを日本語版に変える方法(やっぱJ-OSでしょう!)は知っていても、日本語版を英語版に変える方法なんて知らない。

 誰か知ってる?

 それにしても、もっと早く気づくべきだったね、Jack。どこで買ったのか知らないが、日本で買ったら日本語版だよ、普通。


[508] ミニ定期便680 ついに日本語版! 2000-12-15 (Fri)

SONY styleから届いた「Sony Styleにて「クリエ」をご購入された皆さまへ」というメールによると、

――――――――――――――――――――――――――――――――
[ 「SimCity for Palm 日本語版」ダウンロード販売決定! ]
----------------------------------------------------------------
 ★価格は3,980円(予定)、年内に発売開始

都市開発シュミレーションゲーム「SimCity for Palm 日本語版」(株式会社エヌフォー)のソニースタイルでのダウンロード販売が決定!
あなたが夢見た世界の大都市を、あなたの手の中に実現します。素晴らしい市長として、あらゆる犯罪や汚染と闘いながら素晴らしい都市を築いてください。価格は3,980円(予定)、年内に発売開始いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――――


…ということらしい。ずっと噂だけが飛び交っていたSimCity日本語版が、とうとうやってくる!




[507] ミニ定期便679 Prismユーザー注目 2000-12-15 (Fri)

 「ミニ定期便665 虹を掴んでみた」で書いたように、「Visor用」の「WriteRight」はモノクロ専用のためか、Visor初のカラー機種である「Visor Prism」にはあまり嬉しくない画面効果(命名!=「踊る大走査線」現象)を起こしてしまうのが、読者のたきさんによると、もともとカラー機種であるPalm IIIc用の「WriteRight」だと、問題なく使えるそうだ。(機長はまだ未確認!)

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さて、Prism用のWriteRightですが、私は「PalmIIIc用」のを使っています。大きさもぴったりだし、「踊る大走査線」現象もなしです。それから、自分では試してないのですが、「PocketPC用」のWriteRightも使えるそうですよ。私の日記(10月26日頃)にも少し書いているので、もしお時間があれば見て下さい。
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 素晴らしい情報の紹介、大感謝だ!

 さらにたきさんからは、前述「ミニ定期便665 虹を掴んでみた」の「■不器用なカバー」で機長が書いた「これまでのVisor各機種と違い、「カバー」を裏面に固定できないのはつらい」点についても、対策のヒントを与えてくれている。

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それから、IIIシリーズ用のようなフリップカバー、アメリカ国内では先週から受注が始まっています。私も早速注文しました。来週発送の予定だそうです。当初は今日発送ということだったのですが、アメリカ中西部では先週末大雪が降ったのでその影響もあるのかもしれません。到着次第、日記にて報告します。
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 なるほど、こういう需要(取り外しの必要がないカバー)はやっぱり多いらしい。先日Tp535&Palmでも紹介されていたコレとともに注目したい!

■Tactilis社 Flip-Clip


■FlipCover.com社 Get Flipped


たきさんたきのVisor日記


[506] ミニ定期便678 晴れ姿、再び 2000-12-15 (Fri)

 お調子者の機長は、「ミニ定期便675 世界のスーパーモデルに愛される日本のスーパーソフト!」のようなニュースを、別に自分の作品でもないのに我が事のように喜んでしまうのだが、今回のニュースもまた、他人の作品なのに、まるで我が事のように嬉しくなってしまうニュースだ。

 すでに、いくつかのサイトで紹介されていたので、下記のニュースについてはご存知の方も多いと思う。

■EZweb@mailに対応したcdmaOne携帯電話のニューモデル世界最薄*9.9ミリの「C405SA」、国内初*パネルの着せ替えが楽しめる「C406S」を発売

 かなり長ったらしい名前なのは、これが「株式会社ディーディーアイ、株式会社エーユー、沖縄セルラー電話株式会社」3社の共同リリースなので、しょうがないとしても、これだけ読んでも機長が何を喜んでいるのかはたぶんさっぱりわかるまい。

 でも、このページの下の方にある「別紙」というリンクをめくると、もう少しヒントが見えてくる。

■「別紙」

 まだわからない?…このページでは二つの携帯電話が紹介されている。そのひとつ「C405SA」は、「世界最薄、厚さ9.9ミリ」「視認性に優れた4階調モノクロ液晶搭載」「本格シューティングゲーム「CORSAIR(コルセア)」搭載」…と、その驚異の薄さから、各方面のサイトにも掲載されて注目されている素晴らしい携帯電話だ。確かにビビるほど、薄い!



 でも、注目してもらいたいのは、もう一台のマシン「C406S」だ。



 実はこっちも注目されている。その最大の売りはこれ!…「パネルの着せ替えが可能」



 これだけでも、十分に注目されてしかるべきマシンだ。おまけに「文字メッセージサービス「Cメール」の新機能に対応」「電波を遮断する「パーソナルモード」搭載」「16和音・カラー液晶搭載」と来たもんだ。十二分に魅力的な携帯電話と言える。

 でも、この後者の携帯電話には、機長のみならずPalmユーザーなら、思わず「ををを!」と唸ってしまうような機能がついている。それは!

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POBox(予測変換入力)*
入力した文字から、後に続く文字の候補をリスト表示します。表示されたリストから文字を選択することによって、少ないキー操作で文章が作成できます。また、学習機能を備えているので、使えば使うほどスムーズな入力が可能です。
*POBox(Predictive Operation Based On eXample)は、ソニーの登録商標です。
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 そう、あの!Palmユーザーにもおなじみ、増井俊之さん「POBox」が採用されているのだ!

 「POBox」は増井さんが開発した、まったく新しい日本語入力システムで、英語圏ユーザーと比べてどうしてもハンディキャップを感じてしまう日本語入力において画期的なスピードアップと効率的な環境を実現してくれるものだ。



 画面だけ見てもよくわからないかもしれないが、日本語のルーティンと、ユーザー自身の癖を組みあわせて、入力していく側から次々と予想される「単語」を候補として画面表示して、それを選択するだけで日本語入力が実現するのだ。なかなか言葉だけでは説明しづらいが、たとえば、機長が使い込んでいる同ソフトの場合…

「ki」と打ち込んだだけで「機長」「機械」「機能」…などと候補が出てきて、ここで「機長」を選ぶと、今度は「は」「が」「と」…などと候補が出てきて、ここで「は」を選んでから「kon」とか打ち込むと「この」「紺」「昆布」…などと候補が出てきて、次に「sof」と打ち込むと「ソフト」「ソフマップ」「ソフトボール」などと候補が出てきて、次に「が」「を」「に」…などと候補が出てきて、最後に「suk」とか打ち込むと「好き」「好きだ」「好きです」「好きなんだよ〜ん」などと候補が出てくる。ここで「好きだ」を選ぶと、「。」「と」「と思う」…などと候補が出てきて…

 そんなソフトだ。この結果、「ki〜kon〜sof〜suk〜」など数少ないキー入力と候補の選択数回だけで、「機長はこのソフトが好きだ。」という文章を打ち込むことが出来る。普通なら「kichou ha kono sofuto ga sukida .」と、かなりの文字数を入力しなければならないのにだ!

 もちろん、これは機長がある程度使い込んだからというのもあって、使い込む人の性格によって出てくる候補は変わる!これが最大の魅力!つまり、人はたいてい同じような文章を書く、という前提のもとに「POBox」は次にユーザーが入力したいだろう単語を想像して、次々と選択候補を選びだしてくれるのである。極端な話、どんどん使い込めば「k〜」ひと文字「機長はこのソフトが好きだ。」という文章を入力することが出来る。そういうソフトだ。

 どう?凄いっしょ?

 このソフトが市販製品に初めて登場したのは、「386  舞台の影から拍手を贈る時とき。」で紹介したSONY社の「エアボード」(現在、Vis-a-Visでも発売中!)だった。



 実際、あの、キー入力に強烈な個性を持つ携帯電話の日本語入力にとって、この「POBox」の威力は計り知れないものがある!とくにメールを書くとき!…とにかく、機長のように、携帯電話のキー入力ではGraffitiほど高速入力が出来ない人間にとってもこれは快事だ!

 本当に嬉しい!おめでたい!そんなニュースだった。

こんな物凄いソフトを、Palm環境でも使えるというのは、本当に素晴らしい!また、その開発に大勢のPalm仲間とともに微力ながらお手伝いできたことも、とっても嬉しいし、誇らしい!

(増井さん、お知らせ感謝!ア〜ンド、おめでとう!)

 ※今回の記事を書くにあたって、過去記事から「386  舞台の影から拍手を贈る時とき。」を開いてみたら、別の記事がここにペーストしてあった。危ない!危ない!偶然保存されていた原稿から同記事を再現することが出来たから良かったようなもんの!…気をつけねば。(今後、その種のミスを見つけた場合にもお知らせを歓迎する!)


[505] ミニ定期便677 もちろん滝沢君じゃないよ 2000-12-15 (Fri)

 「CLIE Plaza!」が発行しているメルマガ「CLIE Plaza! Magazine」で新企画が始まった。その名も!

■「タッシーにまかせろ!」

 タッシーなる人物が、CLIEの超初心者に向けてCLIEやPalmOSの使い方を教えてくれるコラムなのだが、その肝心のタッシーとは…

 このコラムの最後にはこんな一文がある。

======================
タッシーのホームページ
にも遊びに来て下さい。
http://simple-palm.com
======================


ま、ま、まさか!…そう、そのまさかだった!


[504] ミニ定期便676 デンキ本プロジェクト 2000-12-15 (Fri)

 「パクスポ2000!」の公式コピー「-Sync you? Sync me-」の作者さんとしても知られるなかむぅさん「FakeWorks」で、とても面白いプロジェクトが進んでいる。

■デンキ本プロジェクト

 まだまだ試験中らしいが、「Palmで読める雑誌を!」というコンセプトはとても興味深い!


[503] ミニ定期便675 世界のスーパーモデルに愛される日本のスーパーソフト! 2000-12-15 (Fri)



 これまた、WorP@holicからの転載記事。

 アメリカで開催中のPalmSource2000には、夏に「Palm Vx Claudia Shiffer Edition」自分のウェブサイトで発売したスーパーモデルのクラウディア・シーファーさんまでやってきたそうだが、彼女のインタビューが下記の記事に出ている。

  

■スーパーモデル、クラウディア・シファーは『Palm』にぞっこん

 ここには、彼女のPalm絶賛コメントが並ぶのだが、これがもしもPalm社の作戦だったとしても、これは勝利と言っても過言ではないだろう。世界のスーパーモデルにここまで褒められたら、深夜の通販番組でなくても勢いで買ってしまう女性はいるだろう。

 でも、この記事で機長が一番注目したのはこの台詞!

「今Palmには私がほんとうに大好きな2、3のものを入れています。『Abroad』アプリケーションというものがあって、これが私にとって一番役立っています。通貨の換算や、寸法や重量といった単位の変換、(世界の)時刻表示などができるんです。」

 …と、ここまでクラウディアに絶賛されているソフトは何を隠そう、つーか、隠すまでもなく、我々と同じ日本人が作ったソフト「Abroad!」だ。



 作者は、Yoshimitsu Kanaiさん!本職が忙しい人なので、それほど量産する作家さんではないが、日本のPalm創成期以来、とても上質なソフトばかりを作ってきたプログラマさんだ。世界を旅するユーザーの必携ソフトとも言える「Abroad!」、日本語版PalmOSに欠けているシステム手帳的要素を補完してくれる「J-Info」、ファンの多いゲームソフト「シングルナンバー」、機長にはさっぱりわからないが分子生物学研究の支援ソフト「Gene」…と、作品数は片手の指にも満たないが、国内外で(とくに海外!)で高い評価を得ており、彼の英語版サイトにはその盾の写真が出ているが、今年度の「ZDNet PDA Software Awards 2000」の「Travel Session」で最優秀賞を受賞している!

 ちなみに、機長も「Abroad!日本語版」制作の折りにはちょっとばかし協力させてもらったりもしている。



 …で、思う。ソフトは(すべてとは言わないが)ちょっとした努力で国境を越えうるものだ。これから、どんどん国産ソフトが世界に羽ばたいていってくれたら、これに越した喜びはない。え?…Palmにそんな国粋主義は似合わないって?…かもしれない。だったら余計にどんどん世界に羽ばたこう!>日本のプログラマの皆さん!

 


[502] ミニ定期便674 カシオの真意? 2000-12-15 (Fri)

 WorP@holicドクター「『嘘から出た真』のままが良かったかも知れぬ」と書いているが、「Mainichi Interactive Mobile」に出た以下の記事の意図を判断することはなかなか難しい。

■カシオ、PDAはウインドウズCEと独自OSで展開

 この記事の骨子はだいたい、「コンシューマー向けPDA市場では、パソコンとの連携をメインにしたPIM機能重視した低価格のPDAを独自OSで対応、CCDを搭載したり、通信モジュールを組み込んだ高機能型PDAはウインドウズCEで対応していく考え」てな感じか?

 昨日飛び交った「■カシオ、パームOS採用のカシオペア発売を検討へ 」や、「■カシオがPalm OSを採用? ウソでした」という記事の両極端な明快さに比べると、なかなか本意をくみ取りづらい記事だ。

 そこで機長なりの推測を!

■1■大新聞の意地?
実は、「■カシオ、パームOS採用のカシオペア発売を検討へ」「■カシオ、PDAはウインドウズCEと独自OSで展開」の両記事は、どちらも「Mainichi Interactive Mobile」(毎日新聞系)の記事だった。が、前者が出た結果、新興のPC系ネットニュースサイトに「出所は新聞系の某ニュースサイトのようだが,(中略)おや? その発表会には私も居たのに……リークや独自取材で他誌にスッパ抜かれるのはともかく,発表会でそれはないでしょ?」と、馬鹿にされてしまった。「PC系ネットニュースサイト」に「大手新聞社系のニュースサイト」が鼻で笑われるなんてもってのほか!とばかりに、毎日新聞サイドの意地で、新たに記事をねつ造した。(←あの毎日新聞が「捏造」なんてことするはずないので、可能性0%)

■2■独自OSの意地?
本当はカシオ社内にも、このまま「WindowsCE路線」を守っていては大変なことになるぞ!という派閥があって、そこが社内でこっそりと「PalmOS搭載計画」を進めていたが、Microsoft社に忠実な保守派がその動きを察知して慌てて「敵の作戦」をリーク、シンプルなものとは言え独自OSをもっている同社全体のプライドを刺激して、計画ごと潰してしまった。その結果、引くに引けなくなって「独自OS路線」を発表することになった。(←あの電算機の雄カシオに、そんなお粗末な社内事情があるとは思えないので、可能性1%)

■3■大OSメーカーの恫喝?
ハード的にはかなりいいものを作っているのに、Microsoft社がいつまでたっても、WindowsもどきのOSをPDAマシンに入れることにこだわっており、また、Microsoft社の責任者が「Pocket PC開発者向けのツール、『eMbedded Visual Tool developers kit 3.0』が、この夏に発表されて以来6万本が配布されていることを指摘した。最近同ツールがマイクロソフトのウェブサイトに掲載されてから、すでに6500回ダウンロードされている」と語っているにも関わらず、素人プログラマや中小ベンダーからのシェアウェアやフリーウェアがあんまり登場してくれないばかりか、あげくの果てにはPalmSource2000の「前夜に、米マイクロソフトがライバルの人材を密かに奪おうと」しているような現状に業を煮やして、同社は「PalmOS搭載」を決意したのだが、その情報がたまたま「Mainichi Interactive Mobile」に漏れてしまった。その結果、WindowsCE陣営のハードベンダー離れをもっとも気にしているMicrosoft社から大いなる怒りと警告と恫喝を受けて、それに恐れをなした同社が、「まさか〜、PalmOSなんか採用するつもりはありませんよ〜。うちが採用を計画しているのは独自OSですよ〜」と逃げの口上を打っただけで、そのうち時機を見てPalmOSを搭載するつもり。つまり、「大石内蔵助の山崎の場」作戦!12月14日だけにネ。(←まさか、あのPCの雄Microsoft社がそんなケツの穴の小さいことを言うはずがないので、可能性2%)

■4■電算機会社の打算?
WindowsCEを搭載したハンドヘルドマシンが売れない理由は、機能が豊富すぎて値段は下がらないわ、素人や中小ベンダーの理解を得られないわ、どうも良ろしくない!唯一ステキな面はガジェット好きユーザーの「自慢の種」として給料日の翌日に高価格帯のそこそこ売れることがあるぐらいだ、と見抜いたカシオ社が、ガジェット好きにはこれまで通り「機能満載のWindowsCE搭載マシン」を売り、どうせ低価格帯&低機能のマシンを作るなら、Palmからライセンシーを買うよりももっと安価にすむ、自社OSでいいじゃん?そっちの方が安く出来るもん!という結論に落ちついた。(←わりとありがちな気がするので、可能性3%)

■5■また誤報?
「■カシオ、パームOS採用のカシオペア発売を検討へ」に続いて、またまた誤報?(←まさかね〜ェ?)

…こんな感じでどうだろう?正解は…?

