ミニ定期便 Back Number
倉庫073

iPAL1441 祝!
  Date: 2001-08-05 (Sun)

ちょっと遅れたけど…祝!ご結婚ぷぺぱさん




iPAL1442 携帯戦線活発化
  Date: 2001-08-05 (Sun)

 なんだか、世界の携帯電話の動きが急だ。お勉強も兼ねてリンクをいくつか並べてみる。

■携帯電話は「値下げしません」 (CNET)2001.07.31

 まずは、北欧からやってきた世界携帯電話業界のビッグ2とも言うべき、フィンランドのNokia社とスウェーデンEricsson社、両社の幹部が「利益を犠牲にして市場シェアを増やすような価格設定をするつもりはない」と明言したそうだ。どうやら、両社ともに「機能が豊富な高性能電話の売れ行きも期待したほどではない」ことがわかってきて、お互いの価格競争に財政的疲弊を避けようという目的らしい。
 
 

■シンプルを極めた使い捨て携帯電話
(CNET)2001.07.31



 「iPAL1409 2つの極端」でも紹介した米Hop-on Wireless社の使い捨て携帯電話の紹介記事だ。売れるかどうかについてはかなり懐疑的なコメントも書いてあるのだが、中でも注目は(もしもこの製品がヒットしたら)現在の携帯電話利用率は米国で約40%だが、ヨーロッパと同率の70%まで増加する可能性もある」とか「電話メーカーは、ユーザーが高性能のハイエンド機に買い換えるだろうと期待していた。しかしユーザーは今、安い携帯電話機を求めていることが明らかになった」(by 米Jupiter Research社のワイヤレス部門アナリスト・Joe Laszloさんなどのコメントだ。アメリカは40%か〜!そして、携帯電話の場合はハイエンドが売れないのか〜?
 
■ベライゾン、年内に3Gネットワークを展開 (CNET)2001.08.01

 日本のNTTドコモがこの5月から世界に先駆けてFOMAサービスを開始しようとして失敗、試験サービスに切り替えたばかりの「第3世代(3G)ワイヤレスネットワーク」を、米Verizon Wireless社「ニューヨーク市とニュージャージー北部の100マイル四方の地域」で年末までに始動するというニュース。実は、「高速電話ネットワークを米国で最初に提供」しようとしているライバルの米Sprint PCS社「9月までに、ある試験都市で3Gネットワークを構築し、年末までに他の6都市でも試験運用として提供を開始」するそうだ。果して、本当の世界初本格サービスはどこが…?!

 

 なお、Sprint PCS社は、2日後にこんな発表も!
 
 ●米Sprint PCS、Visor用携帯電話モジュールで3G対応の新サービス開始(PC WEB)2001/8/3
 
 Springboardモジュールを使った音声&データサービスの名称は「Digital Link」、9月からのサービス開始を予定している。価格は250ドル程度(予定)。そう!これは、現在49ドルで販売されている「VisorPhone」の競合商品となる。
 
 

■サムスン電子がデジタル機器にメモリースティックを採用 (CNET)2001.08.02

 これまでのニュースに比べると小振りなニュースだが、ご存知のように韓国Samsung社は、米国向けにPalmOS搭載の携帯電話「I300 Palm PoweredTM Phone」(SPH-I300)の発売を目指している。もしかしてここにメモリースティックも?…という想像もしてみたくなる。

 

■クアルコムが松下に携帯電話ソフトをライセンス (CNET)2001.08.02

 次々と出てくる携帯電話業界のビッグネーム、続いては米Qualcomm社だ。かつてはPalmOS搭載携帯電話もリリースしたことがある同社の今回の動きは、「携帯電話で動画を表示したり、カラオケにも使えるようにする」携帯電話用ソフトウェア『CMX』を「松下電器産業にライセンス供与」したというニュースなのだが、これにより「日本の大手携帯電話機メーカー全社にCMXソフトウェアをライセンス供与」したことになるという。ところで、上の方の記事にもあったが、携帯電話のハイエンド機は果して、携帯王国日本ではちゃんと売れるのだろうか?…機長はかなり懐疑的だったりもする。

 
 
■WAP2.0仕様を公開=米WAPフォーラム〔BW〕 (時事通信)2001.08.03

 WAP ForumThe World Wide Web Consortium(W3C)The Internet Engineering Task Force(IETF)といった「諸団体の作業を統合し、モバイル・インターネット・アプリケーション新製品のより速い開発を可能にする」「WAP 2.0」をWAP Forumが正式に公開したというニュース。これを受けて…

■iモードも「WAP2.0」対応! さらに携帯電話サービスは高機能・多様化へ (MYCOM PC WEB)2001.08.03

 なぜか不思議なことに、MYCOM PC WEBで見つけることが出来なかったYahoo!転載のニュース。(もしかして古いニュースなのか?)

 これによると、フィンランドのNokia社、米Motorola社、スウェーデンのEricsson社、日本のNTTドコモ社の世界の携帯電話ビッグ4が、「携帯電話などでインターネット情報を入手するためのプロトコルの最新版「WAP2.0」へのサポートを発表」したというニュースだ。この4社が手を結んだということは、間違いなく世界標準と言っても過言じゃないだろう。

 FOMA試験サービスにおけるiモードサービスにおいて独自仕様を採用していたドコモ社は、自社のiモードが内包された「WAP2.0」への対応を、後退や追随ではなく進化として自己評価している。果して、「WAP2.0」時代のiモードはどんな方向に進むのか?