   


[501] ミニ定期便673 残念の意味 2000-12-14 (Thu)

 ありがたいことに、PDA JAPANさんに、「ミニ定期便671 残念!カシオ」のことを取り上げてもらった。

 その記事中で「iPAL-NEXTさん、本当に残念そうですね。」とコメントしていただいたが、機長が本当に残念がっているのは、どっちかというと「ハードウェアの高い製造技術を有するカシオを含めた他機種メーカーが参入して欲しいという願望」が満たされなかったことよりも、当のカシオ社「WindowsCE陣営から離脱するチャンスを逃した」ということだったりする。

 そう、どこのPDAメーカーだって、いろんなOSに対する研究はしているものだ。いつでも他社OSに変わる研究はおこたらない。でないと企業は生き残れない。でも、なかなか今の陣営を離れる勇気はない。そういう意味での「残念!」だったりする。

 おまけに、IBMやSONYがそうだったように、どこの会社にもPalmファンは多くて、PalmOSマシンをこっそりと使いながら、PalmOSの採用を社内でひそかに願っていたりする…。(笑)

 本当に残念だ。


[500] ミニ定期便672 ソースの決め手(2) 2000-12-14 (Thu)



 アメリカで開催中のPalmSource2000からの情報。

 誤報だった「カシオ」の替わりと言っちゃあなんだが、韓国家電メーカーの雄「Samsung Electronics」がPalmOSのライセンシーを受けて、NokiaMotorola京セラに続いて、「2001年第2四半期にもPalm OS搭載のCDMA方式のスマートフォンを北米向けに出荷」するという。



下記ニュースソースより。

■【PalmSource 2000】来年はPalmと携帯電話の融合の年に


[499] ミニ定期便671 残念!カシオ 2000-12-14 (Thu)

 残念ながら、カシオはWindowsCE陣営から離脱するチャンスを逃したようだ。

■カシオがPalm OSを採用? ウソでした(MacWIRE)

 この記事によると、「(カシオの)コンシューマ事業部長,鈴木洋三常務」が,「Palmがコンシューマー市場でシェアを確保していることに触れ」て、「そこに対応したカシオペアも考えていきたい」と話したこらしく、そんな「そこに対応」という言葉が、今回の誤報を生んだ、ということだ。カシオ側の弁明によると「そこに対抗」という意味で、件の鈴木さんは「そこに対応」と語った。

 そんな誤解がこの記事を書かせたらしい。

この記事=■カシオ、パームOS採用のカシオペア発売を検討へ(Mainichi Interactive)

 それにしても残念だな〜!これでカシオは、もしもその気になっても、とうぶんWindowsCE陣営から離れられなくなった。本当に残念だ。

 

 ※情報をお知らせいただき感謝>塗料会社御曹司えがわさん

 ※あ、そうそう、「誤報」と言えば、この人を「姐さん」と機長が呼んだのも誤報だったようだ。「お嬢」と訂正させていただく。お知らせ感謝>お嬢


[498] ミニ定期便670 ソースの決め手(1) 2000-12-13 (Wed)



 アメリカじゃ、PalmSource2000が開幕したらしい。



 んでもって、いくつかの最新情報が伝わっているが、中でも注目は「Palm OS 5.0ではより高い解像度をサポート」っというカールCEOのコメント。このニュースは、すでに高解像度用の素晴らしい液晶技術を持った会社が楽々とPalmOS Platformに参入できるという、とても大きな意味を持つ。たとえば、「ミニ定期便668 Welcome to Palm!」で紹介したカシオ版のPalmOSマシンも夢じゃなくなる。

 情報は下記のニュースより。

■パームがワイヤレス通信機能つき新OSを発表


[497] ミニ定期便669 アイペの進化 2000-12-13 (Wed)

 最近、目覚ましい進化を続けている福本修仁さんのグラフィックソフト「iPaint」ファミリー(iPaintとiPaint Converter)がまたまたバージョンアップした。しかも今度の進化は凄いぞ!

<主な変更点>

iPaint
 16bitカラーの表示
 16bitモード時のキャプチャサポート

iPaint Converter
 16bitカラーのサポート
 画像圧縮のサポート

==========================
【福本さんからの注意書き】

 iPaintにはまだまだ、至らない点はたくさん有り、16bit画像の編集は一切行えません。表示するだけです。編集機能を利用しようとするとFatalErrorが発生することも有りますので、くれぐれもご注意下さい。

 とりあえずこのバージョンで、VISOR Prismの16bitカラーのキャプチャーができます(と言ってもiPaint ConverterはPPC Macだけですが...)。

 バグや至らない点はたくさん有りますが、キャプチャーできる環境を早くご提供できればと思い、公開しました。

 このソフトが、各種サイトや出版物で、記事を書くのに役に立つことを祈ってます(^^)。
==========================


 凄いぞ、福本さん!本当に大感謝だ!



 福本さん、お知らせ感謝!



 ※を!を!を!…以上の記事を書いた直後に気づいたが、すでにポチ姐さんのところに、このiPaintファミリー最新版のレビューが!う、美しすぎるぞ!iPaintのスクリーンショット!…も、も、もちろん、ポチ姐さんも美しいぞ!とさり気なくフォロー!フォロー!


[496] ミニ定期便668 Welcome to Palm! 2000-12-13 (Wed)

なんと言っても驚いたのはこのニュース!

■カシオ、パームOS採用のカシオペア発売を検討へ (Mainichi Interactive)

 あのカシオが!と思うと感慨もひとしおだ。記事を読むと、まだ不確定要素の多そうな書き方だが、他のニュースとリンクして読むと、かなり精度の高いニュースであることがわかる。

 勝手にお祝いと言っちゃなんだが、こんな画像を作ってみた。



 次は是非、Sさんに来て欲しいけど、独自OSじゃ当分は無理かな?

 Tp535&Palmさんよりの情報。

 


[495] ミニ定期便667 紙の代用なのか?PCの代用なのか? 2000-12-12 (Tue)

 う〜ん、困ったな〜。…というのも、機長の記事のせいでilovemacさんに迷惑をかけちゃった(第91話<液晶のお話>H12.12.12)ようだ。大変申し訳ない。謹んでお詫びする。

 昨日の「ミニ定期便665 虹を掴んでみた」で機長が書いた(VisorPrismの液晶画面は)機長の使用目的では十分な視認性と明るさが保証されている」という文章の意味は、まさにその文章通りの意味にとってもらえると助かる。「他のPDAマシンよりもキレイだ!」なんて無茶なことを言っているわけじゃなく、あくまでも「機長の使用目的では十分」と言っているのだ。

 そもそも機長は、液晶の解像度やマシンのパワーなどで、他社のPDAよりもPalmが素晴らしいと言ってる訳じゃない。「パーム航空」時代から一貫して何度も強調してきたとように、Palmはその他のPDAマシンに比べると、ほとんどすべての面で貧弱もしくは貧相だと思っている。

 ただ、機長はもともと「PCの仕事」をPalmに代用させようなどとはほとんど思ったことがない。どっちかというと「システム手帳の仕事」をPalmに代用させようと思っていて、実際、システム手帳は1998年からいっさい使っていない。たぶん21世紀もこのまま紙の手帳は使わないで過ごしていくだろうと思う。そう、紙の手帳よりも便利で、PCもどきのことが出来る便利な「電気仕掛けの文房具」として、機長はPalmを愛し、使っているだけだ。

 そのため、メモリが!とか、パワーが!とか液晶解像度が!と言ったことは、全然と言ったら嘘になるが、あまり気にしない。そりゃあ、良いにこしたことはないんだろうが、そのための犠牲は出来るだけ最小限にしたい。ちょうど、かつて「システム手帳を使っていたようにスイスイと使えること」がもっとも大事なことだ。(そういう意味では、他社のPDAだって、Palmのことをかなり研究して、ハード的ソフト的に、だんだんと軽快さ=Palmらしさを獲得しつつあることはilovemacさんも書いている通りだ。「Palm陣営としては要注意だ!」という彼の主張もそんなに間違っちゃいない)

 ところで、液晶に限って言えば、機長の場合、「解像度」なら今のPalmでも不満は少ない。理由はいたって簡単だ。かつて自分が使っていたシステム手帳の解像度(つまり、機長の筆跡だ!)よりははるかに良くて、どんな殴り書きで書いても、数時間後にまず読めないことはない。ところが、機長の「システム手帳時代の解像度」はとても低くて、自分で書いた文字のはずなのに、数時間後には「何を書いたか思い出せない!」なんてことがしばしばあった。

 また、「システム手帳」のように使えて、しかもソフトウェアをチェンジするだけでさまざまな「PCもどきの仕事」までしてくれる。これほどありがたいことはない。だから、膨大なユーザ数とプログラマ数と、そんな彼らの情熱的な献身性を持つPalmの世界には、膨大なフリーウェアやシェアウェアが存在していることは、機長にとって最大のアドバンテージでもある。それはまさに「システム手帳におけるアドオンページ」(つーのかな、ホラ!特殊な罫線ページとか、関東圏鉄道地図、英和辞書の追加ページとかあったじゃない?あれ、あんて言うんだっけ?)の種類が豊富になるにつれ、システム手帳がますます手放せなくなったことに似ている。

 これってちょうど、最初っから「デフォルトのページフォーマットが決まっていて、あまりアドオンページを追加できない既成の手帳」よりも「いろいろなアドオンページを気分や仕事の必要性に応じて追加したり減らしたりできるシステム手帳」を、かつての機長が愛していたのに似ている。ま、趣味といえば趣味の問題だが。

 つまり、「デフォルト機能が貧弱なPalm」にはシステム手帳が持っていた「自由度!」という素晴らしい付加価値がついている。デフォルト機能をこれでもかこれでもかと追加するほどに、残念ながら「自由度!」は減って、ユーザーがマシンに合せなければならない局面が増えてくる。機長はそういうマシンが嫌いだ。マシンはユーザー好みの色に変えられるべきだと思っている。(もちろん、その逆の人がたくさんいることも知っている。そういう人は、そういうマシンを買えばいいだけだ)

 以上のような理由で、機長は「機能豊富で液晶解像度も高い他のPDAマシン」に嫉妬を感じたことはない。PDAというもっとも手近なマシンだからこそ、ハード的にもソフト的にも自分色に染められるマシンが好きなのであって、たとえばPalmサイドのilovemacさんじゃなく、他のPDAサイドの人たちから「Palmって機能が貧弱だよな」なんて言われても、痛くも痒くもないのだ。機長は高機能なマシンに使われたり、高機能なマシンを貧弱に使うよりも、貧弱なマシンを自由自在に使いこなしていたい!そんな人種だからだ。

 かつて、当時Palm Computing社のロブ灰谷さん(現Handspring社)「Palmの日本語版を作りたい!」と社内で訴えたとき、同社の幹部達は「日本で一番売れているザウルスを見てみなさい。日本人は高機能マシンが大好きだから、Palmは絶対に売れない!」と言ってロブに忠告したそうだ。だが、現実にPalmは日本で売れた。ということは、日本にも機長のような変わり者の人種が増えてきた、ということだとも言える。また、PocketPC陣営がいくら嫌われても、「ミニ定期便652 プログラマ狩り」のような行動に熱心なのも、ある意味、正しい戦略と言える。

 てな感じでどうだろう?

『オイラはilovemacさんのような才能&存在だってPalm世界にいるべきだと思っているので、こんなこと書いちゃうのさ』 ←ilovemacさん風



 ※ちなみに、Palmだっていつまでも今のままの解像度だとは思わない。ただ、まだしらばらく時間はかかるだろうね。Palm界に存在する膨大なソフトウェア群が使えなくなる自体だけは絶対に避けたいだろうから。それこそ、Palm最大のアドバンテージの損失だ!もっとも、そういうエミュレーションの技術が進んだら話は別だろうけど…。


[494] ミニ定期便666 近未来の告知 2000-12-12 (Tue)



今度のPalm Sourceは来年2月の開催となったらしい。

PalmSource Forum Tokyo 2001
(Palm OS platformデベロッパコンファレンス)
主 催: パームコンピューティング株式会社
期 間: 平成13年 2月14日(水)、15日(木)10:00〜17:30
2月14日夜は懇親会を予定
場 所: 東京全日空ホテル(東京都港区赤坂1丁目12番33号)
最寄り駅:地下鉄銀座線/南北線溜池山王駅13番出口徒歩1分
対 象: ISV、エンタープライズソリューションプロバイダ、企業MIS担当者、SI/VAR、コンテンツプロバイダ、プログラマ、Web制作、出版、販売店などPalm関連ビジネスに携わる方々
内 容:
・ キーノートセッション
(Alan Kessler, COO, Platform and Products, Palm, Inc., Craig Will, パームコピューティング株式会社 代表取締役、他)
・ 技術セッション、エンタープライズセッション、開発ツール、スポンサーセッション など30以上のセミナーとソリューション展示、デベロッパカフェ、PalmStoreなど。
(予定される主なセミナー内容)
次期Palm OSの詳細、BluetoothやSDなどPalmの新ハードウェアの概要、企業ソリューション/成功事例/開発ツールの紹介、開発ツール概要、Palm OSプログラミング入門、Palmワイヤレス技術とWeb Clipping、Palm OSライセンシ、ビジネスパートナーセッションなど
受講料: \35,000円(消費税込)
※早期申し込み割引【平成13年1月22日までに申し込まれた場合】 \25,000円(消費税込)





※本日(12/12)午前、ついにこの「iPAL-NEXT」は29万アクセスを達成した!読者の皆さん、感謝!


[493] ミニ定期便665 虹を掴んでみた 2000-12-12 (Tue)

 話題のVisor Prismについてのリポート。

「踊る大走査線」現象

 全裸の液晶はとってもキレイだ。ilovemacさんによると(新型ザウルスの液晶画面に比べるのは)比較されるVisor Prismが気の毒」ということだそうだが、機長の使用目的では十分な視認性と明るさが保証されている。さすがに6万5千色対応のソフトがないので、その本当の力まではわからないが、機長は満足だ。

 ただし!一点だけ問題を見つけた。これだけ奇麗な液晶を汚したくないので、機長はさっそくネットショップでVIsor用の「writeRIGHT」を購入して貼ることにした。お!今回はほとんど気泡もなく美しく貼れたぞ、と思ったのも束の間、これはダメだ!ってことに気づいてがく然とさせられた。もともとこの「writeRIGHT」がPrismのようなカラー液晶の使用を目的に作られていないせいだと思うが、それを貼った液晶は、まるでテレビ画面を数センチ目前で見つめた時みたいな粗い画像になってしまうのだ。捜査線が走りまくる、っていうの?機長はこれを「踊る大走査線」現象と名付けてみた。とくに意味はないが…。とにかく、目がチカチカしてとてもじゃないが見てられなくなったので、もったいないが20世紀の最後に生まれて初めて美しく貼れた「writeRIGHT」を剥すことにした。

小指と電源

「左下」でもなく「上」でもなく「右下」というのはとっても戸惑うが、Palm de COOL!で推奨していた「小指で押す」方式が意外といい感じ。

クレードルの上では内気

せっかく充電式になったのに、クレードルの上で電源をONにしたままにすることが出来ない!つーのも、「一般」Preferenceの画面に「クレードル上で常時オン」のチェックボックスがないのだ。こいつは困った!せっかく美しい液晶がついてるのに、クレードルの上では黙りこくったままだ。

不器用なカバー

やはり、これまでのVisor各機種と違い、「カバー」を裏面に固定できないのはつらい。片手でポケットから出して…って操作がとってもつらいのだ。早く、使えるサードパーティ製のケースの登場を待つ!現在売られているケースでPrismでも使えるものはあるのだろうか?

あ、Tp535&Palmに出てたコレってば、いいな。あ、まだ未発売なのか…。でも、構造がどうなってるのかはよくわからん。

ATOKの特大サイズとSpringboardモジュールとLaunch Menu

「ATOK」の特大サイズを入れたら、さすがにメモリが一杯一杯になってしまった!そこで、純正の「8MB Falsh Module」に主要アプリケーションを移動したのだが、その結果、機長の大好きな「Launch Menu」でSpringboardモジュール内のアプリの立ち上げが出来なくなってしまった。これはつらい!

筐体の色味と肌触り

 筐体の色は悪くない。落ちついた色味は気に入った。上品な青色つーのかな?機長なりにノーブルブルーと名付けてみた。が、質感はプラスチックというよりもペーパークラフトっぽくもある。つや消しの性かな?それはそれで肌触りが気に入ってるんだけどね。


[492] ミニ定期便664 携帯後進国の理由。 2000-12-12 (Tue)

 もともと機長などは、どうせ彼らの指の太さと指先の不器用さでは無理!…っと、あまりお利口じゃない理由で決めつけているのだが、今回のリポートはなかなか奥深くて味がある。納得できる。

■米国にiモードライクな携帯が普及しない理由(PC WATCH)

 「全米の常識」とまではいかなくても、下記の文章はかなり説得力あるよね。とくに日本で携帯片手にタラタラ歩いてる女子高生なんか見てると。つーか、機長もしばしばそれをやってる。

「(アメリカで携帯電話が日本のように進化しない理由は)安全な地域以外では、日本のように街角で無造作に携帯を取り出し、立ち止まっておしゃべりするというわけにはいかない」という「安全上の理由」からだ。

 また、こんな文章もある。

「電車の中でのんびりメールを打てる日本の状況とは違う」

 これは携帯電話だけじゃなく、サブノートの必要性にも絡んでくる実情だと思う。


[491] ミニ定期便663 ふりかえり、たたえる。 2000-12-12 (Tue)

 奇しくも、まるで申しあわせたように、昨日2つのサイトが新企画を発表した。

■「掌2000重大ニュース」WorP@holic



■「20世紀 ちょー私的 Palm Lifeあわーどっ!」Palm de あくしゅっ!



 前者は2000年の重大ニュース、後者は20世紀の自薦表彰と、性格やターゲットは違うけど、どちらも楽しそうな企画だ。かくいう機長も昨年はこんなページを作ってみたりもしたんだけど、今年は諸事情により無理かな〜と思ってた、ちょうどそんな時だっただけにタイムリー!


[490] ミニ定期便662 Prismの乱反射 2000-12-11 (Mon)

 永遠に、とは言わないが、少なくとも現時点ではちょっぴり衝撃的なニュースだ。

Prismでは結構使えないソフトがあるようで。」

「Visor's Fan」(Fatal Error 2000/12/10)よりの情報。


[489] ミニ定期便661 組長、走る。 2000-12-11 (Mon)

 最近、はるやん組長「掌極道」が熱い!

 「組長フィギュア」(00.12.08)も凄かったが、「ATOK Pocket for PalmOS実用テスト」(00.12.09)や、「幻のVUITTON EPI CASEレビュー」(00.12.10)など…、スクープと言っても過言じゃない記事の数々に、ただただ脱帽だ。



 それにしても、いいな〜、VUITTON EPI CASE!


[488] ミニ定期便660 Palm最大の敵とは… 2000-12-11 (Mon)

 hiruさん「Palmer」に、新型ザウルスに触ってみたインプレッションが出ていた。

■12/10  恐竜もガンバる(Palmer)



 なかなかイイ線、行ってるらしい。ところで、hiruさんがザウルスとパームの関係を、「日本車と外国車」に喩えている話は秀逸!


 
 一方、靖之介さん「手のひら侍」には、新型ザウルスにもきっと負けないであろうPalmが、おそらく唯一敗北を記すであろう最大のライバルの話が出ていた。

■No.46 『palmの限界?』(2000/12/10)(手のひら侍)

 確かに、コイツにはかなわない。でも、今回の靖之介さんの話、とってもいい話だ。


[487] ミニ定期便659 あと少しで2000円を割る! 2000-12-10 (Sun)

 PDA styleが放ったスマッシュヒット企画「Merry CLIE〜5000人集まればHappy CLIE」明日12月11日(月)正午で〆切を迎える。

 これは、同サイトが発売するCLIE用オリジナルキャリングケース(クリアタイプで青と赤の二色)の値段をサイト投票で決めるという企画で、投票すればするほど値段が下がっていくという、とっても資本主義的な企画。

 

これはPDA styleでの先行予約発売の際のオマケだった「オリジナルキャリングケース」のトランスルーセント版だ。

 〆切前夜の10日午後9時現在で、投票総数は2500人を越えて2000円、スタート時点だった3500円からすでに1500円も値段が下がっている。あと400人ほどで1750円と千円台に突入する。〆切まであとわずか。急げ!



 ※ちょっとわかりづらいかもしれないが、このページの右やや上あたりの下記の画像の「「クリエ」をお持ちの方はこちら」の部分をクリックすると該当ページに進める。オリジナルキャリングケースの見本は、その上の「「クリエ」をご購入の方はこちら」に画像が出ている。


[486] ミニ定期便658 ヤマタツ大政奉還 2000-12-10 (Sun)

■「きっと君は来ない」JR東海のクリスマス定番CM復活

 クリスマスといえば、ある年代の人間には懐かしい、もうほとんど年末の「忠臣蔵」に近いノリですらあった「JRのヤマタツCM」が今年は帰ってくるらしい。

 ずっとTBCとかケンタッキーに取られてて、なんか違うな〜とか思ってた自分もどうかと思うが…。


[485] ミニ定期便657 がんばれ、歯医者さん! 2000-12-10 (Sun)

 携帯電話とPalmのようなPDAの未来を考える時、アイツの存在はとても大きくなる。そう、「北欧の青い歯」こと「Bluetooth」だ。



 ※「Bluetooth」って何?って人は、たとえばココを参照。

 PDAが携帯電話を内包するのか?携帯電話がPDA機能を内蔵するのか?という議論の前に、携帯電話とPDAが無線で繋がってしまえば、これほど簡単な解決法はない。PDAを主体に考えるなら携帯電話との接続だけじゃない。PCを初め、あらゆる機器と無線で繋がるPDAの可能性を考えると、マジでドキドキする。

 だから、期待の大きいBluetoothなのだが、業界内にはまだまだ慎重論が多い。そんな状況のひとつがこの記事では説明されている。

■Bluetoothのジレンマに取り組む2社のベンダー



※ところで、いつの間にか「PC WEEK」ってなくなって、この「eWEEK」になっちゃってたんだ?いろいろ移り変わりが激しいな〜。


[484] ミニ定期便656 何かの宣伝?【その2】 2000-12-10 (Sun)

「ミニ定期便647 何かの宣伝?【その1】」の続き。

 「新型Visor発表会」では、「皆さまお待ちかね!本日のメイン・キャストの登場です」というハンドスプリング社日本法人の小見山社長に続いて、壇上に「この日、誰もが、とくに機長が待ち望んだ男」が上がった。日本初来日になる、「Palmの父」と呼ばれる男、Jeff Hawkinsだ。これまでプロフィール写真で感じていた「やさ男」というイメージそのままの顔つきだったが、その顔の下についていたカラダはかなりの巨人だった。目測でおよそ2メートルほどはあるだろうか?「Palmの父」という言葉に不似合いな巨人が壇上を横切ってスピーチボックスの前に立った。



Special Thanks to Visor-Japan.com

 機長は、ようやくJeffという男の現物を見ることが出来た感動のため、軽い目まいを覚えつつ彼の巨大な体躯が演壇の上にあったプレゼン用のノートコンピュータを不器用にチェックしている姿を、呆然と眺めていた。

 Jeffは、プレゼン用のVAIOノートを慣れない手つきで操作しながら、プレゼンを始めた。いわゆるPalmの歴史・概要、Handspring社の創設などに触れながら、現在のVisorの現状までを紹介。途中、VAIOのジョグダイヤル操作をトチって戸惑う場面もあったが、そんな時にも終始サービス精神に満ちた笑顔を忘れない男だった。冷静に語る知識人の顔と、優しすぎる笑顔がアンバランスな万年青年風の男のスピーチは続いた。

 続いて彼は、その日もっとも大切な用件について語り始めた。そう、新型VisorであるPrismとPlatinumの説明だ。カラー対応マシンであるPrismについては、このマシンのために誕生するだろうSpringboardモジュールの新しい可能性についても触れていた。そして、この後、機長は何度か目撃することになるのだが、「SoundsGoodという最新のMP3再生専用のスプリングもジュールを付けて、Prsim本体でカラーゲームをやるのが最高に楽しいんだ」と語った。ちなみに、カラーゲームはZap、再生されていた音楽はHandspring社の社員たちが組んでるバンドの演奏だそうだ。

 そんなJeffのプレゼンに引き続き、演壇上ではHandspring社プロダクトマーケティングマネージャーの中山嘉貴さんが、たった今発表された2機種についてのデモを続けいていた。

 そんなデモを見ながら機長は、2日ほど前の夜のことを思い出していた。それは「ある業界関係者」からのメールだった。

「2日後の昼間、機長は時間を作ることが出来ますか?」

 正直、その昼間に機長は仕事を抱えていたのだが、「もしも時間を作ることが出来るなら、この日のHandspring社の新機種発表会の会場に潜り込ませてあげるよ」という一文を読んで、すべての仕事スケジュールを殺人的なものにしてしまったとしても、この「2日後の昼間」のスケジュールだけはなんとしても空けなければ!と誓った。そして機長はその「ある業界関係者」にメールを送った。

「行きます!なんとしてでも行きます!詳細を!」

 もしも機長のメーラーに「EXPRESS」というボタンがついていたら、「送信」ボタンじゃなくそっちを押しただろうという熱い興奮とともに、その返信メールの右上についていた「送信」ボタンを押していた。やがて、返事が来て、機長は少なくとも、来日するJeffの半径数百メートル以内に接近することが出来ることになった。それだけでも機長は興奮していたのだが、そこにまた「別のある業界関係者」からのメールが届いて、機長の興奮はますますヒートアップすることになる。

【たぶん、続く、予定】


[483] ミニ定期便655 パーム航空沖縄支店? 2000-12-10 (Sun)

 「パーム航空」時代からの古い読者であるM.Usuiさんは、今から2年ほど前の1998年12月に、横田市から那覇市に移り住んだ旨の移転のお知らせメールをくれた。

 当時の機長は、彼のメールにあった「沖縄は現在 外気温 19度 室温 24度」という言葉が印象的だった。そう、当時も今と同じ12月だったから、上記の気温は寒〜い東京暮らしの機長には衝撃的なデータだったのだ。(たぶん、M.Usuiさん自身もそうなんだろうな〜と思いつつ…。)

 そんなM.Usuiさんから2年ぶりにメールを貰った。

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沖縄島に引っ越してきて2年がたちました。引っ越し前からパーム航空覗いておりましたから航空覗き見期間もOver 2年です。

で、現在の住まいのそばになぜか「パーム」と言うディスカウントチケット(航空券)屋さんが....
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うん?…あ!



上記の画像をクリックすると、お店の全景写真(大きいから注意!)が観られる。

あ、「おこめ券」まで!


[482] ミニ定期便654 ドコモかしこも! 2000-12-10 (Sun)

■NTTドコモを「支配的事業者」と認定へ 電通審方針



 まだ確定ではないらしいが、NTTドコモがついに米国におけるMicrosoft社と同じ歴史を歩み始めた。

 機長はもろNTTドコモのユーザーなので、通信そのものに関して被害を受けたことはない。(あるとしたら、たまにあるiモードメールのものすごい遅配ぐらいかな〜?)

 ただ、ドコモのショップサービスがどんどんかつての電電公社化(つまり、いい加減!)していることにだけは、だんだんイライラしていた。

 ま、NTTドコモにも、電気通信審議会にも、しっかりと頑張ってもらいたい。


[481] ミニ定期便653 てのひら忘年会【その6】 2000-12-09 (Sat)

 今月は特別体制で紹介している全国のPalm系ユーザーグループの忘年会オフの日程だが、ついにWE-PUGからも日程が発表された。

■12/02 彩パーム(12月定例会「忘年会オフ」)…埼玉 finished
■12/08 PUGH(第一回定例会)…札幌 finished
■12/09 Joe-Palm(鮟鱇鍋オフ)…水戸 finished

■12/10 PUGO(忘世紀会!)…大阪
■12/11 東京ラ・パーム(忘年会)…東京
■12/15 m-plug(忘年&忘世紀パーティー)…田園高津
■12/16 Sen-Palm(センパーム復活100名タン焼き大オフ会)…仙台
■12/16 ぱむりん(ぱむりん忘年会)…東京
■12/16 Palm-Q(忘年会)…福岡
■12/16 C-PUG(第18回定例会)…名古屋
■12/16 FPALM(FPDA/FPALM合同忘年会オフin東京)…東京
■12/17 Palm忘年会in名古屋(名古屋地区のPalmユーザーのための忘年会)…名古屋
■12/22 WE-PUG(2000 WE-PUG忘年会
@広島(オフ 2nd.))
…広島 NEW

 ※最新情報は、各UGのサイトやPUG-Jのサイトで確認を!あ…同サイトにはすでに新年会の告知まで!

 ※Palm忘年会in名古屋はPUG-J所属団体じゃないみたいなので、詳細の確認はなんきん玉すだれさんで!




【Tips】
PUG-Jのサイト内にある「全国PalmUG連絡会 予定表」のページにはカレンダースタイルでオフ会の予定が書き込まれている。日付のリンクをクリックすると詳細情報も見られる!!


[480] ミニ定期便652 プログラマ狩り 2000-12-09 (Sat)

 あはは、とまたまた笑わせてもらったのは下記の記事。

■パームの開発者パーティーにマイクロソフトが乱入?

 当然のように、ZDNet/USAではなく、CNET/USAの記事(の日本語訳)だ。

 要すに、12月11日からサンタクララで開催されるPalmOSのためのソフト開発者会議「PalmSource」のために集まるであろうPalm環境の開発者達に、WindowsCE用のソフトを作ってもらうために、PocketPC陣営が特別チームを派遣した、というニュースだ。

 昨日は、日本のPalm陣営企業であるSONY社がプログラマのためのコンテスト授賞式を楽しく開催しいた。そんな頃、アメリカではこんなことが計画されていたらしい。相変わらずだな、Microsoft社。

 たとえば、先日もこんなニュースがあった。

■「ミニ定期便431 それでこそMicrosoft!」

 その昔は、ある国内のPalm系プログラマから、彼の代表作であるPalmOS用ソフトを「WindosCE用のソフトに書き直してくれるようMicrosoft社から金銭提示のメールが届いた」という話を直接聞いたことがある。とにかく、彼らはずっと必死らしい。

 頑張れ、PocketPC!


[479] ミニ定期便651 ソニーらしさ。 2000-12-09 (Sat)

 実は、昨日、第1回「クリエ」プログラムコンテスト授賞式の会場に忍び込んできた。場所は都内某所。SONY村と呼びたくなるような一角。ビル内の小さな会議室でそれは行われた。「いつの日か大きな会場で!」という主催者側の挨拶にもあったが、本当に、何だか「ビル内の会議室」というよりも「ロッジの屋根裏部屋」と言った風情のその部屋で同コンテストの受賞作の発表と授賞式が行われた。



 最初に10部門の表彰がある旨、主催者側より発表があった。会場に集まった10余名ほどのプログラマたちの表情にも緊張が走った。

 以降、10部門の作品が次々と発表されていった。社員司会者の軽妙な語り口と、デモ役の人のボケっぷりでなかなかいい味を出しながら発表が続いた。

※受賞作については、詳しくはこのページを見て欲しい。(なお、受賞作にはすべて2000年12月11日から2001年1月31日まで同サイトで自由にダウンロードが出来るらしい)

 さて、今回のコンテスト受賞作で印象的だったのは、コンテスト主宰者の遊び心だった。「エンターテインメント賞」「ユーモア・アイデア賞」などのネーミングもそうだが、「実用性」はもちろんながら、「ユニークさ」や「楽しさ」が高い評価を受けていたという印象を強烈に受けた。こういうところがソニーらしかった。

 すでに製品版が発売されている山田達司さん「PowerJOG」(大賞)今関弘明さん「McFile」(メモリースティック賞)高橋大樹さん「Crs-MeDoc」(ビューワ賞)福本修仁さん「WCPM」(イメージング賞)などは、王道をついた受賞と言えたが、



仕事人さん「たっちでうひ!」(エンターテインメント賞)や、しゃあみんさん「JOPPO!」(ハートウォーミング賞)d-katsuさん「Kinko」(ユーモア・アイデア賞)などは明らかに、その楽しい精神が評価された作品と見受けられた。



abbyさん「RonDo」(優秀作品賞)や、EIJさん「ぐるグル」(ジョグダイヤル賞)ながまつたつおさん「sitem」(サウンド賞)などは、その中間をついた作品と言えた。



 パッと見た感じ、Palm界で古くから活躍してきたプログラマの名前がやや多いようにも思えるが、ようく見ると、それは彼らの名前の印象が強すぎるだけで、実際にはこれまで第一線で活躍してきたプログラマさん達とは違う、新しい世代のプログラマさんも約半数いる。これもなんだか嬉しかった。

 主催者側からは「これからもどんどんこういうコンテストを開催していきたい!」という旨の発言があり、一方で、あるベテランプログラマからは「いつまでも自分たちばかりが受賞しているようではダメで、もっともっと若い人に出てきてもらいたい。でも、次回があったらまた応募しちゃうかも…」というコメントが聞かれた。こういう主宰者と参加者の心意気があるかぎり、まだまだこれからが楽しみなPalm界だ。



■ソニー、『CLIE』のプログラムコンテスト入賞作品を発表、大賞は『PowerJOG』


[478] ミニ定期便650 【速報】その名はCLINGO! 2000-12-08 (Fri)

【追加情報あり】

 時間がないので、こちらも速報!



 かねてより、クリクラ!で公開されていたMacintoshユーザ用のCLIEドライバ「Mac USB Driver for CLIE」が本日から京都のネットショップVis-a-Visで発売された。12/15からはPDA Styleでも発売される予定。いずれも定価:\2,980.-(税別)。

 なお、同ドライバには「CLINGO」という愛称がついているのだが、これ、機長が名前をつけさせてもらった。なぜに「CLINGO」なのか?…については自分で考えてもらいたい。あまり深い意味はない。あくまで愛称だが、良かったら「クリンゴ」と呼んであげて欲しい。



  

●追加情報
急な情報のため、仕事場から更新!どうやら、この「CLINGO」、突然だが本日よりPDA Styleでの取り扱いも始まったらしい!恐るべき速さ!

■CLIEのMac用ドライバがついにリリース,愛称は「CLINGO」


[477] ミニ定期便649 【速報】第1回「クリエ」プログラムコンテスト受賞作発表! 2000-12-08 (Fri)



…というわけで、時間がないので詳しくは書かないが、ココを参照のこと!

Palm界の有名人から新星まで幅広く登場して授賞式は大いに盛り上がった!


[476] ミニ定期便648 誇大広告デハナイ。 2000-12-08 (Fri)

 笑った。というのもクリクラ!に出ていたこの写真だ。



 これだけ見ると、一人の日本人男性がマッチ箱にCLIEのデザインを施して、それを2本の指だけで摘んで周囲を驚かせてやろうと楽しんでいるようにも見えるが、これ、別にふざけた写真じゃない。

 「TRAIN」シリーズや「PocketBBS」などで知られるPalm界の巨人、通称「ロボ」こと、拝啓PalmOS様今関弘明さんが、本物のCLIEを持っている写真だ。

 そんな今関さんがEnjoy CLIEマガジンのMaking of CLIEシリーズインタビューに登場している。ちなみに、これまでの登場人物は以下の皆さん!

■南 雅文さん(ソニー(株)インフォメーションテクノロジーカンパニー)
■清水博幸さんさん(ソニー(株)インフォメーションテクノロジーカンパニー)
■筑地宏次さん((株)ジャストシステム自然言語製品開発本部)
■奥一穂さん((株)イリンクス チーフアーキテクト)
■石井 隆雅さん(ソニースタイル)


[475] ミニ定期便647 何かの宣伝?【その1】 2000-12-08 (Fri)

 以前、機長は、こんなミニ定期便を書いた。

■「ミニ定期便418 Jeffに会いたい!」

 それは、日本のPalm界が「パクスポ2000!」一色に盛り上がっていた10月の中旬のことだった。

 その頃、「Jeff Hawkinsが初来日するという情報は、複数のPalmNinja達からの報告で掴んでいたのだが、肝心の招待状が機長のもとにはない!ほんのすぐ側まで、憧れのJeff Hawkinsが来ているのに会うことが出来ない!」というジレンマ状態に当時の機長はあった。

 ところが、「機長がJeff Hawkinsの熱烈なファンであり、きっと会いたがっているだろうと想像してくれた「某そっちの業界関係者」が特別に都合をつけてくれて、機長を、同発表会の会場に紛れ込ませてくれるという段取りをつけてくれた」のだ。…という訳で機長は10月16日に都内某所で開かれていた「新型Visor発表会」に潜り込むことに成功した。(その時の模様はココにも一部書かれている)

 そこから、機長の熱すぎる2日間が始まった。というのも、話はトントン拍子に進んで、機長は「新型Visor発表会」の会場潜り込みに終わらず…【続く、予定】



Special thanks to Marugoto Palm! Web


[474] ミニ定期便646 MP2 2000-12-08 (Fri)

 技術評論社の「まるごとPalm!」は、とても充実した本だった。Palmのことが何より好きなライターばかりを集めて、編集者の熱い情熱が注ぎ込まれた、かなり中身の濃い本に仕上がっていた。あの感動からおよそ5ヶ月!ついにその第2段が登場した。



「まるごとPalm! vol.2」(技術評論社)
形態 ■B5、248p
価格 ■1580円+税
ISBN ■4-7741-1121-X C3055
発売日■12月8日(時期は地方によって多少異なります)


 今回の「まるパ」も、とても熱い本に仕上がっている。物理的な「厚さ」じゃなく、ハートの「熱さ」!