 なお、「WAP2.0」によって「携帯電話上で音声/カラー画像/テキストを統合したメッセージの送受信が楽しめるようになる。「WAP Push」機能を用いると、指定した情報が更新されると瞬時に通知されるサービスが利用できるため、オンラインショッピングやオークション、ニュースやコミュニティサイトなどで威力を発揮しそうだ。さらに、ユーザーの携帯電話のスクリーンサイズや解像度を自動的に認識し、最も最適なコンテンツが届けられる「User Agent Profile(UAPROF)」や、データ通信中も一般の音声通話や留守番電話が利用できる「Wireless Telephony Appication(WTA)」など、数多くの便利な機能が提供」(元記事が消えそうなので長めの引用、ごめんなさい!)されるそうだが、この記事の冒頭でも書いた、ハイエンド機は売れないという米国市場の現実は、どんな風に覆されるのだろう?かなり興味深い。日本市場では世界とは異色に「より高性能で多機能な次世代携帯電話サービス」が歓迎されるのか?それとも余計なお世話としてメカ好きの玩具で終わるのか?

   
 
■ドコモ、iモードのメニュー画面を6日から大幅改編 (CNET)2001.08.03

 ま、これまでのニュースに比べると、かなりちっちゃなニュース。だけど、使い勝手、という意味では、方式云々よりも、とっても大きなニュースかもしれない。
 
  

iPAL1443 どっちに飛ぶのか、ハンドスプリング?
  Date: 2001-08-05 (Sun)



 このところ、各種ショップなどで突然の価格変更が始まって人々を驚かせていたハンドスプリング社の製品群だが、PDA Japanによると、とうとう同社のサイトでも新価格を発表した。ただし、今のところニュースリリースはなく、製品の値段だけが新価格に改訂されている。
 
■visorハンドヘルド〜限りない可能性(ハンドスプリング)

 確かに、今回の価格改定幅は大きかったし、タイミングも微妙だった。7月11日の価格改定で、44,800円を39,800円に落としたばかりの「Visor Prism」が、24,800円!と15,000円のプライスダウン。同じく29,800円を24,800円に落としたばかりの「Visor Platinum」が14,800円と10,000円のプライスダウン。さらに、24,800円を19,800円に落としたばかりの「Visor Deluxe」に至っては9,800円!と脅威のプライスダウンだ。前回、44,800円を37,800円に落としたばかりの最新機種「Visor Edge」を除く、3機種が4桁規模で値段を落としたことになる。これはかなり異常だ。
 
 だもんだから、いろいろと良からぬ噂や推測も飛び交っているようだ。実際のところ、機長はその真相を知らないが、この値引きの結果についてはそんなに悪いことじゃないと思っている。そりゃ、同系の機種を抱えるパームコンピューティング社は気が気じゃないだろうが、PalmOSデバイスの、とくにハイエンド機種以外が値段を下げることは、むしろ歓迎さえしたい。(「Visor Prism」をどっちと捉えるのかは微妙なところだが、機能追加のために、数万円のSpringboardモジュールを必要とする、という意味では値段が安いことは、そんなに悪いことじゃない)
 
 理由は、これから年末にかけて、PocketPC系のハイエンド機種が次々と7〜10万円のレンジで登場してくるからだ。機長の独断では、値段の高いハイエンド機種は、所詮メカ好きの人の心しか掴まないだろうと思っている。その数は決して侮れない数だとは思うが、かと言って国民の大多数を占めているとは思えない。かなり少数だ。彼らのみを対象としているかぎり、これ以上パイは広がらないのでは?と思う。それよりも、ごくごく普通の生活をしていて、ごくごく普通のお小遣いしか持っていない人々が、一度買ってみる、一度使ってみる可能性を増やした方が、よっぽどハンドヘルドデバイスの未来は広がるはずだと思う。
 
 「iPAL1442 携帯戦線活発化」で紹介した、米国市場ではハイエンド携帯電話があまり売れない話じゃないが、実際周囲を見回してみても、ハイエンドだから携帯電話を買い変える、という日本人は、世界標準から見るときっと多いんだろうが、冷静に周囲を見回すと意外に少ない。便利だから、とか、オシャレだからという理由で買い替える人間はいるが、値段が高くなるととたんに臆病になる。そういう意味で、今回のハンドスプリング社の思い切った価格改定については評価したい。評価したいのだが、本当にこんな値段でハンドスプリング社の収益は本当に大丈夫なのか?という点については、とっても心配してしまう。
 
 ところで、普段は他社のハンドヘルドデバイスとしか値段を比べない機長だが、たまには原点に戻って、こーゆー商品の値段と比べてみるのも一興だ。そう考えると悪くないし、しかもPalmOSデバイスならこーゆー商品よりも、もっともっといろいろなことが出来る!これはお得だ!
 
 

iPAL1444 BBSヘッドライン01/08/05
  Date: 2001-08-05 (Sun)



■Visor値下げ 投稿者:はじめ  投稿日: 8月 4日(土)02時13分15秒

 …「iPAL1443 どっちに飛ぶのか、ハンドスプリング?」でも触れたVisorの値下げについて、はじめさんにもコメントしてもらってます。ところで、はじめさんのSoramimi Forestでは、さっそくPEG-N600Cに関するリポートが始まっていて、それによると、現状ではPEG-N600Cは「JackFlash v2.2」には対応してないらしい。他にも有意義な情報が一杯。

■ラベクリ(CLIE PEG-N600C)とキーボード 投稿者:参謀  投稿日: 8月 4日(土)14時12分27秒

 …「対応」ということでは、ターガス社の通称パタパタキーボードのドライバも暫定対応らしい。詳しくは参謀さんの書き込みを!

■値下げ競争の被害者? 投稿者:Attun  投稿日: 8月 5日(日)07時34分48秒

 …まあ、改革には必ず痛みが必要ですから。(←間違ってるぞ、この表現!)第一、今度の価格改定って、「改革」つーより「価格破壊」だよね。しかも、かなり過激な。ま、PEG-N600Cと勝負に出るには、これぐらいの痛みも必要かも。(←だから、表現が間違ってるって!)
 
【注意】上のiPAL-BBSのリンクを開いたのに該当記事が見つからない!…という場合は、下の方にある「次のページ」ボタンをクリックだ!

iPAL1445 N600とN700ことが知りたい?
  Date: 2001-08-05 (Sun)

 昨日発売されたばかりの「PEG-N600C」について機長が書いたリポート「N600の話」全4話を、下記ページにまとめた。

■N600の話【総集編】(iPAL-NEXT/LONG COLUMNS)



 ところで、PEG-N600Cの先輩にあたる「PEG-N700C」については、下記ページのガイドが、とっても詳しい!

■「しろクリ・ファースト・プレイガイド HTML版」(略称「しろクリコトハジメ」)



 これは「Trasure-Way」を運営するkobyさんの労作で、とにかく市販のガイドブック書籍を越えるほどの膨大で熱い情報が溢れており、こんなものをタダで読ませてもらっちゃってもいいの?という素晴らしい作品だ。

 

iPAL1446 ぱわーわん。
  Date: 2001-08-06 (Mon)

iPAL-NEXTのLONG COLUMNS「N600の話【総集編】〜(4)いきなりのまとめ」に載せた下記のスクリーンショット。



 これの正体がわかった!
 
■色々新しい情報が・・・(たきのVisor・Clie日記)2001/08/05 (日)

 どうやら「PowerOneという関数電卓」というらしい。たきさんの話はアメリカ発売のN610の話なので、N600とはまた別の視点からのリポートになっている。

 ← いつの間にかサイト名が変わっていることに気づいた。以前は「たきさん」が男性じゃなかったことに気づいて驚かされたことも!
 
※ところで、iPAL-NEXTが97万アクセスを達成。あともうちょっと…。いつも感謝!

iPAL1447 夏のいろいろ。
  Date: 2001-08-06 (Mon)

 いくつかBookmark替わりの短信。

■次のVisorは?(AD-Visor)2001.08.05 21:15

 Visor各機種の値下げに絡んで、いくつかのショッキングな噂が並んだ同サイトに、ようやくホッとするような新しい噂が出ていた。「VisorPro」という新製品の噂。Deluxe筐体に16MB化したPlatinum、Prismと同じ充電方式を詰め込んだ製品だとか?そのための値下げなら、かなり合点がいく。それにしても同サイトの黒バックの記事群は迫力がある。ま、あくまで噂の話だからネ。
 
■MacのiTunesで作成したMP3データをCLIEのAudioPlayer2でアーティスト名、曲名を正しく表示させる方法(CLIE User Club!)2001.8.5(日)

 PEG-N700CでMacintoshな母艦を持つユーザー限定の情報だが、とても役立つ!
 
■PalmComputing Platformの日本市場への導入事例(Palmfan)Aug,6.2001

 PalmOS日本語版の開発を行ったBawne Global Solutions社ケーススタディリポートが紹介されている。うむうむ!
 
■Xiino Xip 10β1日本語版リリース開始(PDA Japan)2001/08/04

 どうやらZipフォーマットで圧縮されたファイルをPalmOS搭載機で解凍出来るらしい。これは面白い。
 
   

iPAL1448 仕事以外で楽しいのは?
  Date: 2001-08-06 (Mon)

■PalmデバイスにはPocketPCに負けない利点がある - モバイルビジネスソリューションセミナー(ZDNet/PalmOS)

 上記記事に「現場の営業マンはPocketPCの導入を望んでいることが多いが,上層部は多くの機能を備えたPocketPCを営業マンが仕事以外のことに利用するのではないかと危惧する場合もあり,その意味でPalmデバイスは好意的に受け入れられることが多い」という、大塚商会マーケティング部の係長、矢田伸一さんのコメントが出てる。

 うん、「現場の営業マンはPocketPCの導入を望んでいることが多い」かどうかは知らないし、確かにPocketPCには機能が多いが、仕事以外のことで利用する、たとえばゲームの数だったらPalmOSの方が断然多いような気も…。

 ま、それはともかく、多機能を欲しがるコンシューマーの声と、ビジネスユースでは肝心のシンプルな機能性、この二つを同時に追求するというのは、そうそう簡単なことではないが、是非とも完遂して欲しいぞ!>PalmOS


iPAL1449 ランドセル?
  Date: 2001-08-07 (Tue)

 「iPAL1398 子泣きジジイ?」で紹介した、ハギワラシスコム社「PEG-N600C/700C専用CF型データ通信カードアダプタ」が同社から正式に発表された。
 
■クリエとデータ通信カードを接続『Communication Card Adapter』の発売について(ハギワラシスコム)

■ハギワラシスコム,PEG-N600C/700C専用CF型データ通信カードアダプタを発表(Mobile NEWS)