 「Choice! Second Palm/ 2台目のパームを選ぼう」という巻頭特集のタイトルを見ればわかるように、すでにPalmを持っている人たちにまずは熱く語りかけている。だからPalm使い方を詳細に解説した「Power to the Palm!/ パームを使い倒せ!あなたのライフスタイルに、”もっと”パームを!」も、とても実用的で、初心者からヘビーユーザーまでとても役に立つ内容だ。圧巻は「Ore Palm Professional/ 俺パProfessional」!ウェブ等で盛り上がっていた「俺ぱ」(俺なりのPalm、私だけのPalm)からの名作がズラリと並んでいる。さらに、「Palm Broadcasting Station/ パーム情報局《体感》レポート」になると、もう、これでもかっていうほどの、Palm好き垂涎の情報が集まっている。とくに「WebClipping」のレポートなどはタイミングといい内容といい、とにかく素晴らしい!

 実はこの本に、機長もちょろっとだけ参加させてもらっている。どこに参加しているかは現物を読んで見つけて欲しい。

※あ、そうそう、この「2」出版を機に、出版の間隙を埋めてくれるWeb版の「まるごとPalm!」のサイトURLが変更になっている。新サイトはココ!要チェック!
※おつかされま>角さん


[473] ミニ定期便645 てのひら忘年会【その5】 2000-12-08 (Fri)

 今月は特別体制で紹介した全国のPalm系ユーザーグループの忘年会オフの日程だが、中京地区2つ目のPalm忘年会in名古屋からも日程が発表された。

■12/02 彩パーム(12月定例会「忘年会オフ」)…埼玉 finished
■12/08 PUGH(第一回定例会)…札幌
■12/09 Joe-Palm(鮟鱇鍋オフ)…水戸
■12/10 PUGO(忘世紀会!)…大阪
■12/11 東京ラ・パーム(忘年会)…東京
■12/15 m-plug(忘年&忘世紀パーティー)…田園高津
■12/16 Sen-Palm(センパーム復活100名タン焼き大オフ会)…仙台
■12/16 ぱむりん(ぱむりん忘年会)…東京
■12/16 Palm-Q(忘年会)…福岡
■12/16 C-PUG(第18回定例会)…名古屋
■12/16 FPALM(FPDA/FPALM合同忘年会オフin東京)…東京
■12/17 Palm忘年会in名古屋(名古屋地区のPalmユーザーのための忘年会)…名古屋 NEW

※最新情報は、各UGのサイトやPUG-Jのサイトで確認を!あ…同サイトにはすでに新年会の告知まで!

※どうやら、WE-PUGは12月22日かな?

Palm忘年会in名古屋はPUG-J所属団体じゃないみたいなので、詳細の確認はなんきん玉すだれさんで!




【Tips】
PUG-Jのサイト内にある「全国PalmUG連絡会 予定表」のページにはカレンダースタイルでオフ会の予定が書き込まれている。日付のリンクをクリックすると詳細情報も見られる!!


[471] ミニ定期便644 おめでとう、PDA JAPAN! 2000-12-08 (Fri)

 PDA JAPANが昨日、ついに100万アクセスを達成!本当におめでとう。必ずしもPalmOSマシンだけのためのサイトではないが、やっぱり応援してしまう素敵なニュースサイトだ。

 ※あ、そうそう、最近では外出先からiモード版を見ることも多いが、リンクがしばしば間違っている(たいていは別のニュースにリンクされてる!)ことも多いので、忙しいとは思うけどよろしくネ!



※あ、そうそう、そんなPDA JAPANの華やかなニュースの影で、昨日12/7にこの「iPAL-NEXT」はこっそりと28万アクセスを達成した!読者に感謝!


[470] ミニ定期便643 SONYの奇襲攻撃? 2000-12-08 (Fri)

 11月30日に〆切を終えた「第一回CLIEプログラムコンテスト」の結果が12月8日に発表されるらしい。

 12月8日…Palm界初の純国産マシンを目指しているCLIEのためのコンテストとしてはこれ以上ない日程かもしれない。(←もちろん、英訳禁止でよろしくネ)




[469] ミニ定期便642 Prismの意味? 2000-12-08 (Fri)

 昨日12/7はとうとう、Palm界最速、6万5千色カラーのお化けマシンである「Visor Prism」の発売日だった。

 とっても楽しみな反面、せっかくの6万5千色カラーも対応ソフトがなければ、単なる「Palm界で最も大きくて重い箱」に成り下がってしまう。

 じゃあ、対応ソフトが出まくればそれで幸せかというと、実はそれはそれで困ったことに、ソフトそれぞれのサイズがどんどん大きくなって、次には搭載メモリ不足の恐怖が待っている。

 ことほど、PDAの進化は難しい。そんな難しいPDAの進化を、いとも簡単に成し遂げてしまうPalmのライバル企業がなかなか成功しないのも、むべなるかな、と思う。

 普通のPCなら、CPUを上げてその分だけ電源から電力を引っ張ってくればいい。ソフトが巨大化してメモリが足りなくなるようならハードディスクを増設して、またまた電源から電力を引っ張ってくればいい。

 また、Palmの場合、いくら開発環境を用意しても、ハードウェアだけがんがん進歩して素人プログラマや中小ディベロッパがついて来れないなんてことをしたら、膨大なソフトウェア&周辺機器というPalm最大のアドバンテージを失ってしまう。

 普通のPCと違って、「所詮は文房具!」であるPDAの進化は、本当に難しい。進化が停まったら停まったで売れなくなるし、進化し過ぎたらし過ぎたでこれまた売れなくなる。

 ちなみに、Visor Prismには現在のところ、Visor Deluxeのような筐体のカラーバリエーションが存在しない。そことのところを開発元のハンドスプリング社の人に尋ねたところ、こんな答が返ってきた。

 「我が社ではPrismをVisorのメインストリームだと思っていない。メインはDeluxeやPlatinumの方で、Prismはあくまで、どうしてもカラーマシンが欲しいという人のための特別なマシンとして作った。もちろん、Prismはとっても楽しいマシンだ。これでやるゲームの楽しさは他の何ものにも勝る!でも、これは我が社の主力機じゃない」

 「ようやく6万5千色かよ?!」というしばしば聞こえてくる浮ついた意見とは裏腹に、「所詮は文房具!」であるPalmOSマシンの進化について、こういう謙虚さを持っている限り、とうぶん安心だ、と機長などは思っている。


[468] ミニ定期便641 てのひらOffice 2000-12-07 (Thu)

 「WorkPadでござる!」で続いているilovemacさん「Quickoffice」に関するレビューが素晴らしい。必読だ!



 ところで、こいつとどっちがいいんだろ?


[467] ミニ定期便640 レッスン再開 2000-12-07 (Thu)

 エコパードテチンさんが復活してくれたおかげで、またまた「ケイザイのオベンキョー」が出来る。これは嬉しい。

 それにしても宮沢内閣を「バブル崩壊内閣(1991年)」と言い切り、橋本内閣を政策不況内閣(1997年)」と嗤い、「確かに超重量級内閣だ」と言いきってくれるあたりは爽快だ。


[466] ミニ定期便639 まことにいかん! 2000-12-06 (Wed)

 げっ!まだ動いてたんだ〜!

■チェルノブイリ原発で唯一稼働中の3号炉が緊急停止



 「まだ」の意味については、過去記事である「ミニ定期便064 暴風雨もたまには」を参照のこと。


[465] ミニ定期便638 【茄子鴨だより】 2000-12-06 (Wed)

■NY株急騰、ナスダックは史上最大の上げ

 このところ、パームビーチの混乱のために最悪の下げ幅を更新していたナスダック指数が急騰してきた。その結果、主要ハイテク株とともに悪化の一途を辿っていたPalm.Inc.株にも、ようやく回復傾向が見えてきた。



 同時に、体調不良だったエコパー主宰ドテチンさんの体調も回復してきたのはすでに報告した通りだ。

  


[464] ミニ定期便637 VPC4は凄いらしい! 2000-12-06 (Wed)

 SPAさん「Mac USB Driver for CLIE ベータ2」によりCLIEとのHotSyncが、きむらかずしさん「tptobmp」福本修仁さん「iCapture」&「iPaint Converter」Lemke Software社GraphicConverter4.0.1のおかげで、PalmOS上のカラースクリーンショットの母艦への転送が可能になり、Palmの利用に関して、MacintoshユーザーがWindowsユーザーに劣等感を抱く必要はますます減ってきているが、やはりここぞ!という機能を利用する際には必要になってくるのがWindows環境。そういう場合の選択肢として、Macintoshユーザーが愛用しているWindwosエミュレータソフトの定番「Vitrual PC」の次パージョンに関する情報が伝わってきた。

 それによると、米Connectix社が発表したばかりの「Virtual PC 4は、「G4のベロシティーエンジンに最適化され、実行速度が2倍に向上、また、アプリケーションの終了なしに割当メモリの変更が可能で、Windows98やWindows2000などの複数のOSを立ち上げることもできる」という。「対応機種はG3/G4搭載のMacintoshで、OSはMacOS 8.5以降。希望小売価格はWindows98とのセット版は199ドル。3.0からのアップグレード版は79ドルです。日本語版は2001年2月の「Macworld Expo/Tokyo」でリリースの予定」だそうだ。



 これは楽しみだ!

※情報は「LINKCLUB News Digest:2000 1206」より。


[463] ミニ定期便636 続・MS開放戦線 2000-12-06 (Wed)

 「ミニ定期便633 MS開放戦線」を読んだきむら@入間市さんから、その他の「便利なCLIE用ファイラー」を紹介してもらった。

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その名は「MS Finder」
MSの任意のフォルダーにアクセスでき、また任意の場所にフォルダーを作成することも出来ます。これがあれば「MS Gate」はもう不要です。
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同ソフトの作者であるKatsuhiko Ichinoseさんによると、

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MS Finder は、SONY CLIE PEG-S300(日本語版)、PEG-S500C(日本語版)で動作するメモリースティックファイルユーティリティです。
CLIE本体からメモリスティックへ PRC(PDB)ファイルのコピー(エクスポート)や、メモリスティックからCLIE本体へ PRC(PDB)ファイルのコピー(インポート)、メモリスティック上でのファイルのコピーなどができます。

なんとか動作するようになったという感じです。 まだまだ、未熟ですが、「MemoryStick Gate には満足できない!」という方に...
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…ということだ。
「MS Finderのページ」からダウンロード出来る。

 それにしても「MS Finder」という名前は、凄いな〜。窓ユーザーにも林檎ユーザーにも愛されそうな名前だ。


[462] ミニ定期便635 おかえりなさい 2000-12-06 (Wed)

 ドテチンさんの健康が回復。それにともない、彼のサイトである「エコパー」と彼が管理している「PAG-J」の更新が再開した。ほっと一息。くれぐれも無理はしないで欲しい。

 


[461] ミニ定期便634 君は「あにぱん」をもう試したか? 2000-12-06 (Wed)

 Upup Palm Load!で特集(12/04/00 No.288  Revenge?)してたPalmware「アニマルパンチ」が楽しい。

 これはボクシングゲームだ。しかも動物を殴るというグリーンピースが聞いたら悲鳴を上げそうなゲームだが、イラストの動物が可愛くて可愛くて、殴った後の表情にも罪が無くて、機長はとっても楽しめた。何より、難しいことを考えずに、【動物の隙をついて殴る!】というのが楽しい。(イラストのタッチが少し違うだけで痛々しいゲームになったのかもしれないが、作者であるHiro Okazakiさんの画力は素晴らしい。そういう後味の悪さを少しも感じさせない!とにかく快感重視のゲームだ)




[460] ミニ定期便633 MS開放戦線 2000-12-06 (Wed)

 …と言っても、Microsoft帝国の支配と闘うレジスタンス集団のことではない。当初、いろいろと制約の多かったCLIEにおけるメモリースティックに関する各種制限が、最近、次々と開放されるようになってきた。そのことが言いたいだけだ。

Memory Stick Autorun(SONY)
"メモリースティック"を「クリエ」に入れたときに、あらかじめ設定しておいたアプリケーションが自動的に起動するように設定するための、アドオンアプリケーション

Memory Stick Gate 1.1(SONY)
あらかじめインストールされていたver1.0ではメモリースティック内の所定のディレクトリだけの読み書きがおこなえるようになっていたが、Ver1.1では読み書きできるディレクトリが増えた

CLIEシステムソフトウェアのアップデート(SONY)
(1)メモリースティックへのファイルのコピー速度の高速化。(2)メモリースティックへのコピーの制約の解除(3)他にPalmOSのアップデートも!

PowerLAUNCHER Lite(山田達司さん)
Clieにおいてメモリースティック上のアプリケーションを直接実行することができるソフトウェア

 そして今度は、こんなのまで!

gMediaのカラー対応アップデート(SONY)
表題の通り、gMediaがカラー動画に対応&ジョグダイヤルに対応しただけでなく、“メモリースティック”に保存した画像を「クリエ」本体にコピーすることなくgMediaで楽しむことができるようになったらしい。

このgMediaカラー版に関する詳しいレビューは、クリクラ!の「2000.12.5(火)●gMediaカラー版レビュー」を参照のこと。便利なようでいてなかなか癖の強かったMemoryStickの制約や制限がどんどん開放されていくことは、とても喜ばしいことだ。

そのうち、もっともっと便利になるんだろうな。頼むよ>Memory Stick


[459] ミニ定期便632 北京ダックの皮 2000-12-06 (Wed)

 ご存知のように「北京ダック」という料理において、その凡庸な肉よりもパリパリと香ばしく揚がった皮にこそ価値がある。

 ま、そんなことを思い出してしまったのは、Vis-a-Visで発売開始された「HERMES CASE for Palm V」のせいだ。

 価格は10万円。現品限りの1点もの。とにかく、写真の出来が良すぎるのかもしれないが、皮質に気品が漂っている。隣に写ってる箱だけでも1〜2万円はしそうだ。ま、そんなことはともかくだ。誰が買うんだろう、これ?うらやましすぎるぞ。

 ちなみに、同じVis-a-Visで中身(Palm Vx日本語版やWorkPad c3)だけを買うと、サンキュッパ(39,800円)だ。1/3とは言わないが、少なくとも半分以下!



 

※あ、そうそう、Vis-a-VisではPOBox搭載のエアボードまで発売開始しちゃったのネ!これには驚いた。


[458] ミニ定期便632 夜道をレオタードで歩く訳じゃない 2000-12-05 (Tue)

 WorP@holicに下記のような記事がリンクされていた。

■「BeamCast」で、イベント会場のPalmがパンフレットやガイドブックに

 要するに、IS/Complete者が開発した「BeamCast」は、赤外線を使った自動大量データ送信システムらしい。送り手を主体に考えると、「配信元の「Continuous Beaming Station」は、半径3フィート(約1メートル)以内に位置するPalmディバイスを常にサーチし、探知すると同時に、瞬時に指定の情報を送信」してくれるらしい。なるほど、便利だ。記事タイトル通り、イベント会場のパンフレットやガイドブックの代用はもちろん、同系だが美術館なんかでも大活躍してくれそうだ。



 一方、CNETにはこんな記事が出ていた。

■『ブルートゥース』はまだ赤ん坊

 この記事はおもに、Bluetoothはまだ思春期だからいきなり過度の期待はするな、というような内容なのだが、最後にこんな一文がある。Bluetoothの自由で自動な配信方法の悪用についての指摘だ。

「電子機器間で行うことが可能な通信に、いつも関わりたくはないと思う利用者もいるかもしれない。」…と。

だが、クラスウェーブ社の報道担当グウェン・カールソンはいちおう否定してくれている。
「消費者が不要な広告攻めに遭うことはない」…と。

 少なくとも、Bluetoothだってこれぐらいのガードを固めてからでないと一般化はしないだろう。これは今後進むかもしれないPalmの赤外線機能の更なる進歩についても同じことが言える。

 さすがに、レオタード姿の若い女性に夜道を歩かせることは出来ないから。

  


[457] ミニ定期便631 てのひら忘年会【その4】 2000-12-05 (Tue)

【追加情報あり】

 先日紹介した全国のPalm系ユーザーグループの忘年会オフの日程だが、中京地区のC-PUGからも日程が発表された。
さらに、@NIFTYのFPALMからも!

■12/02 彩パーム(12月定例会「忘年会オフ」)…埼玉 finished
■12/08 PUGH(第一回定例会)…札幌
■12/09 Joe-Palm(鮟鱇鍋オフ)…水戸
■12/10 PUGO(忘世紀会!)…大阪
■12/11 東京ラ・パーム(忘年会)…東京
■12/15 m-plug(忘年&忘世紀パーティー)…田園高津
■12/16 Sen-Palm(センパーム復活100名タン焼き大オフ会)…仙台
■12/16 ぱむりん(ぱむりん忘年会)…東京
■12/16 Palm-Q(忘年会)…福岡
■12/16 C-PUG(第18回定例会)…名古屋 NEW
■12/16 FPALM(FPDA/FPALM合同忘年会オフin東京)…東京 NEW

…という訳で、気がついたら12月16日には、仙台〜東京〜名古屋〜福岡と4ヶ所でオフ会が開かれることに!さらに、FPALMまで同日とは?!


最新情報は、各UGのサイトやPUG-Jのサイトで確認を!



【Tips】
PUG-Jのサイト内にある「全国PalmUG連絡会 予定表」のページにはカレンダースタイルでオフ会の予定が書き込まれている。日付のリンクをクリックすると詳細情報も見られる!!


[456] ミニ定期便630 動画戦争 2000-12-05 (Tue)

 とにかく動画戦争真っ盛りだ。今すぐどうって訳じゃないが、Palmで動画が活躍するだろう近未来を目指して、凄まじい開発競争が続いている。今、もっとも熱いのは以下の三つ。

■FireViewer 5.0 

■TealMovie Sneak Preview 

■gMedia カラー対応版 

あ、そう言えば、こんなのもあったな〜。

■ActiveSky 

つーか、国産ソフトだってあるぞ!

■ぱムービー 2.0 

とにかく、熱い!


[455] ミニ定期便629 松下さん? 2000-12-04 (Mon)

■松下電器 2003年度までの経営計画「創生21計画」を発表(BCN)

 記事の中には、具体的表現こそないが「創生21計画の機軸」として注力する3分野の3つ目として「デバイス」の文字がある。

 そんなニュースを読みつつ、「PalmMagazine Vol.3」で知った衝撃の事実を思い出していた。

 その記事のタイトル自体が、やや衝撃的だった。

■「松下」が手書き認識でPalm市場参入

 さらに、驚いたのは、ネオスコーポレーション「NEOS GOGOPen for Palm」に続いてリリースされた手書き認識日本語入力ソフト「楽ペン」MdS)の開発元が「松下電器産業(株)」だったことだ!てことはもしかして、まもなくあのPanasonicが…?!




[454] ミニ定期便628 GraphicConverter4.0.1 2000-12-04 (Mon)

 「ミニ定期便626 ある闘いの記録」で紹介した、Macintosh用画像ソフト「GraphicConverter」の最新バージョンである「GraphicConverter4.0.1(以下、グラコン401)」について実験してみた。

その結果、以下の3点が確認された。



Macintosh上の「グラコン401」を使って、.PCIT/.GIF/.JPEGなどの一般的なカラー画像を、FireVierwer形式の.PDBファイルに変換することが出来、さらに、それをPalmに転送後、閲覧に成功した。(わずかに色が不満だが…)

【ポイント】なお、その逆の工程(FireViewer形式のカラー画像をMacintosh上の「グラコン401」で開く)の方法はまだ見つかっていない。

「Palm上のTealPaint形式のカラー画像」を、Macintosh上の「グラコン401」で開くことが出来た。(もちろん、その他の一般的な形式で保存することにも成功!)

【ポイント】母艦内の「バックアップ」フォルダの中から「Palm内のTealPaintで設定したDatabase名」のファイルを見つけて開く。複数枚数ある場合は、画面下の左から2番目にある枚数メニューで選択してから保存。
※TealPaintの「GrabScreen」機能を使ってスクリーンショットを使っておけば、この方法でカラーのスクリーンショット画像をMacintosh上に持ってくることが出来る!

「Palm上のScreenShot Hack形式のカラースクリーンショット画像」を、Macintosh上の「グラコン401」で開くことが出来た。(もちろん、その他の一般的な形式で保存することも!)

【ポイント】母艦内の「バックアップ」フォルダの中から「ScreenShotDB.PDB」という名前のファイルを見つけて開く。複数枚数ある場合は、画面下の左から2番目にある枚数メニューで選択してから保存。

※とかなんとか言ってる間に、Palmfanを見たら、FireViewerの最新バージョン5.0は動画に対応し、果ては「ス、ストリーミングまで?!」。一方、TealPaintのTealSoftware社からはTealMovieなる動画ソフトがデビューするらしい!ものすごい勢いで、Palmは動画ワールドに向っている。詳しくはPalmfanでチェックだ!


[453] ミニ定期便627 続・ある闘いの記録。 2000-12-04 (Mon)

 「ミニ定期便626 ある闘いの記録」に関する追加情報。

Macintosh環境におけるPalmOS上のカラー画像処理について、匿名読者より更なる追加情報をもらった。

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iPAL-NEXTで歴史上初めて、MacOS上でカラーPalm用スクリーンショットを閲覧できる環境と書かれていましたが、「TealPaint」は6月頃だったかな?カラー対応していました。「Teallaunch」と合わせてつかうとハードボタン及びシルクに起動を割り当てれば一発でスクリーンショットを撮ることもできます。
ただ、DeskTopアプリがMacらしからね作りなんですよね。(^_^;)
インポート、エクスポート共にできますが、TealPaint独自フォーマットですのであんまり話題になってませんね。

で、先程リリースされた「GraphicConverter Version 4.0.1」では「カラーPDBファイルのバグフィックス」はおろか、「TealPaint PDB」、「ScreenShot Hack PDBs」もサポートされたみたいです。
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う…言われてみれば、そういうものがあった!TealPaintのMacintosh用画像コンバートソフト「tptobmp(TealPaint DB to BMP images)」



ただ、MacPerlを使わないと立ち上がらない、しかもマジでMacintoshっぽくないインターフェース(おぼろげな記憶ではDOSっぽい操作が必要で、しかもコンバートできる画像フォーマットはMacintoshユーザにはなじみの薄いBMP形式だった!)で、結局機長の環境では使えなかった(記憶おぼろげ)りして、すっかり忘れていた。申し訳ない!

一方の「Graphic Converter 4.0.1 (PPC) 」については、確かに「What's New」の項目内に以下の3点を発見した。

FireViewer PDBs import and export improved (support for color, version 3 and large files added)
Import of TealPaint PDBs added
Import of ScreenShot Hack PDBs added

こっちは、かなり期待できそうだが、未確認。


[452] ミニ定期便627 凄すぎる! 2000-12-04 (Mon)

絶句…

関わったアーチスト達の名前を見るにつけ、真冬の夜の球宴だ!
Palmと京都の合作とも言える!


[451] ミニ定期便626 ある闘いの記録。 2000-12-04 (Mon)

 前回の「ミニ定期便625 アメニモマケズ。」では、Palmの世界のいいところとして、あるプログラマさんの話をした。正直言って、プログラミングという能力に関しては、誰にもその能力や環境がある訳ではない。それを持たざる者は持っている者に、感謝したり、リクエストを送ったり、感想を送ったりするくらいしかアプローチするすべを持たない。

 一方、持たざる者にもアプローチ出来ることもある。たとえば、Palmに関して「ある謎」が見つかったとしよう。それを解決するために、いろいろ試行錯誤してみるぐらいは、誰にでもできる。もちろん、それですぐ答が出る訳ではないが、多くの人間がそうした「試行錯誤」を繰り返した結果を共有することで、「ある謎」が解決したり、その糸口が見つかったりすることもある。たとえ、見つからなかったとしても、同じ「ある謎」への共通の思いを持つ者同志のトライ&エラーの交流は、なかなか楽しいものだ。

 これまで「ミニ定期便613 24日も早すぎたサンタ!」「ミニ定期便615 続・24日も早すぎたサンタ!」「ミニ定期便621 グラコンからファイビュワ。」で取り上げてきた問題(つまり、「Macintosh環境でGraphicConverterでFireViewer形式のカラー画像のコンバートは可能か?」という命題)については、結局、こんな結末に落ちついたらしい。

 以下は、PUGH斎藤さんからのメールだ。

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手順が分かりました。だいぶ回りくどい上に、綺麗な画像にはならないんですが、画像によっては色化けをいくぶん改善できました。

(1) GraphicConverter4.0で変換する画像を開きます。もとの画像形式は問わないようです。
(2) Pictureメニュー→Colors→Options...でダイアログボックスを開いて、Use Custom Color TableとDitherを選びます。
(3) Pictureメニュー→Colors→Change to 256 Colorsを実行します。
(4) もう一度、Pictureメニュー→Colors→Options...でダイアログボックスを開いて、Optimize Color TableとReserve black and white、Ditherを選びます。
(5) 再度、Pictureメニュー→Colors→Change to 256 Colorsを実行します。
(6) Fileメニュー→Save as...を選んでダイアログボックスを開いて、Options...でNoneと256 Color、Compatibility Modeを選んでPDBファイルを保存します。

上記の手順で作ったPDBファイルをFireViewerで見ると、画像が使っている色の組み合わせによっては、まぁまぁの画像になります。ただ、ほとんどの場合には特定の色が全く違う色で表示されちゃいます。

やっぱりGraphicConverter4.0がPDBファイルを書き出す際に、画像のカラーパレットを忠実に書き出してくれないようです。きちんと色があってることを確かめてからPDBに出力しても、そのファイルをGCで開くと特定の色だけ黒に変わってたり、他の色になってたりします。化ける色が画像によって違うことから、カラーパレット処理の不具合じゃないかなぁ、と想像するんですが、これ以上は追及してません。PDBファイルのパレット情報だけを補正(修復?)すれば何とかなりそうなんですけどねぇ。

......ということで、現状では256色をめいっぱい利用した美しい画像をGC4.0で作るのは無理ではないか?という結論に達しました。不確かな情報でお騒がせいたしました。
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 …と、ここまで書くと、なんだか骨折り損のようにも見える斎藤さんの闘いだが、これと同じことを紹介したkajikajiかじって!「【2000.12.03】 GraphicConverter格闘中」を読むと、kajikajiさんと斎藤さんの闘いが、なんだか美しい格闘技のように見えてくる。ま、こんなのは主観の問題だとは思うが、実はこれまでPalmの世界を先に進めてきたのは、いつもこうした努力のひとつひとつだった。これは確かだ。


[450] ミニ定期便625 アメニモマケズ。 2000-12-04 (Mon)

 Palmの世界のいいところ。欲しいものがあったら、ある日、誰かが作ってくれることがある。機長はこの世界で何度も何度も経験してきている。たとえばそれは、あるプログラマさんの作品群を並べてみれば検証できたりする。

「当時まだ英語版しかなかったMacintosh版のPilotDesktop(現在のPalmDesktop)でも日本語が出来るようにならないか?」
…PD Patcher
「Palm内のメールソフトの中のメールを一括削除する方法はないか?」
…MailCleaner
「初代日本語PalmOSが出た時、そのユーザー辞書をMacintosh母艦で編集できないか?」
…Tango for Mac
「DatebkシリーズのアイコンをPalm内部で手軽に編集することは出来ないか?」
…IconEditor
「数年前の電話番号の大変更の時に住所録の中の膨大なデータをまとめて改編できないか?」
…TelConv
「アプリケーションごとに画面表示色を設定できないか?」
…Depth
「Palm内部で、Macintoshユーザーにはおなじみのドラッグ&ドロップを利用できないか?」
…Drag&Drop
「Palmの内部時計をHotSyncの時に、Macintosh母艦の時計と一致できないか?」
…ClockSync
「大人気メーラーであるARENA Internet MailerのメールをHotSync時にPalm内部のメーラーと同期できないか?」
…ARENA Sync
「PEG-S500Cの液晶コントラストを手軽に変更できないか?」
…SamplePat
「CASIOのリストウォッチの画像を赤外線繋がりでPalmで閲覧できないか?」
…WCPM
「Jogダイアルで素早くソフトを立ち上げるランチャーはないか?」
…FastHome
「HotSyncの異常終了などのトラブル原因となる住所録(Datebook)内の問題データを搾り出す方法はないか?」
…DbFix
「エラーコードが出ても意味がわからないけど、なんとかならないか?」
…ErrorFinder
「アメリカ人用に作られたソフトであるExpenceじゃなく、日本人専用の手軽なお小遣い管理ソフトはないか?」
…PEM
「自分の好きなようにデザインできるランチャーはないか?」
…Home
「女性ユーザーも増えてきたことだし、基礎体温を管理するソフトはないか?」
…LadyMate
「Macintosh環境で、Palmのスクリーンショット(しかもカラーで!)を取りだす方法はないか?」
…iCapture/iPaint Converter

…などなど。

 恐るべきことに、これらはすべて一人のプログラマさんの作品だ。もう、感謝の一言しかない!

 ※ちなみにこの人は、Macintoshユーザーのために「CLIEに付いているPicture Gear Pocket用の画像コンバータのα版」もすでに作っており発表している(2000年10月4日)。


[449] ミニ定期便624 似てるけど違う 2000-12-04 (Mon)

 この「iPAL-NEXT」なんかを更新しながらもつねづね思うのだが、他人に何かを表現するのはとても難しいことだと思う。

 たとえば「あること」を表現するにしても、ちょっとした表現の違いだけで、相手にはまったく別のものとして伝わってしまうということがたびたびある。

 そんなことをつくづく考えてしまうキッカケとなった2つのサイトを紹介しよう。この2つのサイトは、おそらく「似たようなあるもの」を表現しているのだが、こんなにも違う結果になってしまうとは…

■Aのサイト

■Bのサイト

 う〜ん、別に比較広告の話じゃないからネ。


[448] ミニ定期便623 270,000 access 2000-12-04 (Mon)

 おかげさまで、おそらく数時間前にこの「iPAL-NEXT」は27万アクセスを達成した。いつも変わらず、雨の日も晴れの日も、神経痛の日もこのページをご覧の皆さんに感謝だ!
こばやしさん、お知らせ感謝!機長はまだごくごく一部を読んだだけだが、同氏のサイト「狂言キ語」にはPalm用のDOCフォーマットになった自作小説がいくつか置いてある。「世にも奇妙なショートショート」って感じ。軽妙な中にも独自の味わいがある可愛い掌小説だ。)

 さて、27万アクセスとは特別関連はないが、ちょびっと時間があったので、このページのトップ部分を少しばかり改編した。

 具体的には「このページがiモード専用ページだった頃のコンテンツ」をひとまとめにして、替わりに新しい「About」ページを作ってみた。さらに、新たに「スポンサー(広告主)」の募集をしてみた。あくまで実験的なので、果たしてどうなるかは不明。さらに、2ヶ月ほど前からちょびちょびと続けていた「BackNumber」ページの整理もいちおう済んだ。まだ多少リンクの混乱もあるが、ようやく実用性が出てきたのでは?と思う。

 これからも「iPAL-NEXT」をよろしく!


[447] ミニ定期便622 乗換パーム 2000-12-03 (Sun)

 「ミニ定期便594 東京限定大感謝!」で、難波茂広さん「東京地下鉄マップ 1.0」を紹介したばかりだが、以前「ミニ定期便033 鉄道地図」で紹介した、坪崎徹さん「東京地下鉄乗換路線図」がバージョンアップして南北線・三田線の目黒延長に対応した。こちらは前述の「東京地下鉄マップ」と違って、東京の地下鉄の複雑な乗り換えに特化したマップで、カラー版だけじゃなくモノクロにも対応している。

 さらに、坪崎さんは「関東私鉄乗換路線図(東京西部篇)」もリリースしている。こちらも、カラー版とモノクロ版の2種類がある。(また、いずれもFireViewer 3.7以降が必要!)

 カラー時代になってきて、ますます需要の高まるPalm用各種地図だ。


[446] ミニ定期便621 グラコンからファイビュワ。 2000-12-03 (Sun)

【追加情報あり】

 「ミニ定期便613 24日も早すぎたサンタ!」「ミニ定期便615 続・24日も早すぎたサンタ!」でも紹介したように、PalmOS上のスクリーンショットをMacintosh環境に降ろす方法は、福本修仁さんによって史上初めてルートが開発された。一方、この福本さんの環境である(「iPaint Converter」〜「iPaint」)「AlbumToGo Color for Mac」を使えば、Macintosh上のカラー画像(256色)をPalm上に持っていくことが出来る。

 ところがだ、Macintosh上のカラー画像(256色)を、Palm界のナンバー1画像フォーマットである「FireViewer形式」でPalmに取り込む方法については、かつてはグラコン(GraphiConverter)を使って確実にできていた(詳細はMuchy's Palmware Review!の「GraphicConveter」の項などを参照のこと!)はずなのだが、なぜだか最近では変換出来なくなっているらしい。(参照→kajikajiかじって!の「2000.11.27 Fireviewerコンバートできません」〜「2000.11.30 GC3.8.1入手してみた結果は」など)ところが、それについて、新装したばかりの北海道のUG「PUGH(ぱふ)」代表である斎藤さんが、PAL-NEWSで報告してくれている。(「65. GraphicConverter4.0US-->FireViewer」)



 以下、PAL-NEWSよりの転載だ。

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GraphicConverter4.0US-->FireViewer

SAITO Shukaku @ PUGHです。
GraphicConverterでFireViewer用に画像を変換する件で、下記の環境と手順でカラー画像を変換できています。もしかしたら本来の画質じゃないのかも知れませんが、Palmエミュレータ上では正しいと思える色が出てます。
●環境
PowerMacintosh 8500/120
Mac OS 8.6
GraphicConverter 4.0
●手順
(1) GraphicConverterを立ち上げます。
(2) フルカラーのJPEG画像を開きます。
(3) Pictureメニュー→Colors→Change to 256 Colors (8 Bit)で、画像を256色に変換します。
(4) Fileメニュー→Save As...でファイル保存ダイアログを出します。
(5) ファイル名を入力して、FormatでPDB(*.PDB)を選びます。
(6) Save web readyのチェックを外します。
(7) Option...で設定ダイアログを開きます。
(8) CompressionのNoneを選びます。
(9) Versionの2 - 256 Colorを選びます。
(10) Compatibility Modeにチェックを付けます。
(11) 設定ダイアログを閉じて、ファイルを保存します。
(12) できたPDBファイルをPalmに転送して、FireViewerで見ます。
上記の手順で(3)をやらないと、FireViewerで開けない画像になっちゃうようです。また未確認ですが、(8)と(10)は関係ないのかも知れません。私の手元では上記の方法で1670万色のJPEG画像を256色のFireViewer画像に変換できています。ご参考まで。
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 …ということだ。機長はまだ未確認。



●追加情報

…と、書いたのだが、同じPAL-NEWSに、斎藤さんから追伸が届いた。

==================
追加実験の結果、報告した手順では色化けが解消しないことが分かりました。それなりに見える画像を得られる場合でも、本来の256色の画像ではなく32色しか使っていないなど、問題があります。早合点して書き込んでしまい、お騒がせいたしました。まだ諦めずに調べていますので、何かわかったさいには改めてご報告します。
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…ということだそうだ。残念!
ま、どっちにしてもますます福本さんの「iPaint」シリーズへの期待が高まる。


[445] ミニ定期便620 てのひら忘年会【その3】 2000-12-03 (Sun)

 先日紹介した全国のPalm系ユーザーグループの忘年会オフの日程だが、九州地区のPalm-Qからも日程が発表された。

■12/02 彩パーム(12月定例会「忘年会オフ」)…埼玉 finished
■12/08 PUGH(第一回定例会)…札幌
■12/09 Joe-Palm(鮟鱇鍋オフ)…水戸
■12/10 PUGO(忘世紀会!)…大阪
■12/11 東京ラ・パーム(忘年会)…東京
■12/15 m-plug(忘年&忘世紀パーティー)…田園高津
■12/16 Sen-Palm(センパーム復活100名タン焼き大オフ会)…仙台
■12/16 ぱむりん(ぱむりん忘年会)…東京
■12/16 Palm-Q(忘年会)…福岡 NEW

※他に、WE-PUGでも忘年会の開催を計画中らしい!