 前回「子泣きジジイ」なんて書いちゃったせいか、発表された画像は見事に角度が厚みを誤魔化してるような…。でも、CLIE初のCFアダプタには期待!かなり欲しい!でも、その前に、厚みがどれぐらいなのか、ちょっと知りたいような…。

 

iPAL1450 戦略的価格破壊
  Date: 2001-08-07 (Tue)

●追加情報アリ

■価格破壊は止まらない!? Visorシリーズの大幅値下げについてハンドスプリングに聞く(ZDNet/PalmOS)

 正式な発表が遅れたためにいろいろ物議を醸したハンドスプリング社の思い切った値段改訂について、とうとう同社(ハンドスプリング広報,藤島眞知子さん)からのコメントが発表された。

 それによると、今回の値段改訂はかなり戦略的な意味が深いらしい。機長も「iPAL1443 どっちに飛ぶのか、ハンドスプリング?」で書いたように、モデル機がシステム手帳と競合する値段設定をするというのは、かなり意味のあることだと思う。とくに、今のところハイエンド路線とは違う方向を向いているように思われる同社の製品が、PocketPCよりも「紙」をライバル視するというのは理にかなった戦略と言えるかもしれない。

 なお、もうひとつの噂である新機種については「ノーコメント」ということだ。う〜ん、どうなんだろう?ちなみに、一部では在庫限りと噂されたりもしたが、「今回値下げが行われた機種に関しても,在庫限りの値下げではなく,この価格で販売を続けていく」ということだ。

 ところで、今回の思い切った価格改訂の成果は?というと…

■9,800円のVisor Delux,在庫一掃の売れ行き(ZDNet/PalmOS)

 どうやら、まずは大成功ということらしい。機能で勝負するか、値段で勝負するか?…今回のハンドスプリング社の思い切ったチャレンジにより、ハンドヘルドの世界にも新しい地平が広がるかもしれない。まるで、外食産業におけるマクドナルドや吉野家のように!

 

【追加情報】

 さらに続報が続いた。

■今回の大幅値下げは日本市場のみ - 日本市場に対し柔軟な対応を図るハンドスプリング(ZDNet/PalmOS)

 このニュースの要旨はタイトルの通りだ。実際、BCN調べのモバイル部門ランキングで、8月3日までベスト20以内にハンドスプリング社の製品は「Visor Edge メタリックシルバー」(14位)のみが一台だけ滑り込んでいたのだが、8月6日にはベスト20位以内にカラーバリエーションも含めて9台滑り込んでおり、1位と2位を占めた新製品「PEG-N600C」以下の3位から5位までを「Visor Deluxeグラファイト」「Visor Platinum」「Visor Deluxeアイス」の値下げ3機種が独占している。さらに8月7日にはベスト20位中に8台が滑り込んで、(おそらくは値下げのために)1位に復活した「WorkPad c3」に続いて、「Visor Deluxeアイス」「Visor Deluxeグラファイト」が2〜3位を占めて、PEG-N600Cの2カラー(4位と7位)を挟んで、5〜6位に「Visor Deluxeブルー」「Visor Platinum」、8位に「Visor Prism バリューセット(C@rdH"64petit同梱)」が滑り込んでいる。値下げしたVisor機種はすべて売れまくっており、逆に値下げ前までベスト20位以内にいたものの、今回値下げが見送られた「Visor Edge」シリーズはベスト20位から完全に姿を消している。(おそらくは値下げにより)復活第一位を獲得した「WorkPad c3」もが証明しているように、日本ではどうやら、値段が下がると売れるという現実は、かなりリアリティのあることらしい。

 

iPAL1451 Handspringの夢。
  Date: 2001-08-07 (Tue)

 ついさっき、日本のハンドスプリング社についての生の声を書いたばかりだが、今度はアメリカ本社の声が聞こえてきた。

■Handheld and Hopeful〜Money-losing Handspring sees potential in expanding market for wireless devices(San Francisco Chronicle)

   ← DonnaとRob

「ハンドヘルドと希望〜資産を減らしたHandspring社は、拡大するワイヤレスデバイス市場のポテンシャルに注目している」と題されたSan Francisco Chronicleの記事だ。

 この記事には、同社のカリスマであるJeff Hawkinsを除く「Palm's all-star team」(初期Palmを作ったオールスターチームの意味か?)のメンバーたちが登場して、Handspring社の現状を地元紙ゆえの気安さなのか、かなり開けっ広げに語っている。
 
 最初に登場するのは、日本でも馴染みの深い、同社のソフトウェアとインターフェースのディレクターであるRob Haitaniだ。彼はまず「今、Palmを作っていたあの頃と同じ気分なんだ」と語っている。彼が「Palmを作っていた初期の頃と同じ気分」と語ったのは、彼らが今まさに新たに挑戦しようとしているワイヤレスデバイスについての情熱だ。かつて失敗だらけのハンドヘルド市場にPalmPilot(当時はPILOTという商品名)を製作し、それを引っさげて飛び込んだ時の情熱で、彼らは数百万人の人間がインターネットにアクセスするための新しい方法を開発しているというのだ。
 