最新情報は、各UGのサイトやPUG-Jのサイトで確認を!


[444] ミニ定期便619 ゴリラからの贈り物 2000-12-03 (Sun)

 「パーム航空」時代からの読者ならご存知だと思うが、機長の大好きなソフトである「Datebk」シリーズの作者であるPimlico Softwareの代表Dewarさんが運営しているもうひとつのサイト「Gorilla Haven」を久しぶりに覗いた。

 というのも、かつては同じドメイン内にあった「Datebk3」「Datebk4」を扱っているサイト「PimlicoSoftware」が独自ドメインhttp://www.pimlicosoftware.com/)になったために、ここしばらく「Gorilla Haven」を覗くのを忘れていた。

 と、同サイトはすっかりリニューアルしていて、しかも「GiftShop」まで出来ていた。ここには「Gorilla Haven」ブランドのTシャツやキャップなんかも置いてある。もちろんこれらの収益はすべて「Gorilla Haven」のために使われる。



 あ、そもそも「Gorilla Haven」って何だよ?という人は下記のページを読んで欲しい。

■PAL066便 どうやら機長はゴリラを救ってしまったらしい?!

 ※ちなみに、ハンドスプリング社のVisor日本語版を使っているユーザーの場合、デフォルトで入っているアプリ「予定表+」は、Dewarさんの作品である「Datebk3」をベースにしたものだ。

PayPalの使い方がイマイチよくわからん!

 


[443] ミニ定期便618 ダイヤの輝き 2000-12-02 (Sat)

これは何だろう?


[442] ミニ定期便617 KAIZOの匠、COOLの魂。 2000-12-02 (Sat)

 「ミニ定期便580 奴らの熱い本が出る!」で紹介した「Palm秘密工作マニュアル」の公式サイトが登場した!その名も…

■Palm秘密工作マニュアル



 機長も推薦人を勤めさせてもらっているこの本、ハッキリ言うが、お友達だから推薦したわけじゃない。ちゃんとあの推薦文を書く前に、同書の著者から、いわゆる「ゲラ刷り」なるものを送ってもらって、それに目を通した上で推薦させてもらった。

 そしてその感想は推薦文に書いた通りだ。

 いわゆる彼ら著者グループが「KAIZO」という日本語を世界中に知らしめたような、余人にはマネ出来ないような改造テクニックから、本当に経費0円手間5分みたいな手軽なものまで、「あらゆる種類のPalmに対する物理的カスタマイズ」が紹介されている。

 つまり、この本はマニアだけのものではない。あなたのPalmをあなた色に染めたい!ソフトウェア的にはもちろん、ハードウェア的にも!という人すべてに推薦したい書籍に仕上がっている。

 それでもまだ、この本を買うかどうかで悩むなら、まずはこのサイトの中にある「FROM MOLLY」という著者挨拶に目を通すことをお奨めする。とにかく機長は、「Palm de KAIZO!」である前にまず「Palm de COOL!」であろうとしているこの本が大好きだ。

 ※なお、このサイトには、著者からの「ものすごいプレゼント」が隠されているぞ。どこに書いてあるかは秘密(笑)だけど。


[441] ミニ定期便616 正しい資本主義 2000-12-02 (Sat)

■ユーザーの投票数によって価格が決定するCLIE用オリジナルケース

 この記事によると、この12月、SONYのCLIEシリーズは、これでもか!ってほどの様々なキャンペーンで更なるシェアの獲得を目指すらしい。中でも注目は記事タイトルにもなっているこれ!

「Palm OS搭載携帯端末「CLIE」用の,スケルトンタイプのケース。オーシャンブルーワインレッドの2種類を用意した。販売価格は,投票によって決定され,「購入希望」の投票数が5,000を越えた場合には750円となる。」

 単なる販促キャンペーンとも言えるが、それより何より需要が多ければそれだけ単価を下げるという、資本主義社会の優等生みたいなその態度。

 こういうサービスはどんどん増えてくれると嬉しい。


[440] ミニ定期便615 続・24日も早すぎたサンタ! 2000-12-02 (Sat)

 もう、すでに各所に出ているので詳述の必要はないと思うが、広島県が生んだMacでPalmな天才プログラマ・「Unlimited Mac & Palm」福本修仁さんがついにやった!

 何をやったか?

 そう、歴史上初めて、MacOS上でカラーPalm用スクリーンショットを閲覧できる環境(「iCapture DA」〜「iPaint」~「iPaint Converter」)を構築&初公開した。まだまだ慌てて作った状態だけど、とにかく史上初!とくに、昨日発表したばかりの「iPaint Converter 暫定バージョン」にはひたすら感謝だ!

 いや〜、本当にありがとう!そして、さらなるバージョンアップを期待したい!これってわがまま?



※参照
パムポケ!「2000.12.01◆iPaint Converter」
kajikajiかじって!「【2000.12.01】 お待ちしておりました。」


 


[439] ミニ定期便614 Naviが騒がしい 2000-12-02 (Sat)

 「PalmNavi」周辺が湧いている。

姉妹サイト「VisorNavi」が登場。(どうやら同僚らしい)

PalmNavi 管理者のハンドル名を募集!

 …あはは。後者は思い切ったことしちゃったな〜。


[438] ミニ定期便613 24日も早すぎたサンタ! 2000-12-01 (Fri)

時間がないので簡単に!

 

とにかく、まずはありがとー!


[437] ミニ定期便612 MacでPalmでカラー画像で… 2000-12-01 (Fri)

 「ミニ定期便602 ファイビュワとグラコン。」でご紹介した、Macintosh環境においてグラコン(GraphicConverter)でカラー画像をファイヴュア(FireViewer)形式に変換する方法についてだが、ネタ元だった 「kajikajiかじって!」「【2000.11.30】 GC3.8.1入手してみた結果は」によると、「GraphicConverter3.8.1」を使えばなんとかなる、というのはデマだったらしい。残念!kajikajiさん、情報感謝!)



 では、カラー画像に関しては、Macintoshユーザーは沈黙するしかないのか?!…う〜ん、パムポケ!さんの「◆iPaintとiCaptureDA」に出ていた福本修仁さん「Mac用の画像コンバータも開発中」に期待!

 


[436] ミニ定期便611 ミリオン灯台 2000-12-01 (Fri)

 20世紀最後の「パクスポ2000」実行委員長としても活躍したドクターyashimacさんWorP@holicが、ついに100万アクセスを達成した。

 機長の記憶が正しければ、国内Palm系サイトの100万アクセスを達成した、いわゆるミリオンサイトは、PalmfanMuchy's Palmware Review!などに続いて、たぶん4サイト目の快挙。現存サイトとしてはアクセス数で第3位に躍り出たことになる。99年デビューのサイトとしては異例の大躍進だ。本当におめでとう!そして、ということは同時にご苦労様!

 かつて機長はWorP@holicを日本パーム界の灯台(「東大」じゃなく)と呼んだことがあるが、あのサイトが照らし出した日本パーム界のさまざまな動き(サイトだったり、Palmwareだったり、Hardwareだったり、UG活動だったり…)は、それぞれ今度は新しい日本パーム界の灯台として活躍している。そんな灯台の灯台としてこれからも活躍を期待している。がんばってね。

では、自分自身もお大事に!

 ※最後に、百万アクセス記念として、WorP@holicに関する、スッパ抜きをひとつ!おなじみのトップ画像はたえず「height=20 width=286」というタグで縮小されて表示されている。本当のサイズは「height=336 width=479」だ。百万アクセス記念ということで、今日はフルサイズでお届けする!

SCOOP!WorP@holicトップ画像リアルサイズ版
 これがWorP@holicトップ画像の真のサイズだ!



 ※ちなみに、同画像のタグと言えば「ALTの秘密文書」という、もうひとつの秘密も隠されている。それについては、かつて「iPAL-NEXT」でも触れたことがあるので、今回は触れない。


[435] ミニ定期便610 ポータル買収 2000-12-01 (Fri)

 このニュースを最初に聞いたとき、てっきり「インフォシーク」「楽天」を買収したんだと思った。ところが…

■楽天、インフォシークを買収

 …というのが事実だった。しかも90億円で、インフォシークを100%子会社にしてしまったらしい。う〜ん、ただそれだけのことなんだが、驚いたな〜。これってば、ニュアンス的にはハンドスプリング社がパーム社を買収してしまうような驚きが…。(ま、こっちも、絶対にないとは言えないが…)

 


[434] ミニ定期便609 ものぐさ会議の矛盾 2000-12-01 (Fri)

 もしも、会議出席者が誰もメモを取らなくても、自動的に作られたメモが配布されるなら…そんな夢のソフトを、米Octave Communicationsと英Valid Information Systemsが共同で開発したらしい。

■会議は見て聞く!? 議事録自動作成ソフトウェアが登場

 これは便利だ!書記のいない会議でも困ることはない。会議にもしも結せしてもほとんど困らない。

 でも、メモすらとる必要がなくなって、より会議に熱心に参加する人と、逆に、会議に集中しない人が増えるかもしれない。そして一番怖いのは情報の漏洩だな。「それでは秘密会議を始めます!」って第一声からしてライバル企業にライブ中継されちゃうことも起こるってことだから。

 う〜ん、前回の「ミニ定期便608 Javaの葛藤」もそうだが、とかく最新技術は難しい。


[433] ミニ定期便608 Javaの葛藤 2000-12-01 (Fri)

 AD-Visorさんにリンクされていたニュース。

■制限きついiモード用Java──ドコモ503iでできること,できないこと

 この記事では、来年早々にも発売が予定されているJava搭載iモード端末「503i」で、果たして何が出来て何が出来ないのかを予想している。

 なるほど。大規模ウイルスや個人情報の漏洩という最悪のシナリオのために、いくらJavaが使えると言ってもかなり制限のきつい状況からスタートするのか?ま、それはやむなし、の感もある。自分の携帯情報が漏洩したりウイルスで携帯がダウンしたらエライことだから。でも、10KBってちっちぇ〜とも思ってしまう。

 さて、この記事は「503i」に関する非公開情報を推測しながらの記事らしいのだが、現物はどうなるんだろう?楽しみではある。

 


[432] ミニ定期便607 てのひら忘年会【続報】 2000-11-30 (Thu)

 先日紹介した全国のPalm系ユーザーグループの忘年会オフの日程だが、東京ラ・パームからも日程が発表された。

■12/02 彩パーム(12月定例会「忘年会オフ」)…埼玉
■12/08 PUGH(第一回定例会)…札幌
■12/09 Joe-Palm(鮟鱇鍋オフ)…水戸
■12/10 PUGO(忘世紀会!)…大阪
■12/11 東京ラ・パーム(忘年会)…東京
■12/15 m-plug(忘年&忘世紀パーティー)…田園高津
■12/16 Sen-Palm(センパーム復活100名タン焼き大オフ会)…仙台
■12/16 ぱむりん(ぱむりん忘年会)…東京

※他に、WE-PUGなども忘年会の開催を計画中らしい!

最新情報は、各UGのサイトやPUG-Jのサイトで確認を!


[431] ミニ定期便606 雑誌の進化 2000-11-30 (Thu)

 PalmOSマシンのための本格的雑誌「Palm Magazine」もついに「Vol.3」まで来た。最初のVol.1〜2はどこかしら生硬さの残っていた誌面も、今回の号を見るとずいぶんこなれた感じになってきたように思う。



 それにしても、記事から広告からPalmだらけの雑誌を読む快感はたまらない。今号の表紙である新型Visor2機種(もちろんPrismとPlatinum!)から、裏表紙のやっぱり新型Visor2機種の広告(これ、初めて見た!)まで、当たり前といえば当たり前だが、とにかくこの雑誌中Palmマシンだらけなのだ。

 ちなみに、今号のトップ記事まで「PrismとPlatinumの速報」だ。「特集1」は「Palmで遊ぼう」というPalm使い倒しのためのPalmware紹介だ。「特集2」は「自分にピッタリのPalmを選ぼう!」ということで、チャートで選べる最適機種紹介になっている。さらに「特集3」は「Dress-up Your Palm」と題して、Palm用ケースの大特集をしているが、これがハンパな量じゃない。これまで観たこともないようなケースまで含め、合計53個ものPalm用ケースが並んでいる。壮観の一言に尽きる。しかも、これら「特集1〜3」はほぼすべて色鮮やかなカラーページだ。

 とにかく、それ以外にも魅力的なコンテンツが増えている。これまでの同雑誌に見受けられた「解説のみ!」的な誌面から、明らかに「楽しめて役に立つ記事」が目立つようになった。それらのうち、いくつか印象的な記事を拾ってみる。

 「Infromation」というきわめてシンプルなコーナーでは、Palmに関するさまざまな最新情報を載せている。さらにオマケとして、機長がPC EXPO期間中に幸運にも果たすことの出来たJeff Hawkinsとのインタビューの感想コラム「Palmの父がやってきた!」も出ている。

 「news」コーナーにあった「Palmの一番熱い日/PDA Talk Summit」という記事も印象的だ。これは、前半2ページにPC EXPO期間中に開催された「パクスポ2000」に関する詳細記事が多数の写真とともに掲載されており、後半2ページには同日開催だった「PDA Talk Summit」の第一部(互換機メーカー各社が集まってのトーク)と第2部(Palmwareの有名プログラマさん達のトーク)の抜粋が出ている。

 実用性の特集コーナーと思われる「useful」のコーナーには、例えば、「Palmscapeを極めるための5段階ステップアップ術」などの記事がある。ここには、5段階で紹介するPalmscapeの使い方講座と、同ソフトのプログラマ・奥一穂さん等のインタビューまでついている。さらに「Palmなんでも相談所」という編集部によるQ&Aコーナーも登場して多くのFAQを裁いている。さらに、新連載「パームの達司」という山田達司さん直伝のFAQコーナーも登場した。(こんなタイトルをつけると、ますます達司さんのことを「たつじ」と呼ぶ人が増えそうだが、本当は「たつし」が正解だ!)

 変わったところでは、「Palm Computing m100ペーパークラフト」なんて記事もある。かなりバラエティ色が高くなってきた。

 もちろん「厳選パームウェア300」(Palm系ソフトの紹介)「To Go サイト案内板」(Palm系サイトの紹介)のコーナーもある!

さらに、内容豊富な付録CD-ROM(「青空文庫パーム本の部屋」や話題の「iOffice2000」など)もついて、わずか1280円だ。これはかなりお買い得だと思うがどうだろう?


[430] ミニ定期便605 hispalm.com 2000-11-30 (Thu)

■パームの新サイト、ドメイン名が取られていた

 このニュースを「のんびり屋さん」と取るべきか、「甘い!」ととるべきかは意見の分かれるところだろう。ま、あんまりビシバシして欲しくもないが、もうちょっと気をつけておいてもらった方が、これから新サービスや新機種を発表するたびに起こるだろうトラブルを、少しは避けていくことが出きるだろう。

 ま、今回のニュースは「ちょんぼ」的色彩も強いが、トップクラスドメインの大量増加(+7つ)や、2バイト文字ドメインなんてものが出てくると、それこそ企業はドメイン監視専従の社員を雇う必要が出てくるのかもしれない。

PDA JAPANの記事より)

  


[429] ミニ定期便604 そうか、電池か… 2000-11-30 (Thu)

 パムポケ!「IrGEAR For KEITAI」の電池に関する話題が出ていた。そうか、電池切れの心配はすべきだよな、やっぱり…。

 かつては数週間電池交換の要らないパームを使い、最近ではとくに充電式のパームばかり使っているので、電池切れについてはついつい無関心になっていたが、そうだよな、電池は切れる。その当たり前のことを当たり前に再確認した。


[428] ミニ定期便603 高円寺2 2000-11-30 (Thu)

 先日「ミニ定期便588 「高円寺」特別公開!」で紹介したばかりの林裕峰先生作「高円寺」の紹介ページは、あまりにもふざけすぎたので、あのページに、もうちょっと真面目なページを加えてみた。

 おもに裕峰先生自身による「高円寺」の解説、そして、裕峰先生のポリシーなどをご紹介しつつ、ついでに前回は紹介できなかった新しいアングルの「高円寺」画像を追加してみた。

 これを読めば、裕峰魂の一端が覗ける。お暇な人は是非!(「真面目なページ」は、「高円寺」ページの最下段から行ける!)


[427] ミニ定期便602 ファイビュワとグラコン。 2000-11-30 (Thu)

 今回はMacintoshユーザ限定の話題。

 「kajikajiかじって!」「【2000.11.29】 Fireviewerねた最終回」を読んでいて、あ!そうだったのか!とうなってしまった。

 確かに機長も、最近のグラコン(GraphicConverter)では、なかなかカラー画像をファイヴュア(FireViewer)形式にコンバートできないことを感じていた。でも、100%ダメ!なんじゃなくて、しばしば失敗するという程度で。

 こういう訳(→参照「【2000.11.29】 Fireviewerねた最終回」だったのか!大いに納得。ありがとう。大感謝だ。

 では、機長はこれまでどうしていたか?というと、「VirtualPC」というWindowsエミュレータを使って、その上で「FireConvertor」というコンバートソフトを使っていた。この方がグラコンよりもキレイにコンバートできるから。

 ※それにしても、グラコンのバージョン3.8.1なんて手元にあるかな〜?


[426] ミニ定期便601 ワイヤレス時代の第一歩 2000-11-29 (Wed)

 Palmで携帯電話との赤外線通信をする場合に、もうノキアじゃなくてもいい!…という新しい世界を見せてくれる必殺モバイル機器「IrGEAR for KEITAI」の詳細レビューが、Muchy's Palmware Review!に出ている。OS 3.5以降の場合と、OS 3.0の場合で、ちゃんと設定方法も詳細に書いてくれれている。本当にありがたいぜ>Muchy's Palmware Review!



 来年から始まるPalmワイヤレス時代の第一歩を踏み出すならこの機器は必須かもしれない。



 ※ところで、今日の昼過ぎ頃だろうか?この「iPAL-NEXT」26万アクセスを達成した。毎日読みに来てくれてる皆さん、大感謝だ!これからもとくに無理して励むことなく、また、パーム情報をあますことなくお伝えすることは他サイトに任せて、わがまま好き勝手に更新を続けるつもりだ。


[425] ミニ定期便600 恐竜が21世紀に生き残るために! 2000-11-29 (Wed)

 最近、ザウルスのシャープが新しい動きをしている。本体の中にキーボードを内蔵した例の新型機種の発売はともかく、

■シャープ、ザウルスコンテンツでセブンドリームと提携(日刊工業新聞)

■シャープ、Palmのホームグランド米国でザウルスを発売か!?(MYCOM PC WEB)

 …と、なかなか興味深い動き方をしている。

 前者についてはPalmfanも書いていた(2000.11.26のひとりごと)が、何故オンラインじゃなくコンビニで?と思うのだが、別の言い方をすればPalmとは違ったユーザー層(オンラインに慣れていない層)を狙っていると思えば納得できる。

 後者については、とうとうシャープは「ザウルス=PDA」というよりも「ザウルス=超小型ノートパソコン」という考え方をさらに進めて、Palmとの共存を模索し始めた、とも言える。

 そう、確かにノートパソコンだと思えば、ザウルスの高機能マシンは本当にコンパクトだし、機能も十分だ。値段もかなりお手頃だと言える。あとはアメリカ人のてのひらがザウルスをどう受け止めてくれるのか?にかかっている。なにしろ、アメリカ人ときたら日本人の体型にはピッタリのC1タイプのサブノートですらあんまり喜ばないからな〜。

 それにしても、ロースペックvsハイスペックというのは、本来戦いにならないよな。どう考えても異種だもん。

 さて、だからと言ってパーム陣営も安穏とはしていられないというのも事実だ。(とくに日本では、まだまだ「ハイスペック神話」は脈々と生き残っているし、PDAは依然として完全な「文房具」には成り下がっていないから!)そういう意味ではこういう見方も面白い!前にも書いたが、PalmはPlatformを開放して本当に良かった。企業レベルだけじゃなく、ユーザーレベルでも、一枚岩じゃない渾沌としたパワーが出てきているように思える。


[424] ミニ定期便599 マードックが牛を買う? 2000-11-29 (Wed)

■近鉄は全面否定=メディア王の球団への資本参入報道−プロ野球(時事通信)

 機長は、とくに最近のプロ野球にはさっぱり興味は持っていないのだが、これまでの旧タイプの経営母体(国内新聞社、テレビ局、鉄道会社、食品会社)が苦しくなった時に、外資系企業とかコンピューター系企業が経営母体になったら、どうなるんだろう?と言う興味は持っていた。(すでにオリックスがブレーブスを買収した時にも多少の違和感は持っていたが…)

 大リーグやJリーグなら、スポンサー企業が替わってもチーム名等は替わらない(実際、任天堂のマリナーズやコンパックの浦和レッズとか、ね)が、日本のプロ野球の場合、チーム名にも影響が出る。果たして「日本IBMファイターズ」とか「千葉パームマリンズ」「福岡ハンドスプリングホークス」なんて球団は誕生するのか?…なんて思ってたら、今回のメディア王の買収話が飛びだした。

 当の近鉄本社は否定しているし、かつてマードックが買収したLAドジャーズ(米大リーグ)やマンチェスターユナイテッド(英プレミアリーグ)などに比べると、バッファローズにどれほどの魅力があるのだろう?と思ってしまう。中村くらいかな、魅力があると言えば…。

 でも、チーム名が「NEWSバッファローズ」に替わったら、ちょっと面白いなと思う。そしてメディア王だけにバッファローズの試合が全試合が魅力的なスタイルで放送されて、それどころかパリーグの全球団を買い占めて、これまでのセリーグ=讀売ジャイアンツ=日本テレビによるプロ野球の不思議な独占禁止法の歴史に終止符が打たれたらかなり面白いぞ、と思う。ナベツネの血圧は上がるだろうけど。

 ま、そんなこたーないけどネ。


[423] ミニ定期便598 PUGH、発進! 2000-11-29 (Wed)

 前回の「ミニ定期便597 忘年会ラッシュ」の中に聞きなれないユーザーグループの名前があったと思う。12月8日に札幌で第一回定例会を開く「PUGH(愛称=ぱふ)」こと正式名称「Palm Users Group in Hokkaido」さんだ。名前の通り、北海道のPalmユーザーのためのユーザーグループだ。

 もともと「HPUG(正式名称=Hokkaido Palm Users Group)という名前だった北海道唯一のユーザーグループが先日のオフ会で改名を決議して、新しい名前、新しいドメイン、新しいロゴマークで再出発を計ることになった。

PUGH(Palm Users Group in Hokkaido)



 元々歴史を辿ると、北海道にPalmユーザーのためのUG(ユーザーグループ)が出来たのは1998年12月19日のことだった。最初の名称は「札幌palm愛好会」。その後、同25日に「HPUG(北海道 Palm/Pilot User Group)として正式に活動を開始し、その後、1999年には「hppug(北海道Palm/Pilotユーザーズグループ)という別の団体が登場、同年6月3日にはHPUGhppugの合同により新生「HPUG」になる。そして2000年11月11日に名称を「PUGH(愛称=ぱふ)に改名。代表は、今秋のパクスポ2000会場に単身北海道から上京した斉藤秀格さん。そんな「ぱふ」がまもなく第一回定例会を開く!


[422] ミニ定期便597 忘年会ラッシュ 2000-11-29 (Wed)

 まだまだ途中経過だが、全国のPalm系ユーザーグループから、続々と12月の忘年会オフの日程が発表されつつある。

■12/02 彩パーム(12月定例会「忘年会オフ」)…埼玉
■12/08 PUGH(第一回定例会)…札幌
■12/09 Joe-Palm(鮟鱇鍋オフ)…水戸
■12/10 PUGO(忘世紀会!)…大阪
■12/15 m-plug(忘年&忘世紀パーティー)…田園高津
■12/16 Sen-Palm(センパーム復活100名タン焼き大オフ会)…仙台
■12/16 ぱむりん(ぱむりん忘年会)…東京

※他に、東京ラ・パームWE-PUGなども忘年会の開催を計画中らしい!

最新情報は、各UGのサイトやPUG-Jのサイトで確認を!


[421] ミニ定期便596 1勝1敗1S 2000-11-28 (Tue)

 「◆◆ Handspring Mail News No.3 ◆◆」によると、本日からハンドスプリング社のサイトで、65,536色の表示が可能なカラー液晶モデル「Visor Prism(バイザープリズム)の販売(予約受付)を始めたそうだ!

 一方、同時に発売予定だった「Visor Platinum (バイザー・プラチナ)の販売は再び延期の運びとなったらしい。二度目の延期、何だろう?何かバグった?部品が間に合わない?…詳細は不明だ。

 ところで、UpupさんUpup Palm Load!によると、VisorPrism(英語版)でも無事、STOWAWAY・PORTABLE・KEYBOARD(英語版)が使えたそうだ。めでたしめでたし!


[420] ミニ定期便595 教室にパーム 2000-11-28 (Tue)

 日本でもそのうち、こんな日が来るんだろうか?

[LINKCLUB News Digest:2000 1128]に、下記のような記事が出てた。

■米、教育現場にパーム投入

それによると、Palm社SRI International社は、アメリカ国内の学校にパームを提供するプログラムを発表したそうだ。これは教育活動でのPDAの可能性を調査するためのものだそうで、教師が教育現場でのパームの利用方法を提案、さらに、審査に通過した100をこえるプログラムがPalm社から教師や生徒に配付されるそうだ。

 …う〜ん、夢のような話だな。

 そのために、以下のようなページも出来ている。

Education@Palm





あと、こんなページもある。

Palm Education Pioneer grants


[419] ミニ定期便594 東京限定大感謝! 2000-11-28 (Tue)

 東京に在住する機長がずっと待っていたものがある。それがついに出た!これだ!

■東京地下鉄マップ 1.0(「てのひら通信館」からダウンロードできる!)

 「こさぴーの秋葉マップWEB」などでもおなじみ、また、Muchyさん&機長の「林檎っぷりのいいパーム」が連載されている「MacPeople」でもご一緒「しげの太鼓判マックショップ」させてもらっている「しげ」さんこと、フリーライター難波茂広さんの作品だ。

 東京の地下鉄マップなら、これまでにもPalm用のものがいくつかリリースされてきた。(参照=「ミニ定期便033 鉄道地図」

 だが、今回のものはカラー専用のFireViwer画像ファイルで、とにかく視認性が素晴らしい!また、しかも、あの複雑な地下鉄地図(最近は新線の増加でますます混迷化してきた!)を1つのファイルにまとめている。とにかく素晴らしい出来なのだ。

 東京に住んでいる人はもちろん、東京に用事がある人もこれは必携だ!ただし、カラー画像を表示できないとたぶん表示すら出来ないかも。




[418] ミニ定期便593 デジタルアパレル時代? 2000-11-27 (Mon)

 前回「ミニ定期便592 欲しいけど漏電は怖い!」で、「導電性の布地」について書いたばかりだが、同じHOT WIREDが「洗濯できるワイヤレスシャツ」を取り上げている。

■ワイヤレスシャツで体調管理(WIRED)

 どうやらこちらは、単なる布地とは思えないが、「導電性の布地」に続いてワイヤレスシャツと来たら、こりゃあもうSFだ。でも、すでに現実。

 そのシャツを着た人間の体調を、遠隔地からモニタリング出きるというこのシャツ。怖〜い使い方をされたらとんでもないことになるが、その方法については倫理的な見地から書かないでおこう。


[417] ミニ定期便592 欲しいけど漏電は怖い! 2000-11-27 (Mon)

■電子機器を織り込める布地が誕生(WIRED)

本当なんだろうか?

 「2人のイギリス人発明家が導電性の布地」「Elektex」を開発し、すでに「ハンドヘルド・コンピューター用の布製キーボードや、水で洗えるスポンジ状の携帯電話などを製作」しているという。

 このニュースが本当だとすれば、テーブルを指先でノックするだけで文字入力が可能な「手袋型キーボード」なども近いうちに出きちゃうってことだが、やっぱり漏電は怖いな。


[416] ミニ定期便591 ドラマウスについて思ふ。 2000-11-27 (Mon)

■ドラえもんの形状をしたかわいいマウス「ドラマウス」が登場



…ということだ。

まだ現物を見たり触ったりしただけじゃないが、ちょっぴり心配な点(余計なお世話かもしれないが…)がある。

1)デザイン上、ポケットをボタンにした理由はようくわかるのだが、その結果として、手の腹の部分でドラえもんの顔の部分を覆い隠してしまう基本ポーズは、ちょっと不気味だ。つまり、ドラえもんはいつもユーザーに対して逆立ちした状態になるわけで、しかも、顔はてのひらの下に隠れてしまう。そんなポーズでドラちゃんを酷使するのは、なんかドラえもんを虐待しているような感じがするのは機長だけだろうか?

2)これはあくまでユーザーの使い方次第だが、マウスというものは使い込むほどにだんだんと手あかがついてくる。手あかだらけになったドラえもんはちょっと物悲しい。出来れば、こまめにお掃除をしてもらいたいものだ。

3)そして何よりも、ドラえもんが「マウス」(ネズミ)になる!というのは、ドラえもんが「どら焼」になるのとは違う意味で、いいのかな〜?と思ってしまう。それはちょうど、オードリー・ヘプバーンが缶入り紅茶のCMに本人の意思とは関係なく出てしまっているような、何とも言えない気持ちが…。(もちろん、遺族の許可はとってるとは思うが…)

4)でも、可愛いので、若年層を中心に売れるんだろうな。


[415] ミニ定期便590 漢城も一発変換! 2000-11-27 (Mon)

 あはは、とちょっと笑ってしまったのは、「PalmGiraffe」石橋郁夫さんがリリースしたJ-OS用辞書「dic-it 1.3」の最新変更点の解説を読んだからだ。

 「ユーザーの環境毎に選べる人名と地名に強いJ-OS用辞書」Muchyさん談)である同辞書の最新版の最新変更点の解説には、「 「パクる」など、一部のカタカナ動詞に対応」「「飛んじゃう」など一部のくだけた表現に対応」などの便利な最新追加情報とともに、(Palm用辞書らしく)灰谷、漢城、天明、小見山などの名字も一発変換」の一文がある。

 これ、かなりマニアックな内輪ネタというか、ここに並んでいる人名、実はみんなPalm Platform関連企業の関係者なのだ。わからない人にはさっぱりわからないと思うが、なんてマニアックなネタふりをするんだ、石橋さんてば!

 かつて、こ〜んな失敗「ミニ定期便419 小見山さ〜ん!」を参照)をやらかしちまった機長としては、ありがたい改編だ。

 ちなみに、「漢城」と書いて「あやき」と読む。「漢の城」と字面だけ眺めてると諸葛孔明でも落とせそうにない古代中国の鉄壁の城塞を思い浮かべしまうが、とあるPalm関係者の女性の苗字だったりする。



Graffitiに自信がない人は、このサイトの「Graffiti Help+」は要チェックだ!


[414] ミニ定期便589 月刊アスキー12月号を買おう! 2000-11-27 (Mon)

 現在、全国の書店で発売中の雑誌「月刊アスキー」12月号「今月のコラムI」に、な、なんと!機長のコラムが載っている。題して「進化論に逆らう!〜World PC EXPO会場で感じたPalmの熱気〜」(Palmのこと、Jeffのこと、Robのこと、PUXPOのこと、などなど…先日のPC EXPOで機長が感じたことを書いたものだ。ただそれだけの文章とも言えるが…)



 同コラムのページには、毎日新聞編集委員の牧太郎さん、漫画家のすがやみつるさんなどのエラい先生方に混じって、機長の顔まで出てしまっている!う〜ん、アスキーさん、何を血迷ったか。でも、本屋さんで見かけたら是非読んでね。つーか、買おう!(を!「今月のコラムII」の方には、POBoxの増井さんまでいる!)

 今月号の「月刊アスキー」には、携帯電話の未来を詳細に解説した「携帯電話進化論」(う、タイトルが機長のコラムとバッティングしてる?!)とか、いよいよ姿を見せ始めたBluetoothのすべてまとめた「Bluetooth大図鑑」など、見どころも多いぞ!…と、嬉しいので宣伝は多めにしておく。


[413] ミニ定期便588 「高円寺」特別公開! 2000-11-27 (Mon)

 「ミニ定期便462 裕峰先生のこと」で、Palm de COOL!に紹介されたSANAIさん所蔵、林裕峰先生作の「高台寺」のことを覚えているだろうか?



 あのミニ定期便で機長はこう書いた。

「ようし!今度、裕峰先生にお会いする機会があったら、この「高台寺」に負けない作品「高円寺」を描いてもらおう!」

 もちろん、機長なりの思いつきでしかないのだが、それから数日後、京都から一通のメールが届いた。それは、京都在住の日本画家からのものであり、そこには以下のような一文があった。

「最近 病気なのでしょうか? 急に『高円寺』をアートしたくなる今日この頃です。
どうすればアート出来るのでしょうか?」

 当然、こんな一文ぐらいでは、てっきり冗談だろうと思っていたら、すぐさま次のメールが届いた。そこには以下のような文章があった。

「どうしても『高台寺』を上回る『高円寺』が描きたいのです。
機長! 『高円寺』を描きたいで〜〜〜〜〜す。」


 どうやらこのメールは本気らしい。そこで機長は愛機であるCLIEを京都に送り、(裕峰さんによると「本当は、作っている所を見て頂くのが、私のやり方」なところを、無理を言って郵送扱いにさせてもらった!)送り返されてくるのを待った!あの!高円寺をモチーフにした名作CLIE&ケースがこれだ!

■高台寺に負けない名作「高円寺」

 実は、2週間ほど前にこの「高円寺」は機長の手元に届いており、すでに愛機として普段持ち歩いているのだが、このスペシャルページの制作(とくに、苦手な画像の撮影)にずいぶん時間がかかってしまい、こんなにも発表が遅れてしまった。とにかく、こんな名作を独り占めしてはならない!多くの方に観ていただかねば、ということで特別公開することにしたのだ。

 本当に最高のマシンだ!まさに世界に一台しかない一品が今、機長の手の中にある!


[412] ミニ定期便587 ちょっといい話。 2000-11-26 (Sun)

 「パーム航空」時代からの読者なら、機長がこの手の話に弱いことはご存知だと思う。

■PAL066便「どうやら機長はゴリラを救ってしまったらしい?!」

 簡単に説明すると、一代で築き上げた「評価総額数百万ドルの会社」を、ある日外国企業に売り飛ばして、愛妻の夢だった「孤児のようなゴリラを救うためため」にジョージア州モーガントンの山岳地帯を買い取ってゴリラの園(Gorilla Heaven)を作った男の話だ。

 そんな機長の琴線を刺激するニュースがasahi.comに出ていた。

■ロックのボーカルから教壇へ VOW WOWの人見さん

 「VOW WOW」というバンドの名前は、この記事を読むまでほとんど忘れかけていたが、記事を読みながら思い出した。そう、イギリスでも活躍している、と当時は話題だったバンドだ。検索してみたらこんなページも見つかった。

 さて、前述のasahi.comの記事だが、そんな実力派人気バンドのボーカリストだった人見典明(バンド時代は「人見元基」)さんが、千葉県松戸市の県立松戸六実高校で、ごく普通の英語の先生になっているという話だ。先生になった理由は「「苦労しなくても英語は分かる」と教えたくて」だったそうだ。…なんか、いいよなと秋晴れの日曜日(東京)に思った。雨の日じゃなくて良かった。


[411] ミニ定期便586 電磁波の世紀 2000-11-26 (Sun)

■携帯電話の人体への影響、科学者の間で意見分かれる(ロイター)

 機長には医学的な専門的知識どころか、科学的な専門知識もないのでなんとも言えないが、その「本当の答」がどうあれ、意見は割れるだろうな、というのはわかる。

 煙草の人体への有害性に関するアメリカの裁判所の判決を見てもわかるように、もしも「携帯電話の人体への有害性」が証明されれば本当に大変なことになる。しかも、どちらかというと20世紀の後半になってずいぶん下火になりかけている煙草(機長は大好きだが)と違って、携帯電話は21世紀にはさらなる発展を遂げようとしている伸び盛りのメディアだ。もしもそれが人体に有害だとしたら、そりゃあもう、蜂の巣に電気ショックを与えたような大騒ぎになる。補償問題なんて21世紀中には解決しないようなことになるだろう。だからこそ、「本当の答」がどうあれ、ブッシュとゴアの大統領選に関する泥仕合のように、両サイドから意見が飛び交うことは想像に難くない。

 ところで、そんなこんなはともかく、携帯電話は21世紀を迎えて、これからますます便利になっていく。来年ぐらいには「カラー動画」の配信なんてことも普通になっていくようだ。どっかのCMじゃないが、21世紀になってもっとも「人類の夢」が実現するのは、この携帯電話の世界なのかもしれない。でも、そうなったらなったで、人体にどんな影響があるのかどうかは別にして、我々の居住空間に大量の「電磁波」が溢れることは間違いない。果たして電磁波は我々に「便利さ」と「病気」、どちらを与えてくれるのだろう?