 現在、Handspring社はハンドヘルドデバイスの世界で、Palm社に継ぐ業界第2位のシェアを占めているが、その過程における価格戦争や供給過多と主力商品の伸び悩みのために、第4四半期の損失は6700万ドルに登り、全社員のうちの9%のレイオフという現状を迎えている。そして、同社の新COOであるEd Colliganは、もっとハッキリと、そのサイズのためにカラー液晶と拡張スロットを犠牲にした「VisorEdge」の開発を失敗だったと認めた。さらに、時代はすでに動いていた。Microsoft社の製品がパワフルなデバイスをリリースし、SONYがエンターテインメントなマシンで注目され、携帯電話会社が複合マシンを次々とリリースしてきた。そんな中、そのサイズがデカすぎて値段が高すぎた製品である「VisorPhone」は各種企業の期待に添えなかったため、最初の定価である299ドルから、最近99ドルに値段を落とした。

 こうした失敗について、同社CEOであるDonna Dubinskyはいともあっさりと認めている。(VisorPhoneに)競争力がなかったことを隠すつもりはありません」そして、これに呼応するように業界ウォッチャーたちは言う。「Handspring社の用心深いリーダーシップはまだ健在だ」と。さらに、記事は数百万単位のPDA市場を自ら作った由緒ある血統が今、Handspring社を悲劇から救って、業界のリーダーに浮かび上がろうとしていると書いている。そして最後に、Donna Dubinskyはこう締めくくっている。
 
「我々は、新しいコミュニケイターデバイスの分野で、現在の沈滞ムードから立ち上がるつもりよ!」

 …さて、以下は機長の感想だ。
 
 この、全世界を巻き込んだ不景気の中、かなり新しいジャンルであるハンドヘルドデバイスの世界でも、とても厳しい状況が続いている。だが、彼らならやってくれそうな気がする。そう、かつてハンドヘルド不毛の地での失敗から、素晴らしい成功(PalmPilot)を導き出したように。
 

iPAL1452 Compaq躍進も、Palmの逆襲が始まる!
  Date: 2001-08-07 (Tue)

●追加情報アリ ●追加情報2アリ

 しばらくPocketPC寄りの数字や、PalmOS寄りの数字など、それぞれの陣営にとって有利なデータが各種、作為的にタイミングを変更しながら流されてきた感じのあるハンドヘルド市場だが、またまた新しい数字が発表された。
 
■Handheld June quarter sales lower(CBS MarketWatch)

 この記事によると、ハンドヘルド業界のトップランナーであるPalm社は、前四半期から今期の第2四半期にかけて、なんとシェアを21%も落としたというのだ!
 
 元データは、Gartnerグループのリサーチ会社であるDataquest社が発表したもの。これによると、まずはハンドヘルド市場そのものの出荷合計が第1四半期の3,600万台から第2四半期には2,800万台へと、およそ800万台も販売台数を落としたという。
 
 そんな中、業界最大シェアを誇るPalm社が前期の50%から今期は32%へと21%もシェアを落とし、逆に、iPAQが絶好調のCompaq社は前期の8%から今期は16%とシェアを倍増させた。一方、業界第二位の座を長らく保ってきたHandspring社が前期の16%から今期は11%とシェアを5%も落とし、結果、Compaq社にシェア第2位の座を奪われた。以下、Hewlett-Packard社は4%から7%へとシェアを伸ばし、BlackBerryでおなじみのRIM社は4.6%から4.1%とわずかにシェアを落としている。
 
 ただし、アメリカ国内に限ると、Palm社は依然40%のシェアを、Handspring社は17%を維持、Compaq社は16%のため、ここでは依然3位のままだ。
 
 とうとう、Palm社とHandspring社にとって最悪だった時期、Compaq社にとっては最良の時期の第2四半期のデータが出てきた恰好だ。アメリカ国内に限ってはまずまずのPalmOSデバイス陣営だが、全世界トータルではかなり数字を落としている。
 
 ところで、忘れてならないのは、このデータがあくまで出荷数を元にしたデータであること。実際に売れたかどうかの数字ではない。「iPAL1346 5月期のシェアでPalm社、思いっきり復活!」でも紹介したように、小売店での販売実数ではまだまだ頑張っているPalmOSデバイスだが、「greater growth in the corporate sales market(企業セールスでの飛躍的な販売台数)が含まれているらしい出荷台数では、かなりCompaq社に追い上げられている。がんばれ!>PalmOS陣営!
 


【追加情報】

 上記と同じ元データであるDataquest社の他、Context Institute社NPD Intelect社のデータに基づくZDNetの記事が出た。
 
■Pocket PC,好調な伸び――だがPalmの首位はまだ安泰(1)(ZDNet/PalmOS)
■Pocket PC,好調な伸び――だがPalmの首位はまだ安泰(2)(ZDNet/PalmOS)

 ここでは、上の記事では触れられなかったいくつかのデータが紹介されている。
 
●去年に比べれば伸びているハンドヘルド製品の売上!
「米国の小売り市場におけるハンドヘルド製品の売上は,第1四半期から第2四半期にかけて7%下落した。だが前年同期比では50%の伸びだという。またContextの調べでは,欧州市場における今年上半期のハンドへルド製品の売上は,前年比65%の増加を見せている」

●米国市場でHPが激増、RIMも微増!
「米国市場でのHandspringのシェアは21.7%から17.3%に下落,Compaqのシェアは7.4%から16%へと拡大している。HPも躍進を遂げて3%から8.4%にシェアを伸ばした。RIMのシェアも7.6%から8.2%に拡大した」

●欧州市場でのCompaq社の驚異的な伸び!
「Contextの調べでは,欧州市場においてはPalmの第2四半期の出荷台数は前年比37%減。かたやCompaqは917%の伸びを示したという」
「Contextによると欧州市場での今年上半期の累計では,Palmの出荷台数は前年比で38%の増加を見せており,欧州PDA市場全体の中で,Palmは49.4%のシェアを占めた。Compaqがシェア21%でこれに続き,さらに11%のPsionがその後に付けている。4位はHandspringでシェア6%。第5位はシェア5%のHPだ」