 ここ数年、本当にたくさんの種類の携帯電話が世界中で発表され、そして実際に発売されているが、「カラダに優しい携帯電話」とか「脳に親切な携帯電話」とかって方向にはあまり製品は進んでいないように思う。(ごくたまにそういう話も聞くが、本当にマイナーだよね、そういうの)最初にも書いたように、機長は専門家じゃないので携帯電話が人体にどの程度影響を与えているのかはわからないが、もしも、多少なりとも携帯電話が人体に悪影響を与える可能性があるなら、「便利」だけじゃなく「カラダに悪くない」携帯電話なんてものも、たまには作って欲しい。きっと機長は買うし、欲しい人も多いと思う。どうなんだろう?


[410] ミニ定期便585 組長のお引っ越し 2000-11-26 (Sun)

 クロスバーでもおなじみ、組長ことはるやんのサイト「掌極道」が、お引っ越ししたらしい。

旧組長宅新組長宅

 引越の理由は、さらなる極道の追求というよりも、オリジナルドメイン(http://www.shundo.com/palm/)をとったかららしい。メルアドも同時に変わった(ceo@shundo.com)らしいぞ。どうやら、組長はCEOでもあるらしい。



※ところで、組長のお引っ越しから、ふと思いついて「ある超有名な組組織」の名前でドメインをブラウザに打ち込んでみたら…ちゃんと登録されていた。誰が登録したかはよくわかんないけど。怖いからリンクは引かないよ。


[409] ミニ定期便584 キレイゴトの悲劇。 2000-11-25 (Sat)

 日本では、「政治」に関する報道で、「派閥」とか「権力闘争」とか「権謀術数」なんて言葉が、しばしば否定的な意味で使われる。いわく「今回も派閥の論理で」とか、いわく「結局は権力闘争してるだけ」とか。それらはある一面で合っているのも確かだ。

 でも、今回の加藤さんの反乱劇などを観ていると、そんな政治報道のマヌケさを痛感する。加藤さんは「派閥」をまとめきれず、「権力闘争」が下手で、「権謀術数」が使えなかったから、負けた!これは、加藤さんの人格がどうの、という以前の、かなり客観的な事実だと思う。「権謀術数」の権化などと言われることの多い自由党の小沢さんが言っていたように、「自民党主流派が反主流派の切り崩しを始める前の17日」に行動していたら結果は違ったかもしれない。だが、結果は加藤さんが負けた。そして、そのために、たぶん日本中ほとんどの人が望まない人が日本国の最高権力の座に居残り続けることになった。

 日本人は「キレイゴト」が大好きで、ことさら「政治」にはキレイゴトを求める。そりゃ、何も最初っから政治に「キタナイドロドロ」を求める必要もないけど、「キレイゴト」を求めすぎても、結果的に政治の場所が「キタナイドロドロ」になっちゃったら意味がない。

 そんなことを、改めて考えてしまった加藤さんのドタバタ劇だった。


[408] ミニ定期便583 渋谷のこと。 2000-11-25 (Sat)

 「ミニ定期便576 あれ?」で触れた「あれ」「新製品の実体験」も、機長の予想は外れたようだ。

 まず、Tp535&Palmさんに出てた「もうすぐ待ちに待ったあれ」「あれ」は、同サイトによると、「ミニ定期便580 奴らの熱い本が出る!」で紹介したモーリーさん&SANAIさんの共著「Palm秘密工作マニュアル」のことだった。

 そして、パームコンピューティング社渋谷109前のイベント(11/24)についてのリリースに出てた「当日は新製品の実体験ができる」「新製品」については、「うぃんでパ〜」ありんちょさんから下記のような報告を貰った。

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渋谷109前で行われたパームコンピューティングのイベントに行ってきました。んー、大きいサイコロを2つ転がして、当たりが2回出ればくじを引くことができ、くじに当たればm100がもらえるというものでした。そのほかはPalmIIIc、Vx、m100の展示ですね。特に目新しい製品はなく、m100ももらえず、昨日のわたしと今日のわたしでは何の変化もありません。ちぇっ(笑)。
==============================

…だそうだ。残念。ちぇっ(笑)。ところで、実体験できる「新製品」って何だったんだろう???



※あ、そうそう、昨日だと思うが、この「iPAL-NEXT」が25万アクセスを達成した!いつもいつも、本当にありがとう!


[407] ミニ定期便582 拝啓、森さん 2000-11-24 (Fri)

■野中発言は「叱咤激励だそうだ」と森首相語る (asahi.com)

先日、内閣不信任決議を否決されたばかりの首相官邸の森さん(首相?)は、野中幹事長「(不信任決議の否決は)森首相の信任を決定したものではない」と述べたことについてどう思うか?という記者団の質問に対して、以下のように答えたという。

「大いに叱咤激励をして、緊張感をもってしっかり当たってくれというつもりであったというふうに、私がお目にかかったり、電話をかけてこられたりした方々は、おっしゃっていた」

機長は、森さん(首相?)に何か言うべきような立場にないが、これだけはどうしても言わせてもらいたい。「そんな無責任なことを言う方々は、さっさと遠ざけないとあなたのためにならない」もしくは「そんな無責任な方々を身近に置いておくあなたは、さっさと遠ざけないと国民のためにならない」。どっちかを参考にして欲しい。

お願いだからさぁ。


[406] ミニ定期便581 犬が走る! 2000-11-24 (Fri)

 えりえりさんのビギナー〜マニアまで大歓迎サイト「With Palm Tonight...」で、「あなたのPalmれぽ」第1回「CHEEBOW」さんがアップロードされた。PiloWebなどで知られる東日本Palm界の貴公子ことCHEEBOWさんのインタビューが写真入りで読める。(ちなみに、西日本Palm界の貴公子はMuchyさんだと、機長は勝手に思っている。他にも、Palm界のいい男、募集中!…と言っても、機長にその趣味はないぞ!)


[405] ミニ定期便580 奴らの熱い本が出る! 2000-11-24 (Fri)

 「奴ら」なんて、失礼な言葉で書いてしまったが、機長も大好きなPalm de COOL!の名コンビ、モーリーさんSANAIさんたちが本を書いた。その名も!



「Palm秘密工作マニュアル」(ISBN4-87257-233-5)
出版社■イースト・プレス
発売日■2000年12月1日
定 価■(本体1380円+税)

 実は、機長はこの出版前の本を、輪転機が回る直前にこっそりと覗いたことがあるのだが、この本はマジでお奨めだ。何が?って、名前の通りのマニアックな部分(そう!KAIZO関係もいっぱい入ってます!)から、Palm de COOL!本来の「とにかく自分のPalmをオシャレにカッコよく使おう!」というコンセプトがしっかりと守られていて、「こんなの誰が改造するんだよ〜?」って複雑なアイデアから「経費数百円、手間ちょびっと」なんてレベルのアイデアまでが満載なのだ。これはPalmをかって最低でも数ヶ月が経過していて、自分のPalmへの愛着を何かの形にしたいって人には絶対お奨めの本だ!必読書だ!


[404] ミニ定期便579 真花さんのメルマガ 2000-11-23 (Thu)

 名著「PalmBook」の著者でもあるライターの井上真花さんのPalmに関するメルマガが創刊されるそうだ。(情報感謝>井上真花さん

その名も「真花のPalm生活」



 システムはよくわからんがプレゼントが凄そうだ!ちなみに、真花さんによると「内容は、あまり濃いものではなく、あっさりとしたPalm紹介記事が中心になると思います。マニアな方々にはかなり物足りないかと思いますが、これからPalmを使いたいと思っている人にはちょうどいいかもしれません」ということだ。


[403] ミニ定期便578 VISOR、ふたたび。 2000-11-23 (Thu)

 先日、突如中止になった新型Visorの先行予約の日程が決定し、改めて告知されている。

 11月28日、午前10時から!…だそうだ。

 ハンドスプリング社のサイトにも出ている。



※「ATOK Pocket for Palm OS Version 1.0」や「Palmscape 3.1 日本語版」「Palmscape Mail 1.0 日本語版」「ActiveSky Media Player for Palm OS Version 2.01」なんかもバンドルされるらしいぞ。


[402] ミニ定期便577 とうとう! 2000-11-23 (Thu)

 を!とうとうCLIEの「オリジナルキャリングケース」(旧「SONY style先行発売予約特典」)が再び出るらしい。

 しかも、スケルトンだ〜!(色も2色!)



 「Merry CLIE」期間(12/4〜25)中にCLIEを購入した人についてくるらしい。他にもいろいろ特典があるみたいだ。

 でも、てことは、これまでのキャリングケース・グレータイプはそのうち市販かデフォルト添付が始まる?


[401] ミニ定期便576 あれ? 2000-11-23 (Thu)

【追加情報アリ】

Tp535&Palmの11月22日深夜版より。

「もうすぐ待ちに待ったあれが発売になります 詳細は明日の夜中に発表?」



パームコンピューティング社の「ニュース&プロモーション/渋谷109広場で、パーム コンピューティングイベントを開催!」(11月16日)より。

「11月24日、(中略)当日は新製品の実体験ができる(後略)



 ところで、11月24日と言えば、同社から「Palm Vxミレニアムエディション」も日本発売されるけど、色が変わっただけじゃ「新製品の実体験」というのはおかしいしネ。さて、どうなる、11月24日?!

以上。

●追加情報

※う〜ん、Tp535&Palmの「あれ」は「これ」(「ミニ定期便580 奴らの熱い本が出る!」を参照のこと!)だった。ってことは、「渋谷109広場で、パーム コンピューティングイベントを開催!」の「新製品」とはいったい…? やっぱ「Palm Vxミレニアムエディション」なのかな?


[400] ミニ定期便575 A-OSの一部らしい。 2000-11-22 (Wed)

 PAG-Jで進行中と噂されるPAG-J発足記念アホウェア「A-OS」の開発中の一部と思われるスクリーンショットが数枚発表された!(PAG-J「スクープ!」2000.11.22より)

 「一部と思われる」と書いたが、本当に「思われる」だけで、まったく関係なかったらどうしよう?


[399] ミニ定期便574 ついに登場! 2000-11-22 (Wed)

 「ミニ定期便572 クリクラがベンダーに?」でご紹介したばかりの「CLIE用「Macintosh接続用USBドライバ」のβ2「USB Driver for CLIEβ2」が、ついに新ベンダーであるCLIE User Club!から発表された。同時に、すでにダウンロードもできるようになっている。

 最大の変更点は、これまで3つのファイル(「CLIE ShLib」「CLIE USB Driver」「CLIE USB EXtension」)だったものが、2つ(「CLIE SerShim」と「CLIE USB Driver」)になったこと!詳細は添付されている「必ずお読み下さい」を必ずお読み下さい、だ。


[398] ミニ定期便573 それでもIIIcより軽い! 2000-11-22 (Wed)

 さて、本日からShopIBMで予約開始予定WorP@holicによると「遅れるかも…」ということだ。確かにまだ同ショップには30Jと40Jしか置いていない!)の日本IBM社のPHS内蔵「WorkPad 31J」について。

 すでに専用ページも出来ている。確かに、PHSが内蔵されたパームってのは便利だ。なんたって、いつでもどこでも(PHSさえ通じる場所ならボタン一つで)通信ができる!しかも、サイズはPalm IIIと同じ(120×82×18 mm)で、重量は182 g(電池を含む)だ。これはPalm IIIc(193g)よりも11gも軽い!

 このWorkPad31Jの市販により、コンシューマに魅力が伝わりづらくなっていた日本最古参の日本語版パームである「WorkPadシリーズ」にも新しい魅力がひとつ加わった。


[397] ミニ定期便572 クリクラがベンダーに? 2000-11-22 (Wed)

 CLIE用「Macintosh接続用USBドライバ」の開発元TCワークス社からのお知らせによると、同ソフトの開発プロジェクトは同社から、「CLIE User Club!」に移管されることになったそうだ。詳細はこちらのリリースを!

 なお、同リリースによると、「USB Driver for CLIEβ1」の不具合を修正し、試用期限を12月中旬まで延長した「USB Driver for CLIEβ2」が本日CLIE User Club!を通じてリリースされます。このβ2に大きな問題がなければ早ければ11月中には正式版として発売」するそうだ。

 機長がさきほど確認したところ、「CLIE User Club!」での同ソフトのダウンロードは中断されたままだ。


[396] ミニ定期便571 PowerJOG完成 2000-11-22 (Wed)

 Simple-Palmによると、山田達司さんが作ったCLIE用JOGソフトの決定版「PowerJOG」が完成、ついに正式リリースの運びとなったらしい。


[395] ミニ定期便570 謎 2000-11-22 (Wed)

 HotSyncなんかをしてる時に、いつも考えてしまう謎がひとつある。
これって何?

 SavedPreferences
 UnsavedPreferences

「保存された初期設定」「保存されない初期設定」

…何に使ってるんだろう、これってば?


[394] ミニ定期便569 20世紀を忘れよう! 2000-11-22 (Wed)

 全国PalmUG連絡会によると、Palm系ユーザーグループのオフ会は、今月もまだL-Palm(女性・東京:11/24)、KS-PUG(湘南〜鎌倉:11/25)と2つほど残っているが、忘年会シーズンと重なる来月12月には、彩パーム(埼玉:12/2)、PUGO(大阪:12/10)、Sen-Palm(仙台:12/16)、ぱむりん(今回は東京:12/16)などがすでに発表されている。

 先日、仕事のついでにちょびっとお邪魔させてもらったPUGOの来月のオフ会は、いつもの定例会ではなく「第1回忘世紀会(第3回忘年会(^_^;))だそうだ。PAL-NEWSより)だ。


[393] ミニ定期便568 10倍か100倍か? 2000-11-22 (Wed)

 まずは10倍の話。

■NTT、DSLに本格参入 来月から月額4000円台で

 つまり、既存のISDNサービスの「10倍以上のスピードで動画や音声のデータを自由にやりとりできる」DSLサービス(フレッツADSL)が、いよいよ12月から、東京都内と大阪市の一部で開始するらしいというニュース。

 一方!

■NTTの光ファイバー定額サービス、12月開始は困難に

 こちらは、既存のISDNサービスよりも「最大で100倍以上の通信速度で、動画像などの映像伝送に適している」光ファイバー定額サービス(月額1万円程度)の方は、「12月下旬から東京と大阪の一部で」のサービス開始を目指していたが、ちょっと遅れそうだ、というニュースだ。

 ものすごい速度でインターネットはブロードバンドへの歴史を歩始めているらしい。


[392] ミニ定期便567 神話時代の加速 2000-11-22 (Wed)

 「二足歩行タイプのヒト型ロボット」といえば、日本ではホンダがぶっちぎりで開発を進めてきたように思う。商品化は初代「AIBO」に先を越されたものの、いつも最先端にはホンダの名前があった。

 もっとも古い神話の時代(1997年)「P3」の名前を冠した初代ヒト型ロボットが登場して以来、ホンダのロボットっ開発の進化は進み、つい一昨日の11月20日に身長120センチ(重量43kg)のロボット「ASIMO」がデビューした。身長160センチ(重量130kg)という「P3」時代から考えると驚異的な進歩だ。



 そこに、とうとうSONYが参戦した。しかも、その日付は昨日11月21日。ホンダのASIMOに遅れること、わずか1日という絶妙なタイミングで。

■小型二足歩行エンターテインメントロボットを開発
■「パラパラ」も踊れます ソニーもヒト型ロボット開発



 身長50センチ(重量5kg)「SDR-3X」という無機質な名前のついたヒト型ロボットは、ホンダのそれよりも小さく、報道陣の前で「パラパラ」を踊り、サッカーボールを蹴ったという。しかも、高速歩行、音声認識、画像認識などの能力も持っているそうだ。

を、タイミングよく、こんなイベントが開催されるらしい。

 

※どうする、松下好之助平


[391] ミニ定期便566 PHS内蔵ついに! 2000-11-21 (Tue)

 「PHS内蔵WorkPad」リリースの噂は、もうずいぶん昔から流れていた。

 日本でWorkPadが登場した1999年頃から囁かれ始め、各地でデモ機の目撃談が聞かれたものの、なかなか出てこない。どうなっちゃったんだろう?と思っていたら、今年の夏になって思い出したようにリリースされたが、あくまで企業向け販売のみ、という中途半端さに肩透かしを食らわされた。

 そんなPHS内蔵WorkPadが、ついに個人向け販売を開始する。しかも、直販のネットショップでは明日から早速予約を受け付けるという大急ぎな展開!何はともあれ、「PHS内蔵WorkPad」の登場はおめでたい!

 値段もPHS番号未取得モデル(8602-31J)が34,900円、PHS番号取得モデル(8602-31A)が29,900円と、なかなかにリーズナブル!

 さて、何故にこの時期の個人向けの発売なのか?…という点だが、たとえば同系他社製品のリリースが迫っているとか、NTTの審査基準が突然甘くなったとか、…なんて勝手な空想を思い巡らせるのも楽しい。



Palmfanからの情報。