 さらに、同記事では、記事タイトルにもなっている「だがPalmの首位はまだ安泰」の論拠をいくつか並べている。
 
●データ的に「出荷」の数字である限り、Palmにとってはもっともつらい時期だった!
「Palmは在庫の問題を抱えていたため,第2四半期にはさほど製品を出荷しなかった。われわれは“セルスルー”に目を向ける必要がある。この点では全体的に,前年対比で引き続きかなりの伸びが見られた」(NPDのアナリスト、Stephan Bakerさんのコメント)
「Palmが“過渡期の問題”と呼ぶ問題が(第2四半期の)出荷台数に影響を及ぼしたことは明らかだ。Palmは新たな製品の出荷のために,旧来モデルの在庫を処分するのに必死だったのだから」(Contextのアナリスト、Jeremy Daviesさんのコメント)

●第2四半期の終わりに登場したm505が絶好調だ!
「「Palmがm505をリリースしたのは第2四半期も終わりにさしかかってからだが,それでもこの製品は(第2四半期のこの分野の売れ筋商品の)4位につけた」とBaker氏。実際,第2四半期に最もよく売れたハンドヘルド製品トップ10のリストで,Palmは7つのポジションを確保している」

●Palm社のビジネス戦略が始まった!
「Palmはまた,勢いを盛り返そうと大がかりなビジネス戦略の転換を図っている。7月後半,同社はPalm OS専門の子会社の設置を発表した」

 …と、かなりPalm社に好意的な分析結果が並ぶ。しかし、Compaq社はまったく侮れない存在であることを最後に強調している。
 
 そんなPalm社のビジネス戦略を象徴するニュースがCNETにも出ている。
 
■『Palm』でプレゼンテーションに備える(CNET)

 これによると、米DataViz社の製品パッケージ「Documents To Go Professional Edition 4.0」には、「Word」や「Excel」はもちろん「PowerPoint」で作成したファイルも見られる「Slideshow To Go」というアプリケーションが入っており、「Palm機器の小さな画面でプレゼンテーションの流れや発表用の原稿を確認し、スライドを見ることができる」そうだ。Palm社では、この「Documents To Go Professional Edition 4.0」を同社の主力商品であるm500シリーズにバンドルさせる計画だそうだ。

 Palm社がついにビジネス戦線に本格的な参入を目指す!
 


 

【追加情報】2

■米Gartner,2001年第2四半期のハンドヘルドの出荷台数が第1四半期を下回ったと発表(ZDNet/PalmOS)

 今回、Gartner Dataquest社が発表したハンドヘルドデバイスに関するデータをちゃんと表にしている。わかりやすいのでBookmarkがわりにリンクしておく。


iPAL1453 動画×動画
  Date: 2001-08-07 (Tue)

■ドコモはテレビの幻想を追い求めるのはやめるべきだ(ZDNet/Mobile CHANNEL)

 機長はこれまでもたびたびドコモの動画配信の意図がわからないし、同社が方向性をそっちに絞ってくれてるかぎり、ケータイvsハンドヘルドという手のひらやポケット内での似たもの闘争で当面ハンドヘルドデバイスの未来は明るい、というようなことを書いてきたつもりだが、上記の記事にはとても親近感を覚えた。
 
 ただ、同記事で扱っている「“非公式動画サイト”市場」というのなら、マーケットとして成立するかどうかはともかく、「アリ」かもね、と思う。ただ、あの画面サイズのままでは映して意味のあるものは結構限られるかもしれないが…。
 
 ところで、動画がらみの情報として、いつも鋭い視点で自由にモバイルワールドを斬っているWorkPadでござる!の「とある指摘」について触れておきたい。
 
■第245話<Palmの前に買うべきもの その11>(Palmどたばた物語)H13.8.7

 上記コラムの中に下記のような記述がある。
 
「CLIE'2.5号機は「AV機能」を削除したモデルだと認識していたから、このページでこのCLIE'の特集コーナーで「テレビ録画(動画)」について説明していることに違和感を感じた」

 ここで筆者のilovemacさんが書くところの「CLIE'2.5号機」とは「PEG-N600C」のことであり、「このページ」とは「SONYのPEG-N600CのHP」のことだ。詳しくは上記リンクを辿ってもらうとして、音声機能のないPEG-N600Cの解説に「「クリエ」で広がる、手のひらテレビ生活」というタイトルのページがあり、そこには「録画番組を「メモリースティック」で持ち出し、外出先で再生」とか書いてある。そのくせ、小さなフォントで「※音声再生は行えません。映像のみ」と書いてあるのはどうよ?…というのが筆者の主張だ。
 
 まったく同感だ。そりゃあ、同ページの記述に間違いはないよ。テレビ録画は出来るんだから。でも、音声無しでテレビの録画を見たい人が地球上にどれぐらいいるんだろう?まったくいないとは思わない。でも、でも、これはあまりにもあくどいだろう!「女の子はよりどりみどりです!」と大声で店に呼び込まれて、店内に小さな貼紙があって「※でも、ひとことも会話したり、いっさい触っちゃいけませんよ!」と書いてあるようなものだ。
 
 実を言うと、正確には、同PEG-N600Cのページには、ちゃんと音声機能が使えないことを意味する言葉が書いてある。
 
「野球やサッカーなどを見たり、気になる著名人やシーンを仲間に見せたりと、音声にとらわれないテレビの楽しみが広がります」

 これもかなりおかしな表現だ。確かにこの巧妙な文章の中の「野球やサッカー」は音声なんかなくても最低限の試合内容がわかるからまあよしとしよう、「気になる著名人やシーンを仲間に見せたり」はただの見せびらかしだから音声なんかなくても周囲は驚くだろう、ぐらいの意味と解釈してまあよしとしよう。が、ハッキリ言おう。「音声にとらわれないテレビの楽しみ」を広げたい人ってどんな人?機長にはさっぱり浮かばない。

 とくにハンドヘルドデバイスはまだまだこれからのメディアだ。一番の味方は「使ってみたら便利だった!」だし、一番の敵は「買ったけど失望した!」な訳だ。そんな時、「テレビ録画が出来るのか?それじゃあ!」とこの製品を買ってしまった人の失望感を、同社はどんな風に解消してあげるつもりなのだろう?「今は出来ませんがまもなく対応します」というSONYお得意の「とにかくリリースは急ぐぜ戦略」の一貫だというなら話はまだわかる。でも、PEG-N600Cに音声機能がつく可能性が永遠にないのだとしたら、こういう宣伝方法はとても良くないことだと思う。とくに、特殊なVAIOと一緒じゃないと使えない機能なだけに、万一ユーザーが勘違いすると、取り返しのつかない失望感もしくは怒りとなる。インターネット時代、この怒りがネットに流れたら、これを取り消すのにどれほどの出費が必要になるか?未来は売ってもいいけど、決して来ない未来は売って欲しくない。即刻このページを削除するか、あるいは、「※音声再生は行えません。映像のみ」という文字を48ポイントぐらいの大きなフォントで表示するようにして欲しいと思うがどうだろう?
 
 あまりにあまりな話だったので、動画ついでに書いてみたが、気づいたら、本題よりも長くなってしまった。
 
※それどころか、ilovemacさんの原文よりも長くなってしまったかもしれない。申し訳ない!

 ↑だから、大きく書けってば!
 
 

iPAL1454 珍しくゲームレビューを書いてみる。
  Date: 2001-08-08 (Wed)

 とある、PalmOSデバイス用のゲームを紹介する。

■PCCM Hi and Low(大阪Palm III)

 ゲームの完成度はお世辞にも素晴らしいとは言えない。でも、しっかりと完結している。バランスも悪くない。複雑なゲームを期待すると裏切られるが、ある種の「エスパーゲーム」だと思うと、なんだかものすごく意地になるくらいハマってしまう。そんな不思議なゲームだ。ちなみに機長の現在の最高得点は11点。
 
 

 このゲームを作った作者は誰あろう?日本最大のゲーム系Palmwareレビューページ「大阪Palm III〜遊ぶゾウ!」の管理人・NAS芹沢さんだ。機長が知るかぎり、おそくらこれが彼の作った生まれて初めてのPalmwareのはずだ。彼のサイト大阪Palm IIIの開設三周年記念作品だそうだ。
 
 だから意外と最初は、彼の作った生まれて初めてのPalmwareをナメていた。実際にアイコンをタップしても、彼が普段紹介しているような賑やかなエンターテインメントな画面は登場しない。とってもとっても地味なソフトだ。ところが困ったことに、機長はハマってしまった。

 このNAS芹沢さんが作ったゲームにハマった瞬間、機長は心の中で叫んでいた。「よっし、Aだ!」とか「3かぁ〜、行ける行ける!」…などなど。あるいは「次の結果で明日の運勢が決まる!」とか「あと2回はチャンスが続くだろう!うん、きっと続く!続くはずだ!えいっ!」…などなど。

 ゲーム自体は、本当に地味で真面目でつつましやかだ。でも、そのシンプルさゆえに、プレーする自分の中に物語が生まれる瞬間がある。この快感は複雑なゲームばかりやっていたのでは味わえない、なんとも言えない快感だ。やっぱりバランスがいいのかな〜とも思う。でも、処女作でそこまで煮詰められるものなのだろうか?(無理じゃないかな、とも思う)

 珍しく、ゲームレビューを書いてみた。

 祝!>大阪Palm III開設三周年


iPAL1455 SAYONARA, KAIZO
  Date: 2001-08-08 (Wed)

 そうか、始まりは1999年4月だったのか?日本のPalm系サイトではもっとも海外で注目されたもののひとつであると言っても良かったサイト「Palm de COOL!」が、その偉大なる2年余の歴史の幕を閉じた。これまでに、サイト主宰者モーリーさんSANAIさん、そして彼らに共鳴した、本当にたくさんの人たちが見せてくれた数々の夢、「KAIZO」(改造)の名を海外にまで広めたその素晴らしい夢の数々はかの地に永久保存となった。



↑ 電車の中でもTapStepMusicというゲームをやりたいという理由で、Palm IIIにイヤホンをつけてしまった!(1999.11.17)



↑ 幕2Kのイベントでは、Palm IIIを使ってBGMを演奏!(2000.02.20)





↑ ある意味、一時代を築いた「Knight Rider」(2000.02.27)



↑ 本当に便利だった「NOKIA Patchin'」!(2000.05.25)



↑ 豪華作家陣による超大型プロジェクトだった「彩雲昇龍」!(2000.12.04)

 …他にも、同サイトには本当にたくさんのKAIZOの夢が詰まっている。

ありがとう!>Palm de COOL!

 彼らが残した夢の数々はこの本でも見ることが出来る。そして追体験することも出来る。





さようなら!


iPAL1456 おっと、いつの間に?!
  Date: 2001-08-09 (Thu)

 何が驚いたと言って、いつの間にかPALMLINKPALMLINK BBSが出来ていた!2周年記念事業の一貫らしい。

 ところで、ココを見ると、値下げしたVisorが連日売れまくっているようだ。1−2−3独占だ!何はともあれ、価格破壊には意味があったらしい。

※さて、iPAL-NEXTが98万アクセス!本当に本当にありがとう!あと2万アクセスだ!

iPAL1457 手のひらに音楽を!〜Palm, Inc.篇
  Date: 2001-08-10 (Fri)

 WorP@holicで見つけた下記のニュース。

■Liquid AudioがPalmにライセンス供与,Palm機で音楽のダウンロードを可能に(IT PRo)

 CLIEやVsiorだけでなく、Palm純正ブランドでもLiquid Audio社と組んで、本格的な音楽再生が可能に!というお話。でも、ひとこと。「CDと同程度の音質を持つ音楽ファイルのストリーミング再生やダウンロード,購入が可能」って、重くない?すんげえ重そうだし、課金もハンパじゃないような気がするんだけど、どうなんだろう?重くなけりゃ、これほど素晴らしいことはないんだけど…。

 Liquid Audio社と言えば、ちょっと前にこんなニュースが飛びだして、驚いたけど、まさかPalmと組んでくるとは?!もちろん、今回Palm社と組んだのは米国の総本家の方!

iPAL1458 BBSヘッドライン01/08/10
  Date: 2001-08-10 (Fri)



■ありがとうございました 投稿者:大西@京友禅Palm  投稿日: 8月 6日(月)02時48分43秒

 …そうそう、チャットルームを開設したくりすたるるーむがまもなく10万アクセスだ!

■PowerOne 投稿者:角健太郎  投稿日: 8月 6日(月)12時17分33秒

 …「iPAL1446 ぱわーわん。」で紹介した「PowerOneという関数電卓」についての、「まるごとPalm」角さんによるフォロー記事。どうやらこのソフト、デビューはPalmOS 4.0からで、てことはN600なんかよりも先にm505に搭載されていたらしい。同マシンの発表会では「「今回は、なんとカラー用にチューニングしたソフトをつけました! (バーン!)」といって発表」していたらしい。

■PowerOne電卓 投稿者:よねさん  投稿日: 8月 6日(月)18時53分10秒

 …上記と同じく「PowerOne」はm505に搭載されているよ、という報告とともに、EPSON社のリストモバイルの紹介。機長の場合は、このサイズの液晶だとどうしても、携帯電話と比較してしまう。どっちが便利か?って。液晶サイズと操作性のバランスはとっても難しい。

■宣伝 投稿者:IWA  投稿日: 8月10日(金)02時18分42秒

 …ふふふPalmでは、とうとうJFileのJ.J.Lehtoさん(元F1レーサー、じゃないよ)までもが、JFile互助会に入会してしまったほど異常な盛り上がりを見せる「JFileデータ」の世界。そんなJFileデータ界の新しい潮流が紹介されている。

■リキッドオーディーオのこと 投稿者:えりえり  投稿日: 8月10日(金)18時01分44秒

 …「iPAL1457 手のひらに音楽を!〜Palm, Inc.篇」で紹介したLiquid Audio社の音楽フォーマットが、すでにm100用MP3プレイヤー「porteson MP3 Player for Palm m100」で使われている、というWith Palm Tonight...えりえりさんからの情報。



【注意】上のiPAL-BBSのリンクを開いたのに該当記事が見つからない!…という場合は、下の方にある「次のページ」ボタンをクリックだ!

iPAL1459 真夏のひなまつり
  Date: 2001-08-12 (Sun)

 噂ではMLの登録者数が3桁近いという、女性だけのPalm系ユーザーグループL-Palmが、創立2周年記念オフとして「第11回L-Palmオフラインミーティング」を、8月25日(土)に開催するらしい。女性らしく、アクセサリーやメイク、料理にこだわる同UGの今回のテーマはなんでもドイツ料理らしい。申込〆切は8月15日24時まで。詳しくは下記リンクを参照。

 ●第11回L-Palmオフラインミーティング(2周年記念オフ)のお知らせ(iPAL-BBS)



 ※iPAL-NEXTがついに99万アクセスを記録!ををを!あと1万で100万アクセスだ!本当にいつも見に来てくれてる読者の皆さん、感謝、感謝、感謝!

iPAL1460 パーム総研#014
  Date: 2001-08-12 (Sun)

 現在、全国の書店で発売中の「MacPeople」9.1号には、おなじみ機長の連載コラム「Palm総研」が載っている。第14回目のテーマは「パーム社の復権」だ!…最近、暗いニュースと明るいニュースが交互に飛びだしてくるような同社の近況をまとめてみた!果して、パーム社はどっちに行くのか?!

 

 同じくPalm絡みの「PalmStreet」(by 野田まゆさん)のテーマは「置き換えソフトで予定管理の達人に」と題して、機長もイチオシの標準予定表の置き換えソフト「Datebk4」を詳細解説!意外と面倒くさがられる「Preferences」画面までどういう風に設定すればいいのか懇切丁寧に説明してくれている!Macユーザーのみならず、全PalmOSデバイスユーザーに便利な特集だ!必読!
 
 

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